な話

大豆

黒大豆脂質には不飽和脂肪酸が多く、主成分のリノール酸やリノレン酸が血中のコレステロール濃度を低下させ、サポニン、ビタミンEにも抗酸化作用があり、共に血管の掃除役を果たしています。
レシチンとコリンは体内での脂肪の燃焼を促し肝臓への脂肪の蓄積を抑制する働きがあります。多く含まれるビタミンB複合体はデンプンや脂肪の燃焼を助けます。
100g中33〜35gのタンパク質が含まれています(生卵12.3g、牛肉18〜21g)他の穀類の2〜3倍、アミノ酸組成は米や豚肉などのアミノ酸組成と比較しても遜色ありません。
植物性タンパクでは不足しがちなリジン、アルギニン、トリプトファンが多いのも特徴です。
また、黒大豆には特に酵素や機能成分を多く含んでおり、アントシアニン色素も多く含まれています。

小豆

小豆多量のビタミンB1、B2、カルシウム、リン、鉄を含んでいます。
サポニンにはコレステロール値を下げる効果がある
アミノ酸組成に優れ、赤飯は米に欠けるリジンを補えます。
小豆のサポニンには顕著な利尿作用があり、カリウムなどのミネラルの働きもあるので、むくみに効果があるようです。
サポニンには咳を鎮めたり二日酔い、便秘などに効くといわれています。
アントシアニン系の色素も含まれます。
小豆の煮汁には紅茶と同一系統のカテキンが含まれ抗酸化作用が期待できます。


いんげん

大福豆デンプンが主成分ですが、カルシウムは大豆に次いで多く含まれています。
豆類の食物繊維は海藻類には及びませんが野菜、いもなどよりも多くいんげん19.8%、小豆16.0%含まれています。
その質も非セルロース多糖類を多く含む良質な繊維質です。
また、ビタミンB1、B2、B6を比較的多く含んでいます。
また、莢インゲンには莢の部分にはタンパク質、遊離アミノ酸のアスパラギン、ロイシン、リジンなどが含まれ、豆の部分にはタンパク質やβカロチンやビタミンC、ビタミンB類やカルシウムに富んだ優良野菜です。


参考 チクマ出版社 相馬暁 著『人と豆の健康十二ヵ月』


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