《 滝 の 紹 介 》

NO.28  福養の滝 】フクヨウノタキ
所 在 地 →  静岡市大間

静岡市の西部を流れる藁科川の水源地帯に大間という部落があります。昔、信州高遠乾の町(現在の長野県伊那郡高遠町)から逃れた三人の落武者がこの地に住み生活をはじめました。
この村里に滝があり、高さ100m、幅4mの滝の水は滑らかにそして岩をはうように流れ飛び散る水玉は陽光に映えて、あたかも宝石を散りばめたように美しい。また、このあたりは不動尊が守る神地とも伝えられ奥深き趣を感じます。
この滝に毎年五月五日の午前十時頃一頭の馬が滝つぼにつかり毛並みを整えておりました。この馬は後に米沢家で飼われて宇治川の先陣を争った駿馬「磨墨」となりました。
村人は、このことからこの滝を「お馬が滝」と呼ぶようになりました。明治四十三年、当時の安倍郡長、田沢義鋪が井川村から郡内踏査に来た折、滝の確かな名称のないことを残念に思い、岐阜県養老町の養老の滝にとてもよく似ているので「福養の滝」と名付けられました。藁科河谷における数少ない名勝地の一つで有ります。

<所在地の詳細>
R362号線から県道60号線(南アルプス公園線)に入り大間方面へ。湯ノ島温泉から約8km。駐車場完備でそこから徒歩3分程。

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