短波帯の雑音公害を考える 2001/12/22〜

短波帯の電波は人為的な中継なしに世界中と通信を行うことができる唯一の手段です。それは太陽と大気の恵みである電離層と地表との間を短波の電波が何度も反射しながら地球の裏側まで届くからです。短波帯の持つこの特性は何物にも代えることができない貴重なものです。それは、たとえば地球上であなた一人しか知らない重大な事実を検閲無しに遠く離れた不特定多数の人に直接伝えることができる唯一の手段になり得るという意味で、言論の自由の最後の砦でもあるのです。

今、その短波帯の無線通信や国際放送における有用性が、さまざまな人口雑音によって脅かされています。このページは、短波帯の利用者だけでなく、短波帯に有害な雑音を発生する可能性のある電子機器や通信システムの開発に携わっておられる技術者や経営者の方々にも、この問題を正しく認識していただくために、様々な資料や情報を提供したいと思います。

まず、最初に知っておいていただきたいことは、短波帯に限らず自由空間の電磁波スペクトル(以後、簡単のため電波という)は、国際電気通信条約によって、人類共有の貴重な天然資源として、有害な雑音や妨害から守られているということです。本サイトの運用者は、もちろん、この国際電気通信条約の基本理念を尊重する立場です。従って、科学的根拠、あるいは、上記の国際条約の理念に照らして、議論の余地がありそうな点については指摘しますが、特定の考えを押し付けることはしません。ただ、このサイトを見ていただいた方が、この問題を深く考え、正しい判断をしていただけるように、できるだけ多くの資料やデータへのアクセスを提供したいと思います。また、ある問題について異なる見解がある場合には、それらを科学的な事実に反しない限りできるだけ公平に紹介したいと思います。



国際条約と各国法規に見る電波資源保護の理念

国際電気通信条約S15.12, S15.13
icon S15.12
icon S15.13

米国:連邦通信委員会(FCC) Part15.5
icon 15.5 (a)
icon 15.5 (b)
icon 15.5 (c)
icon 15.5 (d)

我が国における取り組み
icon 電波利用環境の保護
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電力線搬送通信(PLC)の短波帯利用をめぐる動き

電力線搬送通信の規制緩和を求める動き
icon (社)経済団体連合会から規制緩和要求
icon (社)関西経済連合会からの規制緩和要求

規制緩和を先取りする動き
icon 関西電力:電力線を利用した超高速通信技術の開発・実用化に向けて
icon 電力各社の動き、関西電力は海外実験も視野に
icon (株)松下電器産業の発表
icon 三菱電機:海外向け10Mbps高速電力線モデム開発・発売
icon きんでん:合弁会社を設立し、電力線通信分野に本格参入

電力線搬送通信からの不要輻射による短波帯の環境悪化を憂慮する動き
icon 加藤さん:電力線搬送通信について考えるページ
icon 鹿山さん:電灯線インターネットの短波利用に反対!
icon 武藤さん:HF PLC反対趣意書
icon 赤林さん:月刊短波2001年5月号 日本でもPLC実験の動き
icon NDXC:ノイズについて緊急事態発生?短波放送受信が存亡の危機に
icon 日本アマチュア無線連盟有志による公開実験
icon Internet Watch:電力線通信の漏洩電波で短波放送が聴こえなくなる可能性

海外の動向(英語原文のまま)
icon ドイツの状況と欧州の動向(リンク多数)
icon NATO:PLCの雑音がバックグラウンドレベル以下でなければ短波通信は壊滅。現在の技術レベルでは、軍用通信はPLCと共存できない。
icon BBC:PLCは短波利用者への深刻な脅威。電力線は広帯域デジタル通信用に設計されておらず、干渉は不可避。ラジオリスナーは泣き寝入り。
icon PLCではありませんがHomePNAの妨害電波が聞けます


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