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栽培方法
 食虫植物の育て方は種類によって違いますので、主な種類の育て方を下の表で説明します。
植物を植えこむ用土は、どの種類でもミズゴケか、ピートモス+鹿沼土(細粒)で育てられます。肥料は通常必要ありませんが、モウセンゴケ類や、ムシトリスミレ類などは、ごく少量のマグアンプKを鉢底に入れると効果があります。また、アブラムシがついた場合は、手で取り除くか、薄いオルトラン液剤などを霧吹きでかけます。ただし薬害には注意しましょう。
 用土が古くなると調子が悪くなるので植え替えますが、なるべく真夏は避けるようにします。冬に休眠する種類なら休眠中に植え替えるとよいでしょう。

関東地方を基準にした育て方です。他の地方ではやや違ってきますのでご注意下さい。
種類育て方増やし方
ハエトリグサ 日当りのよい屋外で育て、毎日たっぷりとジョウロで水をあげます。 冬は休眠しますので、屋外で水をきらさないようにして管理します。 春先の休眠中に、葉を根元からはずしてミズゴケに挿しておくと、芽が出てきます。また、種でも増やせます。
温帯産モウセンゴケ
(モウセンゴケ、イトバ等)
日当りのよい屋外で育て、腰水方で水をあげます。 冬には休眠するのでそのまま外に置きますが、乾いた風にあてないよう注意します。 モウセンゴケは種をまいて増やします。イトバ類は葉挿しでたくさん増やせます。
熱帯産モウセンゴケ
(カペンシス、アデラエ他多数)
春から秋までは、日当りのよい屋外で育て、腰水方で水をあげます。冬には室内の日の当たる窓ぎわに置きます。 種で増やすか、葉を切り取ってミズゴケにさしておくと、1ヶ月で芽がでてきます。 根が太い種類では根を切って埋めておくと増えます。
ピグミーモウセンゴケ 春から秋までは、日当りのよい屋外で育て、浅い腰水方で水をあげます。冬には室内の日の当たる窓ぎわに置きます。 冬に植物の中心にムカゴができるので、それをとってまくと、10日ほどで芽が出でたくさんに増やせます。
メキシコ産ムシトリスミレ
(エセリアナ等、大多数)
春から秋までは屋外で育てますが、直射日光はさけます。 水やりは夏場はたっぷり、冬は乾かします。冬には室内の日の当たる窓ぎわに置きます。 冬にたくさんの葉があつまって冬芽をつくるので、 その葉を根元からはずして土の上にならべておくと、1ヶ月で芽が出てきます。
寒帯産ムシトリスミレ
(国産ムシトリスミレ等)
屋外で浅い腰水にします。夏は暑がるので、日陰に置きます。 冬は、冬芽をつくって休眠するので、乾いた風にあてないよう注意します。 春に親株のまわりにたくさんの子どもが出来るので、分けて増やします。 また、種が採れたらまいておくと、春先に発芽します。
サラセニア 一年中日当りの良い屋外で、腰水で育てます。 種で増やすか、株わけで増やします。また、春先に植えかえるときに、 地下茎の一部を切り取って土に埋めておくと芽が出てきます。
ウツボカズラ 夏場は屋外で大丈夫ですが、冬には温度が10度以下にならないよう注意します。 真夏を除いてよく日光にあて、乾かさないよう水をあげます。 さし木で増やします。伸びた茎を葉を2、3枚つけて切り、ガラスびんに水を入れてさしておくと、2〜3ヶ月で発芽します。
ミミカキグサ 春から秋までは、日当りのよい屋外で育てますが、真夏の直射はさけます。 水やりは腰水にし、冬には室内の日の当たる窓ぎわに置きます。 ほっておけば、鉢いっぱいに広がります。それをいくつかにちぎって分けて増やせます。 日本産の種類は一年草扱いで、種で増やします。

※腰水:鉢の下に受け皿をしいて水を入れ、いつも土が湿っているようにする方法。


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