マンネングサいろいろ

   ツルマンネングサ                    コモチマンネングサ

メキシコマンネングサ                     オカタイトゴメ

マンネングサは多肉植物で葉や茎に水分を貯える為、岩の隙間等の水分の少ない所でも生きられ、常緑である事からマンネングサ(万年草)の名前を持つ。
この環境耐性が強い事を利用してビルの屋上の緑化や断熱に用いられるようになり、学名のセダムからセダム工法として注目を浴びており、又、繁殖力が強い上に星型の黄色い花をいっぱい付ける為、庭のグランドカバーにもよく用いられる。
マンネングサの仲間は世界で300種ほどあり、日本ではツルマンネングサ、メキシコマンネングサ、コモチマンネングサ、オカタイトゴメ、タイトゴメ、マルバマンネングサ、オノマンネングサ、メノマンネングサ等が自生しており、自生種、園芸種含めて散歩道のあちこちで黄色い花を咲かせる。
ツルマンネングサは茎が地を這って伸びるのでこの名がある中国、韓国原産の帰化植物で、韓国では葉をキムチやナムルにして食べる。
メキシコマンネングサはメキシコの名は付いているが、実際には原産地不明の帰化植物で、鑑賞用に持ち込まれたものが野生化している。
コモチマンネングサは葉のわきに小さな多肉質葉が二対あるムカゴ(珠芽)ができ、親株から落ちて地に根付き、子株になって増える為、コモチマンネングサ(子持ち万年草)の名があるが、マンネングサとは言っても秋に芽生え、初夏に開花して終わる越年草である。
オカタイトゴメは海岸線の岩場などに生えるタイトゴメに似て内陸に生えるのでその名が有る原産地不明の帰化種である。 タイトゴメに比べると小ぶりで、葉の縁辺にごく小さな突起を持つのが特徴で、最近日本各地で発見されている。 タイトゴメ(大唐米)の名の由来は葉の形や赤味がかった時の色合いが唐の米に似ている事から来ていると言われている。
オノマンネングサは日本に古来から有るマンネングサで、メノマンネングサ、タイトゴメは海岸線の岩場等に生え、マルバマンネングサは葉が丸いが、いずれにせよ、写真のような星型の花をいっぱい付ける。
マンネングサの名前は付いていないがキリンソウもマンネングサ属の花で、これもあちこちに咲いいる。 麒麟草と書き、伝説の動物の麒麟の角(つの)に葉が似ている、あるいは麒麟の胸の色が黄色である等、名の由来は諸説あり、又、黄輪草と書き、花の状態が名の由来とする人もいる。

キリンソウ

マンネングサ、キリンソウは黄色い可愛いい花をいっぱい付け、初夏の野原や家の周囲で良く目立つベンケイソウ科マンネングサ属の花である。

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