
新鮮な空気を呼吸できるだろうか?
Can we have a breath of fresh air?
本日、オブザーバーは農薬規制を政府に厳しくさせたジョージナ=ダウンの運動を報告する。ここで、彼女がなぜこうせざるを得なかったかを、自分の病気と自分の家族の経験によって説明する。
ジョージナ=ダウンズ Georgina Downs
2003年4月13日
オブザーバー The Observer
1980年代はじめ、多くの親は、田舎に一片の土地を買い、そこに「夢の家」を設計し、建築した。親たちはここは自分の家族を育てるために健康な環境だろうと信じ、明らかに将来の悪夢を予想していなかった。
1984年、私たちがこの家に引っ越した約1年後、地域の1農夫が集約的な農業に使うために周囲の農場を買い上げた。私たちは使用されるこの化学物質の危険について決して警告されず、実際11才から、私の2、3フィートしか離れずに通っていくトラクターによって、作物への散布が行われた時、私は良く庭にいた。
長年、私は病気、とりわけインフルエンザ様の病気や水疱でおおわれたのどの痛み・頭痛に苦しんだ。私はこれまで誰からも農薬について一度も教えられず、それで9年間、散布シーズン中の夏にすべての窓とドアを開け続け、散布中よく庭にいた。
1991年、重度の筋肉の衰え及び筋肉の脱力・その他の慢性症状で最後には入院したほど、私の健康は悪化した。その後、私は周囲の環境で何があるか調べ始めた。トラクターが私が住んで呼吸している空気に有毒な化学物質の「カクテル」を実際に散布していたことを発見して驚き、さらに農業者は既存の政府の政策の下でそうすることを合法的に認められていることを発見して驚いた。
2年前、私の家族を更に中毒させられることから守るための唯一の方法は、政策レベルでの変化を成し遂げることであると気づいたので、私は作物への散布に関する歴史の研究を始めた。私は、農薬の認可と使用を管理する規則中の深刻で根本的な不備をすぐに発見した。
農薬散布による一般人の健康に対する危険を評価し、その下で化学物質使用が認可させる公的な方法は、5分を超さない偶発的な短期間被ばくのみがあると仮定している、「傍観者」モデルに基づいている。このモデルは危険なほど単純化しすぎており、散布される地域に一日24時間、毎日実際に住んでいる人々が経験させられる被ばくシナリオと何らの類似性もない。実際に激しく散布されている農場近くに実際に住んでいる人のために、一般人の健康に対するリスクに関する適切又は現実的なアセスメントは決してなかったことを、又作物への散布は50年以上の間農業で主な固定したものであることを、このことは意味している。
農薬は、本質上、生物を殺すために設計されており、そのため農薬が非常に有毒な物質であることは驚くに値しない。多くの人々が度々、農薬被ばく後に深刻な健康への悪影響に苦しみ、報告している。農薬は、とりわけ様々な癌やパーキンソン病・MS・MND・ME・喘息・アレルギー・MCSなどの多くの病気と強く結びつけられている。影響を受けやすい集団は、赤ん坊や子供・妊婦・高齢者・持病や化学物質過敏性のある人である。
注 MS
MND
しかし、悪い健康影響に苦しんでいようといまいと、農業者が意図した散布を伝える法的義務又は、使用している化学物質に関する情報を与える法的義務が、農業者にはない。
私は昨年政府の農薬顧問委員会で発表するために招かれた。委員会にこの状況の事実を説明するため及び作物への散布が一般人の健康に受け入れることができない危険を与えている証拠を用意するために、私は自分の敷地の角でダミーを用いてビデオを作った。ビデオが示していることを一般人の健康を守るために認められている制度であると考えるなら手をあげるように、私が参加者にたずねた時、一本の手もあがらなかった。
また私はビデオを見せて、農薬散布を管理する規制と法律を変えるために事例を示すために、12月ホイッテイ卿(食糧農業大臣)とミッシェル=ミーチャー(環境大臣)とあった。英国の農地で毎年2,500トン以上の農業用化学物質散布による高レベルの危険から、一般人の健康が守られていないので、英国政府と欧州法の両方で即時の行動が必要である。
人家や学校・職場・人間が住んでいるあらゆるほかの場所近くでの、作物への散布と農薬使用は禁止されるべきである。散布しない土地は、化学物質以外の管理作業を用いても農業をできるだろう。散布していることを人々に伝え、使用される化学物質に関する情報を提供するために、新しい法的義務が必要である。
政府と政府顧問は、農薬が人間の健康に与える影響を認識し、認める必要がある。農薬中毒の防止は農薬に関連する病気から人々を守る唯一の方法である。すべての人に自分の健康と自分の家族の健康を害から守るための権利が認められているので、この件に関する人権の側面は極度に重要である。
ほかに重要なことは、信頼と責任である。私が化学物質により中毒になった人に対し、誰に責任があるかをたずねると、常に誰もが誰か他の人を非難する。保健安全行政部は政府の政策を非難し、政府は欧州を非難し、あるいは農業者や他の人は製造業者を非難する。誰も責任を認めず、農薬に関連した病気のために自分の健康や生活を破壊された全ての人のための法的補償はない。政府は政府の政策の直接的結果として押しつけられた危険及び生じた被害に、財政的責任があることを受け入れなければならない。
それで私たちの「夢の家」は?私たちは、できる限るこれらの化学物質被ばくを減らそうとして、まさしく耐えられない窒息するような、蒸し風呂のような家に閉じこもって、現在毎夏を過ごしている。もし私の父が散布中に屋外に出るのなら、自分の敷地や自分の土地にいる時に、父は呼吸器とゴーグル・そのほかの防護衣を着用しなければならない。
一般人の健康を守るために、このことに関する決定的行動をしなければならないことを、大臣が認めるべき時期である。新鮮な空気を呼吸することを求めるのは贅沢なことだろうか?
サステインナブル21 訳・掲示 2003年4月23日 (W)
この論文の原文は,2003年4月13日の英国のガーデアン誌 The Gurdijianに掲載された。2003年4月22日にジョージナ=ダウンズ Georgina Downs の翻訳及び掲示の許可を得た。