無量寺境内にある『応挙芦雪館』をご案内します。
宝永4年(1707年)の十月、大地震と大津波がおこり串本の無量寺が流出、大島浦では碇泊中の
御城米船が破損。その約80年後、天明6年(1786年)に寺が再建されたことを受け、当時の住職
愚海和尚の友人であった円山応挙が、寺の新築祝いに自ら描いた障壁画を弟子の長沢芦雪に託し
ます。絵を無量寺に届けた芦雪も、何枚かの絵を南紀のこの地で描いたのだそうです。
小さな町の小さな美術館ですが、以下のような作品や資料が展示されています。
円山応挙 − 山水図 波上群仙図
長沢芦雪 − 龍虎図、唐子遊図 群鶴図
他には − 山雪 探幽 松徳 等的 木庵 宋精 柏巌 白隠 若冲 現代絵画や彫刻作品
笠島泥炭遺跡、矢の熊遺跡、大水崎遺跡から出土の考古資料 −
古代漁労遺物 構造船の一部(船底材) 縄文弥生期の土器や石器
観覧料(本館および新館) 大人 1000円 中学生以下 500円 (2004/08/10現在)
場所 − 国道42号線沿い、串本消防署と桟橋前交差点の中間付近『きのくに信金』の角を
山側に曲がり、そのまま直進。道路が狭いですが、そのまま100メートルほど行くと
『銀座屋』さんという食料品店があります。そこを過ぎると道はさらに狭まるので、
左右の塀に注意しながら20〜30メートル直進。無量寺の駐車場に到着です。
☆普通車なら通れると思いますが、対向車や路地からの飛び出しに気をつけてください。
画像1(クリック) → 案内板
画像2 → 新館
画像3 → 慈光幼稚園跡地の碑
(応挙芦雪館のパンフレットと大島小記念誌の年表を基に簡単にまとめてみました)
04/09/18 作成