スラウェシュ島やニューギニア島に自生します。ボルネオ島にも自生するとされています。発見当時はネペンテスの中では大きな袋を付け、「最大」の名称をつけられていますが、相次いで新種が発見される中、大きさでは中型のネペンテスとなっていきました。また極小型の個体も発見されており、「最大」という学名が重荷になっている気がします。

上の袋と同じ株の上位袋。襟が発達しており美しい。   暑さに対して影響が少なく、良く袋を付けます。

マキシマでなくカーティシーと呼ばれていたタイプの袋。襟が良く発達して美しい。夏場に少々暑がるのが欠点。

下位の袋

 さまざまな色彩や形状を持つマキシマですが、袋が緑色のタイプです。袋の内側に赤い斑点が入ります。

マキシマの緑色の種類

    上位の袋

栽培

 栽培は比較的簡単です。ミズゴケで植えて、乾燥しないように管理をすれば整った袋を付けてくれます。徒長しやすいようで、すぐに上の袋に移行します。いきなり鑑賞価値が下がってしまいますが、脇芽もでやすく株立ちにして楽しむことになるでしょう。

鉢の大きさ

 袋が20cmを越えるような大型の個体は5号鉢以上のサイズを使っています。小型の個体は、おおむね株の直径と同じ鉢のサイズにしています。

 吊り鉢でも栽培できますし、袋がぶら下がって見た目もいいのですが、大きい鉢が使いづらいので、株のサイズはそれなりにしかなりませんし、袋の大きさもそれなりです。

用土

 ミズゴケ植えがもっとも簡単です。用土の痛みには強い方ですが、ミズゴケが傷んだら交換しています。我が家では鉢が大きくなると、排水の面、コストの面から砂利植えにしています。

温度管理

 夏、暑がる個体も多く、袋が着きにくくなります。極端な場合、日本の夏を越せない個体も存在します。一方、少数ですがまったく影響の無いタイプも存在します。冬は最低温度が13度を割らないように管理しています。

日照

 日照は好みます。直射日光下での管理は行ったことはありませんが、明るい場所で管理しています。日陰では徒長して見た目が悪くなります。

かん水

 極端な用土のかん水は避けます。腰水をして常に水が充分あるような管理では根を傷めるようです。吊り鉢にしたときなどは、ほぼ毎日かん水するようにしています。

実生のマキシマ

マキシマ在来

輸入マキシマ

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