N.clipeata

葉の中央からつるが伸びるという変わったネペンテスで、是非とも栽培したい株でした。しかし、自生地では無くなってしまったようで、非常に珍しい種の1つになってしまいました。販売している業者も限られており入手が難しい種です。さらに、入手しても非常に小さかったりして、この変わった葉と袋の関係を楽しむことができません。成株はいったい、日本にいくつあるのでしょうか。

栽培は夏暑すぎなければ問題ないと思います。ただ、生育が遅いのが難点です。小さくても袋はよくつきます。

ドイツから購入した株。

葉はトルンカータ状態です。自生地の写真で幼株を見るとこんな葉がついていました。

スリランカより導入した株の全体。購入後、約1年経っています。

デジカメの使い方に慣れないので画質は最低ですがご容赦下さい。

スリランカの業者より輸入した株です。葉はまだ特徴を示していません。蓋はクリペアータっぽいですが、下の部分のふくらみが足りないような気がします。

自生地でも個体数は少なく、新に種子等入手する方法はなくなったようです。、人間が維持増殖している株を入手するしかなくなりました。しかし、手にはいる株は、非常に小さい、あるいは他の種が混ざっている可能性も否定できません。本来の姿を見るにはどれほど時間がかかることやら。

また、遺伝的な多様性も疑問に感じます。同じ遺伝子の株のみが流通する恐れもありますから。

現在、日本には雄雌の成株があります。淡路島の花博展示で雄株が開花していて驚いたことを覚えています。雌株があればシブリングでき、クリペアータの増殖が種子から可能になります。これは種としては確実な増殖だと思われます。こうした増殖ができれば、多様性の問題も解決され、安定した栽培が可能になると考えています。いずれ、そんな時が来ると思います。

マレーシアから導入したクリペアータとラフレシアーナの交配種。直径10cmほどです。ほとんどラフレシアーナで、唯一新芽がそれらしく出ます。

栽培は簡単そうです。

ドイツの個人から輸入した株です。直径2cm程で、根もほとんど無い状態でした。なんとか生き延びています。

写真ではわかりにくいですが、葉の先がくぼんできそうなので、本物ではないかと期待しています。

vieillardiiの中にあるのがドイツ(Nepenthes Nasery)よりの株です。3株入れて1つは活着しませんでした。これが一番小さな株を導入しました。これも本物っぽいと期待しています。

上の株とともに何年かかると特徴的な葉を付けるようになるのでしょう。

ウツボカズラのページへ