WEB 通信

9月号2003年9月3日発行 by Alex
「おやじぃ」はオヤジとオージーの合成語です。


長雨の合間にほんの僅かに覗かせた夏空
ユーカリは「ああ〜」と眩しく深呼吸をしている
こいつはオーストラリアの強烈な太陽が好きなのさ
風に揺らぎ葉が銀色にやさしく輝く
夏の南風は、ユーカリのスーッとする香りを漂わせる
かさかさと葉の触れ合う音がメロディを奏でる
オーストラリアの豊かさを運んでくれる



ボクはこの青空とユーカリの銀葉の織り成す色彩が大好きだ
種から生えたこのユーカリはボクのガーデニングの原点さ
こいつからボクのガーデニングは始まったのだ
オーストラリアン・ガーデニング・・・・
マイナーだけれども、僕にとっては最大のメジャーさ
個性と創造性はガーデン芸術の原点なのだ
男庭=DANTEIの精神と哲学があるのさ
ハッハッハー



今月のAlex's Garden

今年は冷夏の異常気象だった。
日照不足と多湿でオージープランツが沢山枯れた。
一方で、姫りんごが開花したりデルフィやジキタが8月でも開花。



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毎度の定点観測

Tree Fern Dicksonia Antarctica

グレビレア・ムーンライトが引き続き開花





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チョコレートネム

ネム

ブルーベリー



ボクの大好きな剣葉は庭の雰囲気をシャープに引き締めてくれます。


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コリディリネ・オーストラリス

ニューサイラン

ニューサイラン・パープレア

ニューサイラン・レインボー





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綿の花の蕾

ピンクボトルブラシ

グレビレア・ロビンゴードン



冷夏の狂い咲き。


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姫りんごの狂い咲き

ジキタ

デルフィ





Global Garden Report.

オーストラリアのwebサイトglobal-gardenに毎月、僕のレポートが連載されています。
9月号です。
Global Garden Report←クリックするとレポートへ
今月は東京のオーストラリア大使館の工事中のAustralian Native Plants Gardenについてレポートしました。
いつも、時間が無くて、いい加減なレポートを書いていましたが、今月はチョピリ本気で書きました。
だって、大使館の名誉に関わることだし、いい加減なこと書いて「外交問題」になってもいけないモンね。
我ながら、ちょっと力作レポートなんです。リキ入れて読んでね。



過去の「Alex's Garden Party」を斬る!!(自己反省)

今月でHPも3年目に突入しました。毎月アップしてきたのですが、昨年、一昨年に較べ今年は、どれだけの「進歩」し「成長」があったのでしょうか? 1年前そして2年前の「作品」を「自己批判」してみましょう。


↓クリックすると昨年の9月が登場
昨年のおやじぃ9月号
↓クリックすると一昨年の9月が登場
2001年9月の庭


連載!!「男のガーデニング」のススメ・・・その20(9月3日)


株を増やす楽しみ♪




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ブラックキャットの花

株分け前の親株

株分けで25本が誕生



園芸で楽しい事の一つに、株を増やすことがある。挿し木や実生と同類の子孫を増やすという楽しみ方は男性園芸家の特色かもしれない。
まあ、出産を経験したおばさまにしてみれば、子供を増やすなんて、もうウンザリなんだろう・・きっと。
特に珍しい植物を増やすのは、なんとも心ウキウキ夢いっぱいで楽しい。
ボクのお宝植物の一つにブラックキャットがアルのだけれど、夏の間にやたらと根本や古い葉の間から、子株がニョキニョキと出てきている。
凄い密集度で、一部は密集のあまりに葉が黄色くなり枯れそうになっている。
実は、ブラックキャットを育てるには初めてなのだけれど、どう考えてもこの子株達は根も出てきているし、親株から切り離した方が良さそうである。
ハサミで丁寧に一株ずつ切り離して行くとなんと25本も子株があったのだ。
熱帯育ちのこの子株達を越冬させ来年、花を咲かせるまでには、幾多の苦難が待っているであろうけれど、25個ものブラックキャットが一斉に開花した光景を想像すると、闘志が湧いてきてしまう。
巨大羊歯の緑をバックに、黒いブラックキャットの花が林立する周りには、真っ赤なデザートピーが咲き乱れる光景なんて、ムチャ、カッコイイじゃないか。
もう、ボクの頭の中は、そんな夢のFuture Gardenの光景がくっきり描かれているんだ。
そうさ、株を増やすのはそんなFuture Garden実現への一歩なのさ・・・だから、男のガーデニングは楽しいのさ。


今月の弦楽アンサンブル

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ヤマハ目黒センターの弦楽アンサンブルでは先月に引き続いて モーツアルトのディベルティメントの3番やビヴァルディの調和と霊感Op3-8などをやっています。
アンダンテ・カンタービレもやっています。

今月のレッスンは9月11日(木)と9月25日(木)午後7時より8時半までです。

N先生の個人レッスンでは、もう一度、基礎練習を厳しくやっています。
ついつい、いい加減な音程になっていたり、いい加減になっていたボーイングを、徹底してやり直されています。
でも、改めて音楽の深さを思い知らされる事が多く、美しい音の響きは、やはりいい加減では、作り出せないのです。
いままで、「こんな程度でいいや」と、妥協していた響きが、もっと追求すると美しい響きがあるのです。
ああ、芸術に世界は果てしなく深い。








今月のペット
新しい柵

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我が家では犬達はフローリングのキッチンとダイニングルームでは自由に歩き回れるのだけれ ど、リビングルームや和室への出入りを禁止している。
つまり2か所に約60センチ の開閉式の柵を作り出入りできないようにしているのだ。
数年間、乗る越える事は無 かったのだが・・最近、メルが突然自由に簡単に乗り越える知恵を身に付けてしまった。
何も芸の出来ない馬鹿犬が賢くなったのを喜んであげたいが・・・・やっぱ、留守 中、家の中を歩き回ると何をしでかすか心配である。
なにせ、丁度、一年前にはコングを食べて腸閉塞で瀕死の大手術をした前科があるし、他にも、千円札を食べたり、靴下を食べたりろやたら口にしてしまうので心配。
以前の柵はボクが日曜大工で作ったのだけれど、今回が丁度良い既製品があったので、早速、新調した。







今月の男の料理

今月は、オリジナルでは無いが、実験結果をお知らせしよう。
納豆入り、ブルーベリーバニラアイスクリーム・・・「ブルベバ」・・・なのだ。

ブルベバは普通に作ったアイスに庭の新鮮なブルーベリーを添えただけなんだけれ ど、実は、伊東家の食卓でやっていた、家でソフトクリームを作る方法ななんていう 番組を見て、つい実験をしてしまったのだ。
確かにスムースな舌触り。庭のブルーベリーを乗せて食べた。
やっぱ少し臭うよ。結果?・・・、2週間以上も冷凍 庫で売れ残っていた・・・のが我が家の評価です。

作り方:納豆大さじ1と卵黄をミキサーで混ぜる。生クリームは砂糖大さじ4を加えホイップ。バニラエッセンスを加え両者を混ぜてフリーザーへ約1時間。



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生クリームを泡立て、卵黄・納豆・砂糖を混ぜる。

ブルベバ

ソフト仕立て





コアラの独り言

「園芸ガイド 2003ガーデニングコンテスト」グランプリ受賞!

あれれ・・、グランプリを戴いてしまった・・。
雑誌には、顔まで出てしまって、本当に、恥ずかしい・・・とほほ。
ネット上ではシランプリ!してようかとも思ったのですが、やはり、このグランプリは皆様からの「ご支援」があったから獲得できたモノと実感していますので、一言、お礼かたがた「独り言」を言うことにしました。
今までにも、ガーデニングコンテストは庭のコンテストなのに「顔」が出てしまっ たのは、NHKテレビでも経験したのだけれども、やはり自分の名前と顔がメディア に露出しまうのはハズカシイものである。
顔のコンテストじゃないので、顔は勘弁し て欲しいものである。
まあ、40過ぎたら自分の顔に責任を持てというけれど、40 過ぎたら自分の庭に責任を持ての方が正しいんじゃないかな?

出版社から顔写真を送るように言われて、はて?どんな写真が良いのだろう?と考え てしまった。
タキシードに蝶ネクタイでテカテカポマードの斜め横から撮った写真なんて、「ナ ルッテる」ようでみっともないし、背広姿のリーマンルックもガーデニングにはそぐわな いし、・・・と結局は普段庭仕事をする時と同じユニクロ父さん姿で写真をとること にした。
ボクは、ガーデニングコンテストへの応募は、応募作品を撮影するまでの過程が楽し いので、結果はあまり意識しては無かった。ちっぽけで、恐ろしくゴチャゴチャした庭なので、まさかグランプリに選ばれるなん て、夢にも思っていなかったのです。
コンテスト応募に向けて、色々、鉢を動かしたりして、「美の追求」をして写真を撮 る過程が楽しくてやっているので、コンテストに参加するだけで充分なんです。
だいたいコンテストで入賞する庭は広大な庭に決まっている。
とても・・、狭くゴチャゴチャとした、貧乏父さんの 狭い庭なんて、広大な金持ちオバサマのそんな庭と勝負できないと諦めていたのです。
まあ、いままでネット上で、男庭=DANTEIとか、羊歯プロとか、Future  Garden(未来庭)とかのネットプロジェクトを立ち上げて、色々な新しい試みをして きたのですが、このグランプリは、一連の新しいガーデニングへの提案が認められたようで嬉 しい。

今回、「園芸ガイド」にメインに掲載された写真は、ちっとも「男庭的」では無いし、どちらかというとイングリ風で、いつもボクが主張しているAlex's Gardenとは異なり、多くの方は「あれれ?」と思われたのではないでしょうか?
まあ、あれも初夏に登場する隠れた一面なのです。
今回の募集要項は20枚までの写真で応募出来たので、半数以上は、もちろん「男庭美」で迫ったのです。
今年の4月から6月にかけて撮影した写真から20枚を応募したので、応募作品に近い写真はおやじぃの5月号から7月号に掲載しています。
おやじぃ5月号
おやじぃ6月号
おやじぃ7月号

そして、今回の受賞に至った過程において、大勢の隊員たちのエールによって支えられたものと感謝しています。
特に、昨年実施した「男庭プロジェクト」に参加してくださった方々からは様々な事を学び、また勇気付けられました。
ウエブマガジン「おやじぃ」を通して、送りつづけたエールが、ご褒美となって帰ってきたようでとても嬉しいです。
ボクは、ごくフツーのリーマンです。今回は初めての男性グランプリ受賞だそうです。
そうです!ガーデニングは女性だけのモノではありません。
ガーデニングが、男女を問わず楽しめる、創造的な芸術文化として発展することを祈念いたします。
そして、いつもBBS「ユーカリ広場」に投稿をしてくださっている皆様に本当に感謝いたします。
どうも、有り難うございました。これからも宜しくお願いいたします。

オーストラリア・ガーデン間もなく誕生

以前にも触れたけれど、今、東京・三田のオーストラリア大使館で「オーストラリア ガーデン」の工事が進んでいる。

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ボランティアでお手伝い

ドライリバー(予定)にかかる橋

デッキから枕木の小道を眺む



おそらく日本初の本格的オージーガーデンだと思う。まっ、オージーガーデンの定義 があるわけではなく、拙庭も一応、オージーガーデンなんて言わせてもらっているの だけれど広さや使用する植物からして、実は恥ずかしいレベルである。
そんなワケで、ボクはこの大使館の庭が出来るのがとても楽しみなのだ。
そもそも、大使館のガーディナーのJasonから今春にメールを戴き、オージー ガーデンの計画があるが植物や素材を何処で入手したら良いかという問い合わせを戴 いたことから始まった。その段階では未だ、予算措置も決定してはおらず、見積もり 概算を出す段階だったようである。
ボクはオーストラリアの植物を扱っているレアプランツ・ジャパンを紹介したり、安 い枕木やウッドチップを探したりして手助けをさせていただいた
。僭越ながら、両者 のメールのやレアプランツさんとガーディナーとのやり取りの通訳係もやらせていた だいた。
そして、我が家にあるユーカリやボトルブラッシュの木等を寄付したのだ。

6月に苗木は大使館に納品されたのだけれども、どうも忙しいらしくて、8月になっ てもポットのままであり、更に何本かが枯れてしまったとの情報が入り、夏休みの一 日、お手伝いに行って、約30本の苗木を植えてきたのだ。
以前4月に行った時より流石に、枕木の小道やデッキも進んでいたが未だ未だ、完成 には日数が掛かりそうである。

全体像は下記の通りである。
全体の広さは約100坪くらいの長方形の土地で、元々芝生とアイビーが植えられ た。
周りは近代的な建物でコに字に囲まれているが南が広く開放になっており、冬でも霜 の心配がいらないということである。
中央に枕木で曲線の小道を作り、その端にはデッキを作り小道に沿って島のようにグ レビレア等の低木の植え込みを作る。
小道の中ほどには、乾いた川の流れを作り小道 が橋となり渡る部分も設け変化を出している。
そして、アカシア・フロリブンダなどのやや高木を数箇所配置する。その他にメラレ ルカなどの低木も植え込む予定である。
また、オーストラリアのいくつかの州の州花であるデザートピー等も植えられる予定 である。

今の日本のガーデニングブームが何故か、イングリッシュガーデン一辺倒であり、そ れも本来の英国庭園とは程遠い「イングリッシュものまねガーデン」=おばさまガー デンが主流になって個性も創造性も精神性も無いのが寂しい。
このオーストラリア・ガーデン(Australian Native Plants Garden)がモデルとして 今後、オーストラリアン・ガーデニングも広まることを期待したい。
これらの花が咲きそろうのはおそらく来年の春以降だと思うけれど楽しみだ。
まあ、今月もつきあってくれて有り難う。

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