
3月号2004年3月3日発行 by Alex
今月のAlex's Garden 毎度の定点観測です。花が目立たないのですがオージープランツが咲き始めています。
エレモフィア・ニベアが今年は沢山咲き始めました。
胞子を取り寄せて育てます。10ヶ月で随分と大きくなりました。 オージー羊歯のDicksonia Antarcticaとアカンサスの緑です。
冬色の拙庭の中で、緑が輝いている場所です。
Dicksoniaは普及させたいオージープランツです。 ハーデンベルギア。拡大すると、ちょっと、胡蝶蘭のようにも見えるでしょ。 ボトルブラッシュがまた咲いた。昨年の6月、10月、12月、そして今回と4回目の開花。 数年前にミニ観葉で買ったアスパラがこんなに成長し赤い実を沢山付けた。
庭にある食用アスパラも食べられて豊かで素敵だけれど、この赤い実にのなるアスパラも視覚的にはステキだ。 春の陽気と安さに誘われて・・、何を血迷ったのか3つ500円のプリムラを買ってしまった。
やっぱ、春はピンクか・・。
男庭では禁じられていたハズのヒラヒラピンク花。
白いプラバチにピンク花はあまりに許せないので、せめて、男庭的に凛々しくドレスアップしてみたのだ。 クレマチスは種類によっては、このような開花後の方が綺麗だったりする。オキナグサに似てますね。同じキンポウゲ科らしい(ダリア皇太子談)。 今年はアカシアの開花が早かった。 ストレリチアが玄関ポーチで咲き続けています。 初夏に花が咲き乱れる様子を夢見て、大量に苗を育てているのです。
Global Garden Report.
連載!!「男のガーデニング」のススメ・・・その26(3月3日) 手前に敷いてある木ぎれに注目。
散らかすことで自然の雰囲気を出すのです。
ユーカリで作った自家製バーク。
今月のペット 何故か、ウィンクをしている。 パピちゃんはほとんど一日中この体制です。
今月の男の料理 材料:板チョコ200g、生クリーム100g、水飴少々、ココア、ミルクチョコ、ブランデー
板チョコ、生クリーム、水飴、ミルクチョコの順に鍋で弱火で溶かす。
型に入れ冷やし固まらせる。上からココアをかけて出来上がり。
コアラの独り言
WEB 通信
「おやじぃ
」

「おやじぃ」はオヤジとオージーの合成語です。
Oh! Fantastic♪
Grevillea levisって言うんだ
よく見てごらん
オーストラリアの厳しい自然が作った造形美
葉っぱはトゲトゲ
でも、花は可愛いくてファンタスティック♪
初春のまだ寒い日本で花を咲かせた
厳しさに立ち向かうように
このトゲトゲは
きっと、厳しい乾燥にも耐えるように研ぎ澄まされたんだ
針のような鋭さも花がカバーしてくれる
自然って素晴らしい♪
今年は暖冬だ。オージープランツにとっては嬉しい事だ。アカシアがバレンタインデーには咲いたし、エレモフィア・ニベアやグレビレアも咲いた。
今年も園芸店の店頭は多くのオージープランツで賑わっている。これからの1〜2ヶ月はオージープランツが賑やかな時期だ。
Future Garden Project実施中! : 実生チャレンジ隊←クリックするとサイトへ。
下記、隊員のサイトにて見られます。
Tozzerさん:テロぺア
マサルさん:ユーカリ
ひろクン:ユーカリその他
Alex:Tree Fern
Alex:Desert Pea
オーストラリアのwebサイトglobal-gardenに毎月、僕のレポートが連載されています。
今月はFuture Garden Projectのオーストラリア人メンバーで札幌在住のマサル君を紹介しました。
厳寒の札幌でオージーを育てるなんて凄い!この熱意にエールを送ろう!
Global Garden Report←クリックするとレポートへ
過去の「Alex's Garden Party」を斬る!!(自己反省)
今月でHPもまる4年目です。毎月アップしてきたのですが、昨年、一昨年そして3年前に較べ今年は、どれだけの「進歩」し「成長」があったのでしょうか?
1年前、2年前そして3年前の「作品」を「自己批判」してみましょう。
↓クリックすると過去の3月が登場
2003年3月号
2002年3月号
3年前はHPを立ち上げたて一生懸命に英語版を作っている時期でした。
ケチケチ廃物利用

狭い庭なのに、少し庭の手入れをすると庭から出るゴミの量は凄い。
ゴミだと思うとゴミなのだけれど、雑草や枯れた草花はコンポストに入れて堆肥として再利用できるし、剪定した木の枝も色々と使い道があるモノである。
捨てるなんてもったいない。
切り倒した枝は色々と活用できる。
蔓ばらやクレマチスのオベリスクにしてもオシャレだし、自然のモノは庭に調和する。
ボクが気に入っているのは、地面に枝を敷き詰めつめる方法である。
これは、そもそも、愛犬のスペースに砂利を敷いたことがあるのだけれど、走り回って砂利を飛び散らし、すぐに砂利は無くなって地面がむき出しになってしまったのだ。
レンガを敷くのも脳がないし・・と、ふと思い当たったのがデカクくなって切り倒した木が沢山あって、邪魔になっていた。
ふとこの木をレンガ代わりに敷いたら犬も木の肌ざわりは砂利よりも気持ちイイにちがいない。
やってみるとデザイン的にもなかなか自然の風情がでてステキだった。
そして、花壇のふちも敢えてレンガや人造の石なんかを並べるより、木の枝を適当にさりげなく並べた方が面白い。
また、バーク(木の皮)も自家製で出来るのだ。ユーカリの木を切り倒してしばらくすると樹皮が腐りかけ、手でも充分に細かくちぎることが出来るのだ。植木鉢の表面に置くとオシャレだし、乾燥予防のマルチングにもなるのだ。
庭で育った木が再び庭の中で活用される姿に貧乏性の主は満足げなのだ。
今月の弦楽アンサンブル
今年から、新たな弦楽アンサンブルへのお誘いを受けたのですが・・、どうも、野暮用が入って練習に参加できない。
やっぱ、3つものサークルで活動しようとするのがソモソモ無理なのか・・・。
ちょいと考え直さなくては・・・。
尚、誰でも入会できるヤマハの教室の弦楽アンサンブルは発表会の後で新規入会のしやすい時期です。弦楽アンサンブルにご興味のある方はAlexまでメール下さい。
メルちゃん&パピちゃん
春の到来と共に、家の中にいるより外に出たがる。特に天気のいい日は外が好きだ。
しかし、出してあげると今度は家族のいる家の中に入りたがってワンワン吠える。
外は気持ちがいいけれど、家族とは一緒にいたいのだ。
写真を撮ったら、ウィンクをした。
一方、交通事故以来殆ど寝たきりのパピは寒がりで、ペット用の暖房マットが離せません。
バレンタイン以来、生チョコが我が家でちょっとしたブームだ。簡単に出来て、結構イケル。ちょっとしたブランドのチョコと勝負出来そう。なにしろ安上がりだし、大量に出来るので家族で生チョコ造りに填っているのだ。
色々なブランドのチョコで試している。必ずしも高いモノが美味しいとは限らない。
新連載!!オーストラリアの生活
幸せな動物達
オーストラリア人の暮らしぶりは日本人に較べると質素だけれども、どうもみても豊かな人生を送っているように思える。
そして犬達も、どうも幸せで豊かな犬生を送っているように思える。
我が家にとって犬は家族の一員である。特にオーストラリアに引っ越した当初、子供達は現地の子供達と馴染めず、学校から帰っても寂しくしていた。
その時、ふと思い立ったのが犬を飼うことだった。
家主と交渉して屋内には入れないで、庭で飼うことを条件にOKをもらい、イングリッシュ。コッカースパニエルを飼った。
日本では犬は「ペットショップ」で買うモノであるが、オーストラリアでは、新聞広告で個人が掲載し、ソノ情報を頼りに購入するのだ。
血統証つきで200ドルだった。日本の価格の10分の1である。
めでたく200ドルで入手したイングリッシュ・コッカースパニエルの子犬は、メルボルンからメルと名付け、狙い通り子供の良き遊び相手になってくれ、広い庭で一緒になって駆け廻っていた。
お陰で子供達は当初の友人のいない淋しさを乗り越えることが出来たのだ。
オーストラリアはイギリスの伝統を引き継いでいるせいか、動物愛護の国である。
子供達は誰もが動物とは友達だし、犬を怖がる子は見かけたことがない。当然、知らない犬でも友達なのである。
日本では、公園に散歩に行っても、よく子供が犬を怖がって逃げたり、ひどいときには近づいただけで、泣かれてしまったこともある。
この原因は「教育」の違いなのだろう。ココで言う「教育」とは、人間の親が子供に対する「犬は危険な動物だ」という教育の仕方と、犬そのものへの「教育・訓練」のレベルの違いだ。
日本では、親も子供に「犬に近づいてはいけません」と教育し、子供は必然的に犬を怖がるようになってしまうのだろう。
まあ、日本の犬達は狭い家に閉じこめられてストレスも溜まっていることだろうか。
オーストラリアではどうかというと、犬は感心な程、良く教育されている。フランスなどでもそうらしいが、犬は入れて貰えても、子供はダメと言うレストランもあるらしい。
犬は子供以上にお利口さんなのだ。実際、オーストラリアの犬は良く訓練されていた。犬の散歩ですれ違っても吠えついたりする犬は皆無であった。一方、我が家の飼い犬はあまり訓練せず、
日本の犬の標準教育レベルの「お座り」「お手・お変わり」位で満足してしまい、十分な教育をしなかったので、知らない犬と散歩ですれ違えば、
「ワンワン」吠えたりして、よく相手の飼い主から「あなたの犬は訓練学校に通わせるべきです!」と、はっきりと叱られたのは2度や3度ではなかった。
このように飼い犬を責任もって「教育・訓練」し、家族の一員として可愛がり、犬も人間も豊かに共生しているのだ。
こんな動物への接し方のせいか、オーストラリアの雀までが人を怖がって逃げたりしない。これはイギリスなどでも同じらしい。何故日本の雀だけが人間を怖がるのだろう?
日本の雀も犬も人間を恐れるDNAが長年の歴史の中で組み込まれてしまったのだろうか?
人間と犬の関係を考えたとき、まず主導権を持って受け入れていくのは当然、人間側であり、犬や鳥達は人間の態度に対応しているだけだろう。
だから、日本でももっと、人間社会が犬に対し受け入れる気持ちを持ち、接すれば犬も人間を受け入れて、きっと良い関係が築けるような気がする。
いや、いや・・。日本の社会は、犬のことを考える前に、もっと、人間同士が寛大に仲良く受け入れる気持ちを持たないといけなかったですね・・・。
オーストラリア人の寛大で生き物に思いやリのある態度を少しは学びたいですね。
園芸家の哀しき花粉症
ボクは花粉症だ。
園芸愛好家の花粉症なんてサイテーである。
そしてアレルゲンは、事もあろうに、なんと大好きなオーストラリアを代表する花のアカシアなのである。
あの可愛らしい黄色いボンボリ状の花が、・・・それも大切に育てているのに主のボクを悩ませるなんてヒドイ・酷い。
「 飼い犬に噛まれる」ようなものである。
それは、ある年、突然ボクを襲った。 もう15年も前のことである。
メルボルンで初めて迎えた春の土曜の夜だった。ベットに入ってから、目が痒くやたらと鼻水とくしゃみが出る。
風邪でもひいたのか・・・。その時は2〜3日で良くなった。
そして次の週末を迎えた。庭の芝刈りは毎週土曜の日課で、エンジン付きの芝刈り機でガッーと芝を刈るのであるが、
この強力なエンジン式芝刈り機は芝を刈ると同時に凄まじい量の埃を宙に舞い上げるのだ。
100坪程度の芝を刈り終えたあとは、体中埃まみれになる。目も鼻も埃まみれになる。
当然、この芝生の上に大量に蓄積された花粉も一緒に宙に舞い上がるのだ。
なんてったって、家々の庭の広さと花の量は日本の比ではない、それらの花が撒き散らす花粉の量が多いことは想像できる。
そして夜になるとまた目の痒みが襲ってきたのである。
これがボクの最初の花粉症との出逢いである。
原因はワトルツリーと呼ばれ、オーストラリアの国花
にもなっているアカシアである。
住宅街に多く植えられ、多くの日本人駐在員がこの花粉症に悩まされていた。
日本人はアカシアに免疫が無いんだろう・・・なんて、勝手に考えていた。
帰国後しばらくは収まっていた花粉症が数年前から、二月下旬になるとはじまった。
そして、その時期は、我が家の庭にアカシアの木を植え花が咲き始めたときと一致しているのだ。
ところで、花粉症の治療方法には色々あって、減感作療法というのがあるらしい。
減感作療法とは過敏になった体質を減らす治療法で、長期的な治療効果が期待できるらしい。
一般的には花粉などのアレルゲンを週に1ー2回皮内注射するらしく、注射量は少ない量から徐々に増加させ、ある程度の量になったら維持量として継続し
少なくとも2年間は続けることが必要で、スギ花粉症の有効率は約60-70%と言われいる(情報源は慈恵医大サイト)。
しかしだ、ボクは、毎週、痛い注射までして花粉症を治したいとは思わない。
庭のアカシアを大切に育てていればきっといつかは、ボクの気持ちが伝わって、花粉症も治るような気がする。アカシアはきっと、いきなり日本に連れてこられて、少し反逆しているだけだろう。
人々に愛されていることが分かったら、きっとアレルゲンでは無くなるような気がする。
今日も、我が家の庭では春の強風にアカシアの黄色い花が大きく揺れている。
ああ、夜もくしゃみをありがとう。
まあ、今月もつきあってくれて有り難う。