顕微鏡を覗く

ミクロの世界の生き物たち
小学生の時買ってもらった顕微鏡が今になって役に立つとは...。でも使い方がよくわからない。もっと勉強しておけばよかった。

●ヒメミミズの卵を探す。

それは、1冊の本から始まった。
「原色図鑑 野外の害虫と不快な虫」(梅谷献二編、1994年、全国農村教育教会)と言う本で、その中に、シロヒメミミズの卵包の写真があったのだ。 それは、ヒメミミズを丸めたような、白いゼリー状の卵包だった。

「そういえば、ヒメミミズの卵、見たことなかったな。」

軽い気持ちで、始めたのが運の尽き。卵包は、何としても見つからない。ヒメミミズの環帯?の大きさから考えても、ダニくらいの大きさはあるだろうと考えていたのだが、見つからない。 年末から、年始にかけて、顕微鏡やら、虫眼鏡、ルーペ・・・ある物すべて使ってみたが見つからない。それらしいのもあるのだが、特定できない。どのくらい、探しただろうか。まる一日は、ヒメミミズの卵包を探すために費やしたと思う。結論から言えば、結局見つからなかった。 しかし、いろんな生き物にめぐり逢うことが出来た。

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アカイボトビムシ
まずは、アカイボトビムシ。図鑑で見ると、もっとハッキリイボが見える。赤くてイボイボなトビムシ。名前のまんま。他のトビムシと違い、飛ばなかった。 のそのそと歩く姿は、とてもかわいい。赤い色も綺麗。でもなぜ、赤いのだろう?

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トゲダニ
トゲダニ。肉食。他のダニ、センチュウ、トビムシを食べるらしい。すばしっこい。肉食性のダニがいるおかげで、センチュウやトビムシなどが増えすぎないのだろう。 私のミミズコンポスト内でも、食物連鎖が行われているのを知って感動。

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ササラダニ(マルタマゴダニ?)
ササラダニ亜目。マルタマゴダニ?ツヤタマゴダニ?名前はなんだかわからないが、どちらもかわいい名前。 人間には無害。

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ヒメミミズ
蚕糸・昆虫農業技術研究所のHP「動物はどこまで再生できるか」によると、ヤマトヒメミミズと言う種類は、自分の体を分断して、再生することの出来るクローンミミズで、 頭部を切断すると、頭部から尾部が再生されるという。何ともすばらしいが、人間や動物で考えると、とてつもなく不気味である。双頭再生の話まであり、ここまで行くとホラー映画である。
卵包は、見つけられなかったが、いつの間にかミミズ箱に住み着いたヒメミミズが、どんな生活を送っているのか、ますます興味がわいてきた。

余談
ヒメミミズの卵包を探してる内、ふたつの発見があった。

1)ミミズの糞は、いい匂いがすること。私だけかもしれないが、ミミズコンポストの詰め物の臭いは、とてもいい匂いだった。土をトレーにとって、 目を近づけて探していたため、甘い匂いに、思わず食べてしまうところだった。

2)便意を催す事がわかった。「野外の害虫と不快な虫」の本や、ダニ、ヒメミミズ等を見ていると、トイレに行きたくなって困った。 便秘気味の妻で試してみたが、何の効果もなし。私だけか。

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