庭植えの仕立て方
1.一文字仕立て
一文字剪定は、樹勢が中程度かやや弱い品種(桝井ドーフィン・カドタ)に適します。
剪定時期は、落葉期から2月一杯までに行う。寒害の恐れのある地域は、厳寒期を過ぎてから行う。
1年目 先端部から発生した2本の枝を主枝候補とし、枝先が下垂しないように支柱を立てて誘引する。
2年目 主枝は、充実している部分で切り返す。水平なパイプや針金に引き下げて結束する。
結束は、枝が柔軟性になる4月中旬がよいようです。
枝が裂けたり、折れたりするのを避ける為、枝の曲がる部分の内側にノコギリで数カ所軽く切れこみ
を入れるとよい。主枝の両側に伸びる新梢は片側に約40cm間隔で交互に配置すると良い。
主枝の先端は、支柱をして斜め方向に伸ばす。
先端の結果枝を順次主枝として伸ばし、順調に進めば3年目に樹形が完成する。
2.杯状仕立て
開心自然形は、樹勢の強い品種に適し、杯状形は樹勢が中程度(秋果生産用)の品種に適する。
下記図を参照して下さい。
1年目 苗木を40〜50cm程度の高さに切り、支柱を立て幹を結束する。
方向の良い新梢3本を残し、その他の芽は、かきとる。残した新梢は、丈夫な支柱で誘引する。
2年目 主枝は、先端部から3分の一〜4分の一程度を外芽か横目芽の直上で切り返す。
3年目以降 坪状形では、主枝から発生した、2〜3本の枝を20cm程度で切り返し、各枝からさらに
2本の新梢を伸ばし、20cm程度で剪定する。4〜5年で樹形が完成するので、新梢は、
基部の1〜2節で剪定する。