第14次野尻湖発掘(後半:2000.3.29〜4.2)

 2000年3月24日〜4月2日、長野県野尻湖にて第14次湖底発掘が行われました。私(渡辺公一)は後半の29日から最終日まで参加しました。このうち発掘は31日までで、私は1班(G−10グリッド)の班長をやりました。


発掘風景です。たくさんの化石(植物片、骨片等)が出土しています。記載は大忙しです。

試掘溝断面の地層区分です。黒っぽい層は中部野尻湖層、その下が下部野尻湖層IIIB相です。

出土した化石の位置をはかります。

発掘参加者が宿に戻ったあとも記載の仕事は続きます・・・。一番手前がG−10グリッド。

グリッド位置図です。ちなみにG−10グリッドは北海道・岩手・宮城・福島の友の会で担当しました。

一番右が福島友の会会長の石井さん。左2名は福島大の学生さんです。

G列を発掘広場から眺めたところ。一番左(北)側がG−10グリッドです。

化石が出土すると、専門班を読んで判定してもらいます。ちなみに今はナウマンゾウの牙のかけら(切歯片)が出土したところです。

この化石は、「たしかめ掘り」の対象になりました。「たしかめ掘り」とは、出土した化石遺物と地層(ラミナ)との関係を確かめるために、遺物と垂直に断面を撮り、観察するものです。今回の発掘の精度をさらに高める発掘方法となりました。

切歯片が出土しました。こうして化石遺物が見つかると、竹串を刺し、ラベルに標本番号をつけ、記載します。

あちこちで化石が出土し、記載さんは大忙し。G−10グリッドは小さいかけらが数多く出土したグリッドでした。

夜の大コンパ風景です。今回は各友の会(の連合)で、「幸せグリッド計画」と称して、課題を与えられ、それを発表するものでした。当たった課題に対して、各友の会は創意工夫をこらし、楽しいものとなりました。

G列の中部野尻湖層からは昆虫化石が出土しています。これは分析のためのサンプリング作業風景です。

埋め戻しです。ビニールテープを貼って、その上から土をかぶせていきます。

最後は一気に重機で土入れ。埋まっていく様はちょっと感傷的になります・・・。

天気が良く、妙高も綺麗に見えました。

地元への成果報告会です。

地元祝賀会です。


福島野尻湖友の会HPに戻る