カワセミ自然の会

真野川自然探険


☆琵琶湖西岸、大津市の伊香立丘陵から真野浜までを流れる真野川の水系には、棚田、溜め池、水路、雑木林などが散在し、集落の暮らしと結び付いて利用されてきた“里山”の自然があります。
 私たちカワセミ自然の会は、その“身近な自然”の豊かさ、不思議さ、おもしろさを、近くに住む人たちと分かち合いたいと願い、1992年2月より定期的に、気軽に楽しめる自然観察会を開催しています。そして、真野川流域で小さな草花や虫、魚、烏たちと出会ううちに、そこが大切な“生き物たちの家”であり、あふれるほどに“息づく生命”を実感するようになりました。
 ところが、1993年に、(真野)に河川改修工事の計画があることを知りました。
 そこで、河川改修の必要性は理解しながらも、「その豊かな自然が少しでも残るような工法にしてほしい」「改修前にあった生き物たちの世界を、流域に暮らす人々の記憶に留めてもらいたい」と考え、子どもたちと一緒に、河口から源流までの生物調査を兼ねた自然観察会を行い、調査と観察の記録を取りました(おもに1993年9月〜翌年3月、計6回)。
 このたび、WWF-J世界自然保護基金日本委員会およびタカラ・ハーモニスト・ファンドの助成金を受け、私たち手作りの『真野川自然探険』を出版することができました。真野川のどの辺りで、どのような自然観察ができるかを示した『真野川フィールドガイド』として役立つような工夫もしています。
 真野川の生態系は、その流域に特別な自然ではなく、滋賀県あるいは広く日本の一般的な河川の生態系に共通する自然です。また、自然観察は、日常では気づかない世界を、新しい視点で観ることです。この一つの河川の自然観察記録は、流域の人々が“身近な自然”にもう一度目を向け、関心を寄せ、再発見することにつながっていくよう期待しています。さらに、改修後の河川にすむ生き物と比較して、生態系の変化を知るための材料となり、河川改修方法などを検討される際の資料となるように願っています。☆

てがみ

1冊500円および送料(重量230g/冊、1冊の場合240円、2冊の場合310円)
郵便振替 口座番号=00980-0-149367 加入者名=カワセミ自然の会

真野川周辺地図



★助成金を頂いたサイト

WWFJ

宝酒造



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NACS-J自然観察指導員大阪連絡会 のHPの中にあります。