森の大百科事典

天竜美林

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 山村の林道を登り、展望の良いところから、対岸を望む。見渡す限りスギ、ヒノキの人工林が広がっているが、これが天竜美林と言われる風景である。天竜美林は、人の手で育てられたものである。人の手で作られた巨大なものとして、ピラミッド(点)や万里の長城(線)が知られているが、天竜美林(面)もこれに匹敵するに違いないと思う。

 この写真(風景)だけでも、次のようなことが説明できる。
・昔は南斜面の中腹で、水のあるところに住んだ。
・水は近くの沢から引いている。
・家の周りには畑がある。
・家のところまで車道が通じている。
・赤っぽいのがスギ、みどりがヒノキである。
・スギは中腹から下に多く、ヒノキは尾根付近に多い。
・一面の人工林であるが、林齢は異なっている。
・戦後植えたものがほとんどである。
・森林の所有は細かく分かれている。