森の大百科事典

地域の工務店のシェア

戻る  2004.02

 「年間20棟未満の中小工務店が建てる住宅のシェアは約30%であり、10年前と比べると13%減少している」らしい(平成16年2月)。

 最近はハウスメーカーを含めて木の家をアピールする広告が目立つが、今まで木の家(在来木造住宅)を供給してきたのは中小工務店であろう。中小工務店のシェア減少は、地域の木材流通、更には国産材の地盤沈下につながる。
 一方では、自然素材、あらわし工法をコンセプトとした木の家が、消費者に受入れられつつあるが、中小工務店はこの流れに対応できずにいるようである。工務店のほとんどは、企画力や営業力が無く、パンフレットや会社案内も作っていない。
 それでも中小工務店のシェアは30%あるので、林業も中小工務店との連携をもっと考える必要があろう。

 国土交通省がまとめた平成16年度の新設住宅着工戸数は、前年より2.5%増加の1,189,049戸となりました。
 増加の主なところは、分譲住宅の5.8%と貸家の3.0%です。持ち家は0.8%減少しました。
 分譲住宅では戸建て住宅が大幅に増えており、パワービルダーと呼ばれる人たちの躍進が目立ちました。分譲住宅地を訪ねると、きっと次のような景色に出会うのでしょうか。
 OMソーラーの家「東京町家」さんのタ・テ・ウ・リ
 一方、住宅の地産地消も各地で進んでおり、林業家、製材所、大工・工務店、建築士ほかが集まって、いろんな話し合いが行われています。