森の大百科事典

スプリング・エフェメラル

戻る  2004.3

 早春の雑木林でいっせいに葉を広げ花を咲かせる植物は、スプリング・エフェメラル(春先のはかない命)と呼ばれる。写真のカタクリもその一つである。カタクリの開花は3月下旬から4月上旬と短い。花言葉は「嫉妬」。
 上を覆う落葉広葉樹が葉を広げる5月になると、カタクリは葉を落とし翌春まで長い休眠に入る。カタクリは、そうしたごく短い期間に1年分の栄養をためているので、開花まで7年以上を要する。

 アズマイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、フクジュソウなどもスプリング・エフェメラルである。