森の大百科事典

タケノコ・竹

戻る  2004.4

モウソウチク
 モウソウチクは中国原産で、日本へは330年ほど前に、沖縄を経由して渡来したと言われています。
 モウソウチクのタケノコは早春に採れ、肉厚で柔らかく、えぐ味が少ないため、モウソウチクは食用として各地に広められました。良いタケノコを生産するためには、竹林内を傘を差して歩ける密度が適切です。
 しかし最近、中国産のタケノコの輸入が急増したため、タケノコの価格は下落し、国内の産地は大きな打撃を受けています。その結果、放任竹林が各地で増加しています。

タケノコ御飯
 子どもが近くの竹に覆われた丘に友達と遊びに行ったら、タケノコを掘っている人がいて、その人が掘ったタケノコをいただいて帰ってきた。
 家での協議の結果、タケノコ御飯にすることが決定し、早速皮むきを行ったところ、中から立派なタケノコが姿を現した。
 妻の話しでは、「あく抜きは掘って直ぐならば茹でるだけで良い」そうだ。どう調理されたかはわからないが、美味しいタケノコ御飯をいただきました。

竹林の更新
 ここの竹林は、平成10年までは荒れ果てていました。そのころは、竹林の中を歩くことはとてもできませんでした。
 それから地元の人たちなどの活動により、徐々に地域のモデルとなる竹林の管理が行なわれ、写真のような状態になりました。
 竹林の管理は、竹の密度を調整するだけではなく、竹の更新も行なう必要があります。おおむね6年生以上の古い竹を伐採して、新しい竹を育てます。
 伐採された竹材は、かつては自家利用や商取引がされましたが、今では採算が合わないので竹林内に整理して置かれます。
 新しい竹を育てるため、ところどころにタケノコが残されています。間違って掘り取らないように、印が付けられています。