森の大百科事典

林業機械

戻る  2004.7


スイングヤーダー(揺れ動く集材機)
 スイングヤーダーは、バックホーにウインチが付いた木材搬出用の林業機械です。

 索道を張る方法が簡単です。写真の場合は、右下に向かって索道が張られています。
 木材は地引で搬出します。荷重がかかりすぎると、バックホーが前に転倒する危険があります。

フォワーダー(積載集材車両)
 フォワーダーは、短幹材を後部の荷台に積載し、毛細血管のように作られた森林内の作業路を走り、トラックが入る林道端まで木材を運び出します。

 グラップルローダで荷台への積載を行います。グラップルローダは、ゲームセンターのUFOキャッチャーに似ています。

 短幹材:伐採した樹木を利用する長さに造材(玉切り)した材
■小型運材車
 小型運材車とは、森林内で主として間伐材などの中小径木材を、荷台に積載して集材する作業車のことです。林内作業車とも言います。
 積載可能重量は、約1トンです。フォワーダーと比べると運材能力は劣りますが、個人で使うにはちょうど良い大きさです。

 写真の小型運材車は、ウインチを備え付けています。ウインチを使って、森林内に散らばっている木材を集めることができます。

■プロセッサ(造材機)
 伐採した樹木は、山で細かく刻んで運び出すか、そのまま林道に運び出します。前者の場合は、チェンソーによって枝を払い、必要な寸法に切断します。後者の場合は、林道横の土場などでプロセッサ(写真右下の青い部分)によって枝払いと切断を同時に行います。この切断する行為を、「造材」とか「玉切り」と言います。
 プロセッサは、コンピューター制御により採寸と切断を効率的に行うことができます。また、作業の安全性も高まります。
 造材は、柱に使う場合は6mや3mに、土台やその他の用途に使う場合は4mにするのが一般的です。

高性能林業機械