森の大百科事典

杉玉(酒林ほか)

戻る  2004.8

 森林ボランティア・樵の会が主催した「近くの森林のこと体験ツアー」に参加してきました。ツアーのメインは、酒屋さんの軒先に吊るされている杉玉づくりです。地方によっては、酒林(さかばやし)などとも言われています
枝集め
 杉玉を作るためには、大量の杉の葉が必要です。
 杉の葉は、樵の会のスタッフの方が、別に日に集め、作業場所に運び込んでありました。聞く話しによると、その日は土砂降りだったそうです。高いところにある枝は簡単には採れませんので、若い植林地の枝を払って集めたそうです。
小枝に分ける
 大枝についている小枝を、剪定ばさみで1本、1本切り取ります。


 大枝から切り取った小枝です。
 スギの葉っぱは先端が尖っているので、素手で持つとかなりチクチクします。軍手でも網目をとおして、手にチクチク刺さりました。 


 小枝を拡大しました。スギの葉っぱは、鎌(かま)のような形をした小さな針葉です。
フレーム
 杉の小枝を差し込む球形のフレームは、針金で樵の会のスタッフの方が作ってくれました。
 片方には、吊るすためのシュロ縄を結んでおきます。
まずは下から
 杉の小枝は、枠の真ん中より先に出ないように注意しながら、枠の下側からさし始めます。
 さし始めは、スギの針葉がチクチク指に刺さり、結構痛かったです。


 中にさし込みすぎると、上から入れるときに入らなくなります。
残り半分
 もう少しで下半分の差込が終わります。


 フレームに指を入れ、上半分にさし込む空間を確保しているところです。
 この頃には、チクチクするのにも慣れてきました。手袋を取って、素手で大胆に作業している方もいました。また話題も、いかにして丸く刈り込むかに移ってきます。
刈り込み
 最後の方になってくると、小枝をさし込むのが難くなります。
 薄いところを指で広げ、2から3本の小枝をまとめて、力ずくでねじ込みました。


 髪を伸ばし放題にした感じです。これを刈り込みバサミで刈り込みます。
 最初は、大胆に刈り込んでも問題はありません。刈り込むのは、すごく気持ち良かったです。
完成
 刈り込みバサミがなければ、ちょっと大変ですが剪定バサミでもかまいません。


 杉玉が完成しました。台は樵の会の方の手づくりです。