森の大百科事典

木材の搬出(路網と林内作業車)

戻る  2004.8

 真ん中に平らになっているところは、作業路と呼ばれる木材を生産するための道です。幅は約2mです。
 この作業路に向かって、木がたくさん切り倒されています。全ての木を切らないで、選択して切る方法を択伐(たくばつ)とか、間伐(かんばつ)と言います。この方法で木材を生産すると、森林が維持され続けます。御覧のとおり光が林床まで届く、気持ちの良い森林になりました。

 青い色の機械は、小型のパワーショベルです。先端には、バケットの替わりにグラップル(UFOキャッチャー)が付けられています。これによって、倒れている木材を作業路に引っ張ります。

 グラップルで木材をつかみ、作業道に引き寄せます。
 作業員が降りてきて、チェンソーで4mとか、3mに切断(玉切り)します。玉切られた木材が、手前に積まれています。

 林業の人は「じょうさん」と言います。「じょうさん」とは、1丈3尺(いちじょうさんじゃく)を略した言葉です。1尺が約30cmですので、約4mの長さになります。

 作業道の反対側からフォワーダー(積載集材車両)がやってきました。グラップルで玉切りした木材をフォワーダーに積み込みます。

 木材を積み込んだフォワーダーは、トラックの入る林道まで、作業路を通って木材を搬出します。