森の大百科事典

樹皮の利用

戻る  2004.10

■皮むき機(剥皮機械)
 丸太は、製材する前に、樹皮を除去します。写真は、水圧バーカー(ジェットバーカー)と呼ばれる皮むき機です。刃物で除去する機械は、リングバーカーと言います。
 丸太は、右側から入り、高圧の水によって樹皮がむかれ、左側から出てきます。
 除去された樹皮は、一箇所に集められますが、有効な活用方法が無いので、廃棄物として処分をする場合もあります。

 木材は資源として可能な限り活かされていますが、樹皮は用途が少ないため焼却・廃棄される割合が高くなっています。

1 土壌改良材
 樹皮の主な用途は、土壌改良材(バーク堆肥)です。写真は、粉砕した樹皮を堆積し、発酵させているところです。バーク堆肥は、造園、園芸などに用いられています。
2 成型燃料
 最近取り組まれているのが成型燃料(ペレット)に加工することです。このペレットを燃料とする国産のストーブも販売され始めています。
 普及への課題は、ストーブの価格が高いこと、ペレットの規格が統一されていないこと、ペレットを気軽に買えないことなどがあります。しかし、ペレットはクリーンなエネルギーであるので、普及のためのさまざまな取り組みが行われています(ペレットクラブ)。
3 畜舎敷料
 工場の近くに畜舎があれば、敷料として引き取ってもらうこともできます。ただし、樹皮を細かく粉砕する必要があります。