森の大百科事典

森林に期待する役割

戻る  2004.10

 右のグラフは、森林に関する世論調査の「森林に期待する役割の変化」を、調査毎に示したものです。
 今年は台風の上陸が大変多いですが、人命や財産を守る「災害防止」は常に1位となっています。その次には、日常生活に欠かせない「水資源のかん養」が続いています。
 平成11年度の調査で初めて「温暖化防止」の項目ができましたが、3位にランクインしました。意外なのは、とらえどころのない「大気保全・騒音防止」が4位で安定していることです。その後に、「野生動植物」、「野外教育」、「保健休養」と続いています。

 最下位は、平成5年までは「林産物生産」でしたが、平成11年には「木材生産」に変わりました。「木材生産」の順位の推移は、木材価格と同じ道をたどっています。

■災害の防止
 平成17年は台風の上陸が大変多いですが、森林は人命や財産を守る「災害防止」の役割や、洪水を軽減する「水資源のかん養」の役割を発揮しているのでしょうか。
 また今年はクマが人里まで出没していますが、森林は「野生動植物」を保護しているのでしょうか。

 山崩れや土石流、洪水などの自然災害、野生動物による被害は森林に期待される役割以上の自然現象によるものだと思われますが、私たちには常に森林の働きを高めることが求められています。

■大気の保全
 森林には、大気を保全したり、騒音を防止する働きがあります。この働きは、森林に関する世論調査の森林に期待する役割で4番に位置しています。
 車道沿いと、宅地側のシラカシの葉を取ってきて、10回表面を拭いてみました。左が宅地側、右が車道沿いです。汚れ方に大きな差がでました。