森の大百科事典

中央構造線

戻る  2004.10


安康露頭(長野県)
 ここは、長野県大鹿村を流れる青木川です。流れの向こうに見える崖が、安康露頭と呼ばれています。良く見ると、左側は茶系、右側が青系の色をしています。ここでは、日本を縦断する中央構造線を目で見ることができます。
 茶系のところは、領家(りょうけ)変成帯とか、内帯と呼ばれています。
 その昔、陸上の火山帯の下でマグマがゆっくり固まってできた花崗岩や、高温低圧の変成岩です。
 青系のところは、三波川(さんばがわ)変成帯とか、外帯と呼ばれています。
 海のプレートが沈み込んだところで強い圧力を受けてできた低温高圧型の変成岩です(結晶片岩)。

 別々のところでできた岩石が、想像を超える大きな横ずれによって接するようになったそうです。詳しくは中央構造線博物館を御覧ください。

 追伸
 安康露頭は国道152号線沿いにありますが、この国道はとても狭い1車線の道です。
 大鹿村の紅葉は大変きれいですので、一見の価値はあります。