森の大百科事典

都市の森

戻る  2005.2

 あるセミナーの一コマです。
 みんなで山の写真を見入っています。森林の一部が伐採されています。森林を伐採することは悪いことであるとの意見を時々聞きます。山奥の自然林を伐採することは考えものですが、木材を利用するために造林したスギ、ヒノキ、カラマツなどの人工林は利用してこそ活きます。
 森林は、光合成によって炭素を固定しています。固定された炭素(木材)で住宅を建てることは、都市に第2の森林を作ることになります。
 大義だけでは消費は動き難いですが、林業とのネットワークによるコスト削減(木と家の会ほか)や、デザインなどの付加価値を付けた住まいづくり(東京町家ほか)が広がり始めています。

 近くの山の木で家をつくる運動 緑の列島ネットワークのサイトへ。

 木の家を建てようと考えている人や、環境に関心のある人が参加した森林の見学ツアーです。
 こうしたツアーは各地で行われており、上流の森林や、製材工場、木の家の見学などが組まれています。場合によっては、伐採の現場に立ち会うこともあります。日ごろ見ることのできない、森林や林業、木材加工の世界を垣間見ることができます。

 ツアーには、「近くの山の木見学ツアー」、「山づくり家づくり体験ツアー」、「森と住まいのバスツアー」、「森と木にふれあうツアー」、「伐採見学会と木の家セミナー」などの名前が付けられています。
 森林の見学ツアーでは、上流の森林や製材工場を見学した後に、地域の木材で建てられた「木の家」を見学する場合があります。
 ハウスメーカーのCMでも「木の家」と言っていますが、そのほとんどは外国産の木材が使われています。
 同じ「木の家」と言っても、その中身はさまざまです。お近くの見学ツアーなどに参加して、その違いを体感してください。

 大多喜の森を訪ねる森林をいかす家づくりの会

 森林の見学ツアーではありませんが、住宅の見学会は身近なところでも開かれています。