スジエビ・ギャラリー01



今にも干上がりそうな放水路の水溜りから救出(?)してきたスジエビ。
やんちゃで肉食性が強いので、ヌマエビ類との混泳はちょっと難しい。
ヌマエビ類との見分け方は、大きな目と、鼻先を越える長さの2本のハサミ肢。(テナガエビと近縁)
それに手足の間接が黄色い事や、餌にほぼ100%口で直接齧り付くなど。
針金に結んだニボシをグイグイ引っ張り、胃がよく動けば間違いなし。
さすがに、テナガエビと一緒に入れておくと、食べられてしまいます。

参照⇒【ヌマエビ類とスジエビの見分け方
スジエビとよく混同されるヌカエビを中心に、ヌマエビ類との見分け方を作りました。


胸にある“凶”の文字。「混泳は凶」を示唆している?

模様に地域変異があるようで、黒筋の太さや濃さが多少異なる場合があります。
テナガエビの仔エビや若エビと良く似ていますが、
見分け方としては、頭胸甲の側面に「逆さハの字」があることが有効だと思います。
この逆ハの字の中に×模様があるものも多く、“凶”の漢字にも見えます。
テナガエビの場合はアルファベットの「m」をちょっと崩したような模様になっています。
スジエビは曲がった腰の一番上から腹までの一本スジも特徴的です。
逆さハの字の後ろ側の一本と腰の黒すじ一本とが、斜めに2本平行についているのも目に付きます。
ゾエアが海に降りて血が混ざり合うヤマトヌマエビには個体差がほとんどないのに比べ、
地域変異差が非常に大きい事から、川同士の個体が混ざらないタイプ、
つまり一生を淡水(薄い汽水まではOKかも)で暮らす陸封エビと思って良さそうです。
※スジエビなどの淡水で育つゾエアについてはこちら⇒【スジエビも覆う御気楽あきらめムード
※スジエビには別種扱いの、河川下流域に棲む繁殖に海水が必要な集団もあるようです。


餌を食べているところ。
目の後ろあたりに「胃」の様な部分があり、
餌を与えるとココがこねこねと動いて面白い。
このくらい手が細いうちはちょこちょこと動いて、
これほどペット向きな生き物も珍しいと思うくらいカワイイですが、
フルサイズ級に大きくなった個体や、元々腕の太いタイプなどは、
かなり獰猛なので、混泳には注意が必要になると思います。
参照⇒【スジエビの混泳を考える
参照⇒【「スジエビ」の範囲

海水のスジエビ 参照⇒【スジエビモドキ


2010/05/25 更新

 


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