地球の歩き方(初級編)
                                            ビオトープ学習教材用

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以下の文の中にはまちがったものがあります。その番号を見つけてください。    

1.地球のおんだん化などを考えて、昭和30年代の生活(たとえばサツキとメイの家)スタイルにするべきである。

2.ビオトープは生き物のすんでいる場所だけではなくて、風景、けしきとしても大切になる。

3.ビオトープはひとりでも取り組める環境を守る活動のひとつである。

4.「池はビオトープである。」と言えるが、「ビオトープとは生き物の居る池である。」とは言えない。

5.植栽をしたり、肥料を与えることはビオトープの理想的な取り扱い方のひとつである。

6.ビオトープを説明するときに「生き物が生活している空間」だけでは不十分なので、「生き物が生活している空間と、そのまわりの風景である。」と説明すると良い。

7.最近にできた法律の「自然再生推進法」の内容は、もともとあった自然状態をよみがえらせるために行政だけではなく、地域の人たちもメンバーとして公共事業に参加して、川や道路などを作り直すというものである。

8.池などをつくって、他の場所から魚を持ってきてエサを与え、増やしたとしてもビオトープとは言えず、その魚が他の川に移っていき、害を与えないように注意する必要がある。

9.自然にふれながら学ぶ教育プログラムは確立されていないが、外に出て自然体験をすることは環境教育の基本と言える。

10.カワニナはホタルのエサになるので、これを人工的に与えて「ホタル園」が完成しても、自然界の力ではないからビオトープとは言えない。

11.ビオトープとは人の力でつくられたものであり、人の力ではなく自然の力でぐうぜんになりたったものは価値が少ない。

12.環境えいきょう評価(アセスメント)において、その方法などを決める手続きをスコーピングという。

13.生き物の世界では食べるものやすみつく場所が同じ仲間どうしでは競争がおこり、その結果、強い種類が生き残る。これはガウゼの法則と呼ばれる。

14.アフリカゾウの耳は大きいけど寒い地方にいたマンモスの耳はとても小さくなっていて、体温をうばわれないように体の凹凸を少なくする仕組みが見られ、これはアレンの法則と呼ばれる。

15.森の中に道路を作る場合でも、ミテゲーション(かんわそち)という方法をすることで人の力で自然を取りもどすことができるようになる。

16.ベルクマンの法則とは、「寒い地方の動物ほど体が大きくなる。」ことをいう。

17.グロージャーの法則とは「寒い地方に行くほど体の色がうすくなる。」ことをいう。

18.「生物はサイズが大きくなるように進化する。」これはコープの法則と呼ばれる。

19.ラッコはたくさんのウニを食べるけれど、もしラッコがいなくなってしまったらウニが増えすぎて増えすぎたウニでカイソウの仲間がなくなってしまうことになる。すると魚もカイソウに卵を産みつけられなくなってしまう。そうするとその場所には生き物の数や種類が少なくなってしまう。ラッコは生き物の世界に与えている力はとても大きいことがわかるが、こういった個体数が少なくても、その種が生態系に及ぼす影響が大きい種のことをキーストーン種と呼ばれる。キーストーン種は食物れんさの一番上であることが多い。

20.イヌワシがもしもいなくなったとしても生き物の世界が大きく変わることはない。しかしイヌワシが生きていくためには多くの種類の生き物がすめるような条件が必要になる。イヌワシやヒグマ、オオタカなどのように、一定の条件下の広い生息地が必要な種のことを、アンブレラ種という。

21.川のそこをコンクリートでかためると、大雨のひがいがなくなるので、自然もこわれない。

22.地球上の全陸地面積のわずか5パーセントの土地に全部の動植物が生息していると言われている。

23.生物多様性とは、「種類が多いこと」「種内の遺伝子が多いこと」「風景が複雑であること」「生態系が多いこと」があげられる。

24.津軽かいきょうは、生物地理学的な境界線で、ブラキストン線と呼ばれている。

25.自然の中の物質や生き物のバランスと仕組みがわかったので、ビオトープを作ることはかんたんになってきた。

26.鳥類の調査をする方法には、ラインセンサス法というのがあって、これはあらかじめ決めておいた道順を歩いて鳥のなき声などにより、その種類や数をしらべるものである。

27.インドネシアにあるふたつの動物地理区を分ける境界線をウオーレス線という。

28.トカラかいきょうを東西に横切る生物学上の境界線を渡瀬(わたせ)線という。

29.世界いさんのとうろくには、地区のまわりにバッファゾーンの設定が必要とされている。

30.生物とは「自分で生きることができ」て、「子供をつくることができ」て、「エネルギーを変えることができる」ものである。

31.生物多様性の意味は、「色々な生き物が目で確かめることができる」ということである。

32.生態系(せいたいけい)とは、生き物をとりまく環境とともに生物をまるごととらえようとする全体論である。

33.ある環境の生態系がちがった環境に変化していく付近には、より多くの生物が見られる。これはエコトーン(推移帯)と呼ばれ重要な場所となっている。

34.植物が出している化学物質には仲間や他の種類の植物の成長力をおさえる作用が見られ、アレロパシー(他感作用)と呼ばれている。

35.珍しい生物は重要であるが、身近な自然に見られている普通種の存在はそれほど重要でもない。

36.ある環境が、他の環境ととなりあっている部分(ヘッジ)は外部からの影響を受けやすく、物理的・生理的な変化が生じることがある。これはエッジ効果と呼ばれる。

37.鹿が出てくる地域では「萌芽更新(ほうがこうしん)」で、新芽を出させ、若返らせる方法は役に立たないことも考えに入れておく必要がある。

38.小さな点のようなビオトープであっても、たくさん存在することで連続した面として生活できる生物種もいるので大切な存在となる。

39.日本の国土の7割は森林であり、そのうちの4割は杉やヒノキを中心とした人工針葉樹であるが、緑が多いことだけが大切なのではなくて、木の種類が多いことも重要である。

40.ビオトープの形態は、その場所とまわりの見えない力、気象条件、人の歴史や文化等によって形成されるものであるから同じビオトープというものはありえない。

41.建物の地下で、稲や野菜を光やひりょうを当てながら育てることもビオトープだと言える。

42.18世紀に作られた世界最大の植物園、キューガーデンズは野外で育っていたものを大量に運んで作ったものであったが、今では周辺への生物の供給源としても機能をはたしてきている。

43.古里には存在しないバラを地元にある植物といっしょに植えることも、それが地域の植物群と混在する状態まで育てば立派なビオトープとなることができる。

44.新しい薬のもとを見つける場所は、熱帯森林であったが、今や海中へと移行しており、海の遺伝子レベルは高いと言える。

45.生態系ピラミッドの底辺が小さいということは、面積が小さいということだからバッタなどの草食昆虫(一次消費者)の住める数も少ないので、守るための地域面積が大きいほど生態系はまずしくなる。

46.人が手を加えたりせずに自然の移り変わりに任せることを保存(ほぞん)と言う。

47.人が手を加えながら、自然の状態を保つことを保全(ほぜん)と言う。

48.競争関係にある生物として杉とケヤキ、イワナとヤマメ等があげられる。

49.お互いが良くなり合えることを「相利(そうり)関係にある」というが、この例としてマメ科植物と根粒菌、十字花植物とミツバチ等があげられる。

50.絶滅の程度が高い順に並べると絶滅、野生絶滅、絶滅危惧TA類、絶滅危惧TB類、絶滅危惧TT類、そして準絶滅危惧の順となる。

51.移入植物(日本には存在しなかったもの)は造成地など生態系バランスの崩れた乱れた土地で猛威をふるい、自然が残っている安定した場所では増殖する。

52.植樹祭は長年かけて形成されてきた生態系を伐採破壊したうえで植樹がされていることが多く、これはやりかたによっては自然の破壊行為とも言える。

53.花いっぱい運動は外来種の導入が多く、野原を見栄えで飾ることは景観上において不自然となる。

54.錦鯉(にしきごい)を池に放すと、鯉は何でも食べてしまうのでザリガニやブラックバス等とともに池への放流はさけたほうが良い。

55.生態系を「生き物と環境とのふくざつなつながりのこと」と定義することができる。

56.生態系を「生き物のみならず地域の地理的・無機的環境と、そこに生活する生物が形成する一つの系」と定義づけすることができる。

57.生態系を「生き物と外的環境とが一定のシステム(系)を形成している体系である」と定義することができる。

58.土壌は微生物たちの生活場所であり、1g中に数百万から数十億の微生物が存在している。
59.1万8千年前にシベリアに生存していたユカキル(マンモス)の腸から、柳の枝やイネ科、ヨモギなどが出てきて、当時の気象は降雪がなかったようである。

60.マンモスが絶滅した原因には急激な温暖化による湿った気象で降雪が起こるようになり、アメリカ大陸へ移動後の人の関与(マンモスの骨にクロビス石器が刺さっている)が主因であろうと考えられている。

61.砂丘のように野生生物がほとんどいない場所はビオトープとは言えない。

62.生態的指標種とし砂礫地のイカルチドリ、ハンノキ林のミドリシジミがあげられる。

63.キーストーン種として北米太平洋のラッコ、里野のニホンアカガエルがあげられる。

64.象徴種として雑木林のオオムラサキがあげられる。

65.ビオトープとは野生生物が再度生息・生育できるように人為的に造成された場所を言う。

66.ミチゲーションの優先順位は回避、最小化、修正、軽減、代償の順となる。

67.自然作用は人知を超えた部分があるので、モニタリング(追跡調査)は基本である。

68.トンボ類は池等の水面輝光線を感じ取ったり、飛翔力があるので誘引は容易と言える。

69.学校ビオトープのもっとも重要な要素に仮想現実の矯正としての直接体験があげられる。

70.環境影響評価法で第2種事業とは大規模事業に準ずる規模で、評価を行うかどうかを個別に判断(スクリーニング)するものをいう。

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ヒントのおまけ1:1番目は人の努力で獲得してきた豊かさと同時に安全性、快適性まで失ってしまうので誤りです。
ヒントのおまけ2:85番目は世界遺産条約(世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約)に基づくもので世界遺産リストの複合遺産に登載されているものです。このように「ある規則性」を持ちながら誤りがあります。注意

ヒントのおまけ3:赤い字で書かれている番号には誤りがあります。さて、その規則性とは?


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