サワガニの飼い方

浅くてきれいな川で石ころをめくると、その下には小さなサワガニが暮らしていました。日本で唯一の淡水のみで飼育のできるカニです。連れて帰って飼ってみましょう。

 

用意するもの
飼育用のプラスチックケース 無ければバケツなどでも飼う事ができますがプラケースが横からも観察できて便利です。また、浅い容器はカニがよじ登って脱走してしまう事もあるので気を付けて。
底に敷く砂利 無くてもかまいませんが、敷いてやるとカニが歩きやすくストレスがたまりにくくなります。また、水深の深いところと浅いところを作ってやると良いでしょう。
隠れ家 カニは石の下などに隠れている事が多いので、隠れ家になる石や流木、小さな植木鉢など工夫して入れてやるとよいでしょう。
水草 無くてもかまいませんが入れてやると雰囲気が出ていいかもしれません。そして非常食代わりにもなります。

 

我が家のカニの水槽
右の写真が我が家の飼育環境。
プラスチックケースに砂利(大磯)を敷いて左側を高くしています。水はくみ置きの水を使います。水道水でもあまり変化は見られないようですが念のため。
右の水深の深い部分には木炭を入れています。カニの登り木兼、脱臭効果を期待です。
左側の陸上部分には半分水にかかるように流木を入れています。カニの隠れ家と、甲羅干し用の陸地です。
水草にはアナカリスとウイローモスを入れました。
水槽全景

 

流木 隠れ家
左の写真が流木。アクアリウム用の余っている物を使いました。穴も適度に開いているので隠れ家に最適です。
右は木炭。効果が有るのか無いのかわかりませんがカニの遊び場にでもなればよいのですが・・・
木炭

 

アナカリス 水草
左の写真が水槽の中でどんどん増えるアナカリス。
右の写真は余ったウイローモス。
我が家には魚水槽のあまり物がたくさんありますので不自由をしませんが、小さな観葉植物などを入れても楽しいかもしれません。
ウイローモス

 

サワガニ サワガニ
サワガニを水槽に入れるとカサカサと歩き回り、気に入った隠れ家を作ります。砂利もハサミでうまくかき分け上手にもぐりこみます。大小5匹のカニを入れました。本当は大きさの同じくらいのカニを数匹入れてやる程度がよいでしょう。
サワガニ

 

日々の世話
カニの成長は脱皮によって大きくなります。注意しなければならないのは脱皮直後のやわらかい体のときです。甲羅はフワフワしていますのであまり触ってはいけません。そして、他のカニにも襲われやすいので隔離してやるのが一番です。他の水槽に移す事ができない場合は隠れ家を多めに作ってやりましょう。
水は週に1〜2回必ず変えてやりましょう。エサの食べ残しなどでも水は汚れてしまいますので食べ残しのエサは取り出してやりましょう。水はくみ置きの水か浄水器を通した水、または中和剤を使った水に交換しましょう。
エサは金魚のえさやザリガニのエサのほか、ご飯粒や煮干、パンやカツオブシなどいろいろな物を食べます。食べるかどうか試してみるのも楽しいかもしれません。
環境は風通しのよい涼しいところに置くのが一番です。直射日光は避けてください。水温が上がりすぎ死んでしまいます。冬になると冬眠しますので、水を少なくして静かで気温の変化の少ないところにおいておきましょう。

 

 

 〜その後のサワガニ〜

     
 去年捕まえてきたサワガニは何とか無事に冬を越しました。もちろん無加温で冬眠をしてこの春目覚めました。5匹いたのですが、つい先週の清掃時に1匹いなくなっていることに気付きました。残念ではありますが、ほかの4匹はとても元気で成長しています。2枚目3枚目のカニは同一個体で左側の爪がなく足も一本ないため3本の足で生活しています。それでも元気で一番大きなメスのカニです。左がまだ少し小さいですが、去年に比べると大変大きくなったカニです。このまま大きくなってくれて、産卵までみられることを楽しみにしています。
2008年5月25日