阿蘇山(熊本県)
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Last updated on 2000/08/28 



 
このページは、私が1999年11月17日に、深田久弥「日本百名山」のルートを辿って、阿蘇山(高岳)に登ったときの記録です。火口周辺は前日まで火山性ガスの濃度が高く、入山が規制されていましたが、当日は解除されました。ロープウェイの上駅(火口西)から高岳頂上(1592m)まで、往復約4時間かかりました。文末に詳細地図を添付しています。

 深田久弥は、早春に阿蘇山に登ったときの様子を次のように書いています。

 翌日、私は雑閙に我慢して、観光バスで坦々とした舗装道路を登り、世界一と称するロープウェイに乗って労せずして噴火口の上縁へ到着した。見物の群衆はそこまでだった。砂千里浜へ行くともう人影はなかった。私はそこから脆い火口壁を攀じて中岳の上へ出た。やはり寒い日で、そこから高岳へ続く尾根は、一面霧氷で覆われていた。 

 私が登った日もロープウェイは修学旅行生で溢れていましたが、火口縁の遊歩道を離れると、やはり人影は絶えました。砂千里浜はシルクロードの砂漠(実際に見たことはありませんが)のような感じで、行く手に、下の写真ような中岳東側火口壁が横たわっていました。写真中央のガレ場からこの火口壁に登りました。 

  

 

 次の写真は、ガレ場を登り切って、稜線上から見下ろした砂千里浜です。右上の大きな建物が阿蘇火山博物館、左上の山は烏帽子岳です。
 

 

 中岳の最高点(1506m)へ続く稜線上から見た中岳の噴煙です。左手中程に、反対側火口壁にあるロープウェイ上駅が写っています。 

 

 高岳の頂上(1592m)は360度の眺望でした。但し遠景は、薄いモヤで霞んでいました。先客は三脚にカメラをセットした初老の男性1人だけで、「2時間粘っているけれども、遠くのモヤが晴れない」と、ぼやいておられました。 

 

 

 この日の宿は、湯の谷温泉(阿蘇山中腹)の阿蘇観光ホテル(別館)にしました。庭園越しに見下ろす阿蘇盆地や外輪の山並みなど、なかなかの眺望でした。 

 

地図(2000年8月28日追加) 


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