シナアブラギリ(支那油桐)
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Last updated on 2005/06/04 


 相生市スポーツセンター(同市汐見台)北側の山に生えているシナアブラギリです。同センターは西側と北側をモルタルを吹き付けた斜面に囲まれていますが、その斜面で山登りの足慣らしをしていて、傍に大きな果実(直径4〜5cm)をつけた見慣れない広葉樹があることに気付きました(昨夏のことです)。高さ3〜4m、株元直径10〜15cm、葉はアカメガシワに似て大きく(15〜20cm)、またカクレミノと同様に卵形の葉と三裂した葉が同じ木に共存していました。かれこれ10本以上ありました。

 図鑑で調べたところ、どうやらシナアブラギリのようです。揚子江流域原産で、日本へは1910年頃渡来し、桐油を取るために和歌山県や九州地方で栽培されました。誰かが昔植えたものが野生化しているのだろう(?)と推測しました。花の中央部は、セピアがかった赤色をしています。そのせいか、何となく「レトロ」な感じがします。

(写真はクリックすると大きくなります。)


2001.05.07


2001.05.07


2000.07.28

【追記:2005/06/04】

 2005年6月3日にHさんから、次のようなメールをいただきました。貴重な情報と思われますので、ご本人の了解を得て全文を御紹介します。なお画像はオリジナルそのままではなく、とんび岩が外周をトリミングしております。

 「お早うございます。時々、中国の貴州に行くのですが、春にバスに乗っていますと山に奇麗な花が咲いていて、何と言う花なのか分りませんでしたが、検索して『花便り』で油桐と言うことが分りました。有り難うございます。土地の人は“桐花”と呼んでいました。添付の写真は貴州の黔東南州台江県の施洞で4月23日に写した物です。」



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