
椿峠の地蔵像板碑(上郡町)
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兵庫県南西部を東西に走る県道5号(姫路上郡線)が、相生市から上郡町へ入るときに越えるのが椿峠です。表題の板碑は峠の最高点を上郡方向に100mほど下った地点の北側道路沿いにあります。前の道路(県道5号)に乗用車3〜4台は停められます。
銘は判読できませんが、手法から、室町時代中期に造られたものと考えられています。詳しくは下欄(案内板の表示)を見て下さい。
(写真はクリックすると大きくなります。)
県指定文化財 椿峠 地蔵像板碑 (案内板の表示より)
指定年月日 昭和63年3月22日
所有者・管理者 宇野山自治会
左右に並ぶ二基の地蔵像板碑が県指定文化財(考古資料)に指定されている。
大きい板碑は凝灰岩質の自然石を板状に加工し(高さ110cm 幅93cm 厚35cm)、表面に舟形を彫り込み、地蔵像(高59cm)を浮彫りにしており、銘は舟形の外輪部にあったと察せられるが、現在では判読し難い。手法により室町時代中期の造像とみなされている。
また小型の板碑は同質の石を蒲鉾形に彫成し(高90cm 幅25cm 厚13cm)、表面は地蔵像を刻みだし、舟形はない。時代は室町時代のものと推定されている。
石造美術史の地域特性を考察する上で、両者とも重要なものである。
平成元年10月
兵庫県教育委員会