椿峠の地蔵像板碑(上郡町)
Since 2000/06/07 



 兵庫県南西部を東西に走る県道5号(姫路上郡線)が、相生市から上郡町へ入るときに越えるのが椿峠です。表題の板碑は峠の最高点を上郡方向に100mほど下った地点の北側道路沿いにあります。前の道路(県道5号)に乗用車3〜4台は停められます。

 銘は判読できませんが、手法から、室町時代中期に造られたものと考えられています。詳しくは下の案内板の表示を見て下さい。  

 (写真はクリックすると大きくなります。)

 

 県指定文化財 椿峠 地蔵像板碑   (案内板の表示)

 指定年月日    昭和63年3月22日

 所有者・管理者  宇野山自治会

 左右に並ぶ二基の地蔵像板碑が県指定文化財(考古資料)に指定されている。

 大きい板碑は凝灰岩質の自然石を板状に加工し(高さ110cm 幅93cm 厚35cm)、表面に舟形を彫り込み、地蔵像(高59cm)を浮彫りにしており、銘は舟形の外輪部にあったと察せられるが、現在では判読し難い。手法により室町時代中期の造像とみなされている。

 また小型の板碑は同質の石を蒲鉾形に彫成し(高90cm 幅25cm 厚13cm)、表面は地蔵像を刻みだし、舟形はない。時代は室町時代のものと推定されている。

 石造美術史の地域特性を考察する上で、両者とも重要なものである。

   平成元年10月

兵庫県教育委員会



『兵庫県内』に戻る

メールはこちらへ
tonbiiwa@gmail.com