ツルタケ(鶴茸)
Since 2013/09/24


 自宅近くの雑木林で撮影したツルタケをご紹介します。夏から秋にかけて針葉樹林や広葉樹林に発生する中型のキノコで、白い柄が鶴の首のようにスラッと長いところから名付けられたようです。傘の裏面を写した写真(右端)は左から2枚目のキノコを引き抜いて横にして撮影しています。

 傘は、幼い時は卵形で成長すると平らに開いていきます。傘の直径は3〜8aほど。色は褐色〜灰褐色で周辺部分は色が薄くなっており、中央部から放射状に伸びた明瞭な条線が見られます。裏面のヒダは綺麗な白色です。成長した傘がもろくて壊れやすいのも特徴のひとつです。

 柄は、長さが10〜20aとかなり長く、根元に近づくほど、やや太くなっており、中空です。根元部分に膜質のツボがあります。ツバはありません。上部は粉状、下部は綿毛状の鱗片に覆われています。

 毒性に関しては、「生食すると中毒するが、火を通せば食べられる」といわれています。ただし、よく似たキノコにツルタケダマシやタマゴテングタケモドキという毒キノコがあります。この2種にはツバがあるので、ツバの有無で判別できますが、同定に確信がないときは食べない方が良いでしょう。

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