たとえ話
 

 
狐拳 きつねけん たとえ? 拳の一つ。二人相対して坐し、両手を用いて行なう。両手を開いて両鬢のあたりへあげるのを狐、両肩を張り両手を膝の上に置くのを庄屋、左手を握って前へ出し、右肘を張るのを鉄砲、あるいは猟人に見たてる。狐は庄屋に勝ち、庄屋は鉄砲に勝ち、鉄砲は狐に勝つと定める。藤八拳。庄屋拳。
狐死して丘に首す きつねししておかにしゅす たとえ 狐は平常丘の穴にすんでいるので、死ぬときも首を丘の方に向けて死ぬの意から)もとを忘れないことのたとえ。また、故郷を思うたとえ。
狐虎の威を藉る きつねとらのいをかる たとえ 他の権勢や威光をかりて、いばりちらすことのたとえ。虎の威を借る狐。

狐に小豆飯

きつねにあずきめし

たとえ

好きなものを前に置いた時には、すぐ手を出すから油断ができないことのたとえ。猫に鰹節。狐は小豆好きかな?たべるかな?
危険な事のたとえでもある。

あずき関係で
キツネ穴にお供えする行事を寒施行という
赤飯と油揚げをキツネ穴にお供えして回る行事があるそうです。
情報提供者:ぜんまいきつねさんのお言葉から…

狐につままれる

きつねにつつまれる

たとえ

狐にばかされる。また、前後の事情がさっぱりわからず、ぼんやりする。

狐の子は頬白

きつねのこはほほしろ

たとえ

子が親に似るたとえ。

狐福

きつねふく

たとえ

思いがけない幸せ

狐を馬に乗せたよう

きつねをうまにのせたよう

たとえ

落ち着きのないこと。あいまいでつかみどころのないこと。言うことに信用がおけないこと。

狐媚こび

こび

たとえ

1 狐が人をたぶらかすこと。
2 狐が人をたぶらかすように、巧みに媚びへつらって人を惑わすこと。

狐狸

こり

たとえ

1 狐と狸。ともに人をばかすと信じられていたもの。
2 人をだまし、ひそかに悪事をはたらく者。老獪で油断のできない者。

城狐社鼠

じょこうしゃそ

たとえ

城にすむ狐と社にすむ鼠は、これを除こうとすればその城や社を壊さなければならないので、たやすく手を下しにくい意から君側にある、除きにくい奸臣のたとえ。

千金の裘は一狐の腋にあらず 

せんきんの…

たとえ

千金の価値のある皮衣は、一匹の狐のわきげではできない。国家を治めるにはすぐれた人材を多く集め、衆知をかりるべきであるということのたとえ。

一つ穴の狢

ひとつあなのむじな

たとえ

狐と狸とどっちともとる共謀して悪事をたくらむ者。また、一見無関係のようで、その実、悪者の仲間である者をののしっていう語。 狸だけだと思っていた

狐焼

きつねやき

たとえ

1 狐色に焼くこと。また、そのもの...。
2 ほどよくやきもちをやくこと。

一狐裘

いっこきゅう

たとえ

1枚の狐の皮衣。1狐裘30年(春秋時代、斉の晏子が1枚の狐の皮衣を30年も着たという「礼記‐檀弓下」の故事から)きわめて倹約なことのたとえ。