No.10 高速道路公害埼玉新都心・道路公害等をなくし
 住みよい町をつくる会 更新日2004.8.15
高速道路で環境改善?

弁護士 小林容子氏

自動車交通需要を集積させた都市政策

人口の集中、土地利用の高度化、オフイスの集積が自動車交通の集積をもたらす。

自動車交通需要を追いかけた幹線道路建設

膨大な自動車交通需要を前提に幹線道路建設を追求するものであった。不況時には「渋滞の解消」「生活環境の改善」「地球温暖化防止」が幹線道路建設を推進する理由となった。幹線道路網が形成され、住宅の軒先をかすめて自動車が走る街。多くの人が自動車排ガスを原因とする健康被害に苦しむ。

1990年代 自動車交通量の増大・大気汚染に悩む外国
公共交通を中心とした政策へ大きく変換

イギリス1998年交通白書、交通量主義に基づく道路建設は止め、公共交通の充実を含む総合的交通政策を推し進め、自動車交通量は抑制しなければならない。

アメリカ 1991年「経済的に効率的で、環境に健全な全国的交通システム」をめざす。1998年「21世紀交通量最適正化法」 高速道路建設費を大幅に抑制し、公共交通整備費比率を高める。

市民のための道路学より 上岡直見 緑風出版
日本の車殆どの車は車庫で待機している
           
車の平均稼働率は5%

 統計では1台あたり年間1万キロ程度の走行です。都市部では平均20キロの速度で走っています。すなわち、交通渋滞などの理由で殆どの車は車庫で待機していることになります。道路を2倍に増やしても、待機していた車が動き出せば、直ぐに道路は車で埋まってしまいます。交通需要を抑えないかぎり渋滞はなくなりません。