忍坂古墳群


宅地造成に伴い、移築された古墳群。

・1号墳
径約7mの古墳。墳丘はほとんど流出し、羨道は失われていた。
6C中頃の築造と考えられる。その後、7C中葉に新たに床を敷き、再利用し、
なおかつ9〜10Cに室内を三度整備し、埋葬が行われたと考えられる。

・2号墳
墳丘は既に流出しているが、周濠の痕跡から、径13mの円墳と分かった。
石室は両袖式の横穴式石室で、羨道は既に失われていた。
6C末〜7C初頭にかけての築造と考えられる。

・8号墳
多角形の可能性が強い円墳。
約半分が欠失するが、径12mを測り、三方に周堀がめぐる。
石室は一辺1.76mの正六角形の磚槨積横穴式石室。
石室周囲には径5.3mの排水溝がめぐる。
7C中葉から後半にかけての築造と考えられる。

・9号墳
墳丘の半分を欠失しているが、8号墳と同じく、多角形の可能性が強い円墳。
径11mを測り、三方に周堀をめぐらす。
石室は磚槨積横穴式石室で、玄室長約2m、幅約2.6mと推測される。
側壁に沿って溝をめぐらせ暗渠とし、石室周囲にも排水溝を持つ。
7C中葉から後半にかけての築造と考えられる。
8号墳の石室の技法と共通点が多く、同一の工人集団によって作られたと考えられる。

参照:現地案内板
    古墳辞典(東京堂出版)・・・8号墳・9号墳

1号墳・石室
1号墳・石室
2号墳・石室
2号墳・石室
8号墳・墳丘
8号墳・墳丘
8号墳・石室基底部
8号墳・石室基底部
六角形のレイアウトが分かる。
9号墳・石室
9号墳・石室



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