<準備するもの>

@発泡スチロール箱(フタ付き 注:密閉しないのでしっかりしたフタでなくてもよい))

※保温性が大事です。木箱や段ボール箱ではうまくいかないかもしれません。

※縦40cm×横47cm×高さ20cmを私は使いました。これより小さい箱はうまくいかないかもしれません。(特に高さが小さい場合)

又この大きさでも冬の寒い時期にはどうなるかはまだわかりません。

発案者の鈴木さんは大きい方がよいと箱を二つに合わせて大きな(深い)箱を使っています。





A米ぬか  新鮮なもの(特に夏は1ヶ月以上経ったモノは不可。ムシがわいています)

※お米屋さんで安く売っています。用意する発泡スチロール箱に7〜8分目くらい入る量。

B納豆 食べる納豆。(ミニ納豆サイズで十分。)

※私は30粒くらい使いました。

C消石灰 ホームセンター等に売っているもの。(手のひら一杯程度。)

D熱湯 (米ぬか10kgに3Lくらいが目安。)

E混ぜる道具 (要らなくなったオタマ、しゃもじ、スコップ等。)

Fその他 新聞紙古シーツ等の古布(箱をおおえるもの)、ビニールシート


<作り方>

@箱に米ぬかを7〜8分目くらいまで入れる

A熱湯を注いで、よくかき混ぜる

(箱の半分くらいまで縮む)

米ぬか団子が握れるようになるくらいの熱湯の量が目安

注:やけどするので直接手でかき混ぜない事


B納豆と消石灰を入れてよくかき混ぜる

納豆をたくさん入れても箱の中の床(米ぬか)の量によって菌の繁殖量が決まるので意味がない。米ぬかは弱酸性、発酵は弱アルカリ性の方が活発になるのでアルカリ性の消石灰はPH調節をするため。

C表面に新聞紙を覆う(保温のため)

D古布で箱を覆う(虫がよってこないように)
Eフタをずらしてする(箱の中を密閉しないように)
Fビニールシートをかけて上から重して、軒下などにおく。(雨対策と保温のため)

屋内に設置すると臭いがきつい場合があるのでやめた方がよい。雨が吹き込まなければビニールシートはなくても良いが、保温効果はある

G24時間後にフタをあけて熱ければ準備OK!新聞紙をはずす。

発熱が続いていれば納豆菌が床の中で繁殖している。

<使い方>

@生ごみを三角コーナーやザルに貯めておき、自然に水を切る

A生ごみを箱の床(米ぬか)に入れ、2〜30秒間で隅の方までよくかき混ぜる

かき混ぜるのは、塊を粉々にして、よく空気をいれるため。かき混ぜ過ぎると熱を発散してしまう。

B布で覆い、ずらしてフタをする

Cできれば雨避けと保温のためにビニールシートをかけておく

これを毎日繰り返す


<注意点>

☆床を作って約1週間くらいは納豆の強い匂いがして、ハエなどがよってくるので、布などてしっかり覆うこと

白いカビが表面に頻繁に発生するがこれはうまくいっている証拠

☆1週間もかき混ぜなかったり、生ごみを入れなかったりすると乾いて固まってしまう場合がある。その時は固まったモノをよくほぐしてやると発酵力が強まる。

☆毎日三角コーナー山盛り一杯くらいの生ごみは軽く発酵させる能力はある。夏場と冬場では能力の違いがあるかもしれない。

☆使い始めて、1〜2ヶ月すると発酵力が弱まることがある。その場合は水気がすくなくなったなら水を足す。米ぬかは徐々に減っていくので、適時米ぬかも補充する。

☆肥料として使う場合は、別の箱などに1ヶ月くらい保管しておいて、発酵が完全に止まっている状態にしてから使う。直接植物の根などにあたらぬよう工夫した方がよい。

<発酵の条件を考えるポイント>

@適度な水分

50%くらいの水分が含んでいるのが適量。(生ごみのよく水を切った状態)多くても少なくても発酵はうまくいかない。

A充分な空気

空気を入れるためにかき混ぜたり、フタをずらしたりする。床が大きな塊になっていたりするとそれだけ空気が床の中に入らない。

B温度

生ごみ堆肥化に有効なバクテリアは5〜60℃くらいがもっとも活発に活動する。最低でも40℃以上は必要。40℃以下だと雑菌が繁殖し、いわゆる腐敗が起こり易い。

空気を入れるためにかき混ぜることは必要だが、かき混ぜ過ぎると熱が外気に奪われ温度が下がるので注意

Cバクテリアが住みやすい環境(床)

通常の山の土なども住みやすい環境。杉チップなどの木屑もよい。この場合は「湿った米ぬか」が大事な床。米ぬかは生ごみの発酵と共に減少するので、後で補充する必要がある。

D生ごみ発酵に適したバクテリア

この場合は納豆菌が中心。多分、その他のバクテリアも繁殖していると思われる。

<後書き>

 私もこの方法は今年の7月14日から始めてまだ2ヶ月程度しか経験がない。特に寒くなったらどうだろうか?どの程度米ぬかや水分を補充すべきだろうか?堆肥として最も有効な使い方はどうしたらよいだろうか?箱の大きさはこれで本当に適当であろうか?等々、まだ確かめなければならないところはたくさんある。それでも毎日生ごみを入れるのが楽しみで、連日60℃くらいの熱い床に手で触れているだけで、何か安らぎみたいなものを感じている。多くの方に試して頂いて、試行錯誤を重ねながら、更にこの「不思議な力」をパワーアップさせたい。(壷阪道也)

作成 02年9月8日

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鈴木武男0547-45-4418(この方法の発案者)

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