
| マリアの家相談活動 |
| 2004年度FAS活動報告 2004年度 まりあの家 活動報告(と関連団体の相談結果報告) 4月 ・フィリピン人女性のDV離婚に関わる相談で弁護士を紹介依頼。日本人夫より離婚を強制させら れて離婚手続きとなったが、二人の合意内容と違う形になった為、手続きを止めたい。 ・ブラジル人少年裁判の判決確定 5月 ・昨年度より継続中のペルー人のDV離婚相談(関連団体と協力) ・ブラジル人よりアパートの保証人切り替えの際に、継続して同じアパートで生活をするのに追加家賃(敷金)を再び請求されたがおかしいのではないかというの相談。 6月 ・ブラジル人より18歳の弟を自分の扶養家族にしたいという相談(→富士宮の外国人サポートをしている方を紹介) ・ 医療相談。けがをして職場に復帰できないで困っている。→病院に再度診断書を書いてもらい提出するように助言 7月 ・ブラジル人男性より車検を依頼したが半年たっても帰ってこない。改造車の為料金を前払いで高く払ってしまった。担当者は行方をくらまし、車は戻ってこない。→派遣会社の弁護士に相談。最後は泣き寝入りで車を諦めることに(11月)。 8月 ・イラン人の労働相談。行政書士に依頼
10月 ・富士のブラジル人より賃金未払いの労働相談とその後のアパート解約のトラブルの相談。派遣先の会社が倒産し、仕事がなくなり、待機状態になった。今月働いた給料がきちんと払ってもらえるのかという相談。→派遣会社へ行き交渉に同行。西部での仕事と住居が決まった為、富士のアパートを解約することに。不動産屋も同席して、双方の誤解を話し合うことができた。→言葉の問題もあり外国人のアパート解約のトラブルは少なくない。 11月 ・南米日系2世の人から日本国籍取得の相談。 ・フィリピン人女性から引っ越しの相談。 12月 ・ブラジル人より友人の傷害事件で弁護市依頼の相談。弁護士に依頼。 2月 ・ペルー人夫妻オーバステイ逮捕事件で、夫妻の友人から弁護の依頼と子供を預かりたいとの相談。担当弁護氏を依頼。夫妻の子供は児童相談所で保護をされていた。手続き中に夫妻が名古屋入管に移送され、出国待ちになった為手続きは取りやめに。裁判はなく、逮捕、拘留後そのまま入管に移送→出国へ。 最近の相談事例 ☆→ 難病イラン人支援;昨年11月にオーバースティで逮捕された、イラン国籍のシルソ・モラディさんの支援を続けています。神経性の難病にかかっているにもかかわらず、逮捕から判決が出るまで3ヶ月もの間、勾留されつづけました。私たちはシルソさんの病状悪化を心配して検察や裁判所に対し、勾留取り消し・保釈を要求しつづけました。一旦認められた保釈も検察側が抗告し、東京高裁は保釈を取り消し、日本の司法がいかに人権に対し無感覚であるかを見せ付けられました。 ☆ →ペルー人家族の特別在留許可申請;妻が日系人で、その夫と子供2人が在留資格更新の機を逸してオーバースティになってしまったケースです。10年近くの滞在歴があるので、子供の学校の先生に上申書を書いてもらったり、勤め先で特別在留許可申請中も引き続き働きつづけられるようお願いに行ったり、生活環境の維持に努めました。2000年8月に申請して以来、月1回の違反審査のために入管へ通っています。 ☆ →ブラジル人女性の離婚相談;日本国籍の男性と離婚調停をしています。しかし、このケースを通じて、FAS設立当時と比べて、相談業務のニーズが随分変わったことを実感しました。当時は相談者が必要としているのが弁護士なら弁護士を紹介し、行政書士ならそれを紹介し・・・というのがスタッフの仕事でした。最近は、相談者に何が必要なのか、相談者がどうしたいのか(離婚したいのか、したくないのか)というカウンセリングが必要なケースが多いのです。スタッフが話を聞いて、選択の可能性をアドバイスします(方向を決定するのはあくまで当人です)。本来、専門のカウンセラーがやらなければならないことではないか、と思います。相談者本国と日本の制度・習慣の違いなどをよく理解しているカウンセラーがいれば・・・と切実に思いました。 ☆→ 日本国籍の中国人、不当解雇の団体交渉支援;解雇の不当性を裁判で闘いたい、という日本国籍を取得した中国人労働者に、労働組合を紹介し、団体交渉を支援しました。組合の団交戦略や展望、裁判判例の理解・・・などの面で、双方の橋渡し役を期待されました。 |