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安房の里山に自然エネルギーパイオニア集まる 2004.7月24日25日
ガンコ山ツリーハウスヴィレッジ「風ボタルの学校」報告 T
大岡校長が講義をしている。 アズマヤの下で熱心に聞き入る参加者たち。
と、シュルシュルシュルと何か耳慣れない音が近づいたと思ったら、その音は
手裏剣がかすめるようにあっというまに頭上をよぎっていった。慌ててアズマヤ前方の上空をみる
大人たち。 なんとそこには、子供が空を滑空していく姿があるではないか。
唖然〜と見つめるしかない大人たち.こどもは向こうの林に吸い込まれると思った瞬間、空中で
停止して、持っていた脱出用ロープをハラリとおとすとスルスルと縄梯子のレンジャー降りで
着地した。呆然とする大人たち。
それが120M級大滑空のバンジ―ワイヤーショーの幕開けだった。
それからは平静を取り戻し、授業を受ける大人たちの上空を、シユルシュルシュルと手裏剣音をたてて
何十回となくこどもたちが宙を滑空していった。
そんな中で学校はプログラムを消化していく
講義そのものの内容は奇をてらうような仕掛けはない。風ボタルの学校の目的は自然エネルギーとは
何か、 どんな技術かということを正確に客観的に情報を伝えることにある。
自然エネルギーの定義から始まり太陽光発電風力発電の基礎原理、設置運用の留意点、機械管理の
基礎としてのテスターの使い方、バッテリー接続 など 基礎講座であっても覚えるべき内容は多い。
この日は授業の合い間に究極の音響といわれる太陽光発電直流アンプによるクリーンオーディオシステム
の鑑賞会をもってリラックスした.
ガンコ山自体は軍事用のバッテリーや自動車部品のDCを使ったユニークな自然エネルギー要塞だ。
一方で子供たちにとって、いや大人たちにとってもガンコ山は時間を過ごすのに飽きることのない自然を
生かしたワンダーランドだ。 こどもを中心に、ソーラーグッズなどで気を引こうとすれば、どうしても
自然エネルギーに対して関心のある本当に学びたい大人たちに内容の濃い話を持つことができない.
そこで子供たちは自由に自然を体験してもらうことにして、工作の時間、ペットボトルの羽根で最小の
風力発電「風ボタル」を作るときだけ合流してもらう。 こどもがメインの時間だがどうしても大人たちも手を
出したくなる.大人も自分のものを作りたいのだが、数が足りないので仕方がないのだ、
大人の世界こどもの世界それぞれに時間を過ごし、またあるときは共有する時間をもち充実した時間を過
して貰う.
夜は夕食会で交流して、こどもたちとクワガタ採り、本物のホタルの鑑賞会もした。初めてホタルを
見た人もいて歓声が上がる。
翌日は、ガンコ山の設備を見ながら、テスターの使い方、ダイオードやコントローラーの役割、バッテリー、
インバータの接続を勉強する。
こうして、こどもも遊びつかれてハンモックに揺られ昼寝をしている頃、授業が終わる。
安房の里山に自然エネルギーのパイオニアが養成される2日間である。
こどもは夏休みの宿題を早くも終えてしまった.
ガンコ山では基礎講座を随時続けていく一方、基礎講座を受けた人を対象に基礎講座A応用講座と
開設していくつもりだ.
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