
ガンコ山ツリーハウストップ MTBで房総を行く 1 MTBで房総を行く 3
オギ隊長と房総の山 〈マウンテンバイクで房総を踏破する人) 2
ある日、オギ隊長が来た。昔、見慣れていた緑のフレームをぶら下げていた。
もう20年くらいは乗っているクロモリだ。カーボンだ、アルミだといってもオギ隊長のような
デカイ男には、クロムモリブテン鋼のほうが信頼を置けるのだろう.
オギ隊長は、今年は、花粉症の症状が、だいぶよいようだった。
3年前のある日、、オギ隊長はひとりガンコ山に向かっていた.
花粉症で、くしゃみをして、目をつぶってしまった間に、国道410号線のトンネルの中では、
オギ隊長の車が勝手に直進してくれていたが、再び目を開けたときには、不幸にも、カーブで、
真っ黒い壁が迫っていた.再び目を閉じてしまい、三度、目を開けた時は、大破した車の中だつた。
「不覚」 の文字がオギ隊長の頭の中に点灯した。
そんなわけで春のガンコ山は、オギ隊長にとって、鬼門の方角のはずであった。
花粉症は薬の力で、症状が軽微することを初めて知ったと、嬉しそうであった.
「自分は、今、休日には房総の里道をたどっている」と、誇らしそうに言った。
MTBで2000M級の数々の山を踏破してきたオギ隊長、そのオギ隊長が標高わずか、
100m〜200mに満たないような、房総の里道を探索している? 続く