社会科学的整合性について


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虹線



よく指摘されることですが、シャカやフランチェスコやガンジーとは違って日本の「動物愛護」活動家は社会問題全般に対してラディカリストでない人が多いのです。
「動物の権利」と言っているのに「人権」意識が欠けていたりします。いわゆる「ホームレス問題」など人間社会の差別に加担している人もいます。

これは、「権利」といった社会科学的な徳目を「動物愛護」のための方便や戦略として使っているに過ぎないことを意味しています。
こういったご都合主義を世間は決して許さないので、すかさず突っ込みを入れてきます。

シャカやフランチェスコやガンジーは決して犬や猫が「好き」だから「助けたい」と思っていたわけではないのですが、日本の活動家の多くは、「犬や猫が好きだから助けたい」というのが本音のところです。
しかし、「好きだから助けたい」は「嫌いだから虐待したい」と裏腹の関係にあります。ホームレスを差別するような活動家は、何が好きで何が嫌いなのかが違うだけで、「好きなものを可愛がり嫌いなものを蹴っ飛ばす」主義としては動物虐待者と同じではないかということです。
これでは虐待批判は成立しませんし、到底運動にはなりません。



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