スズキ
体側に黒斑をもつ”セイゴ”(伊勢湾流入河川、8月)
下流域で見られた稚魚(濃尾平野河川、4月)
海域汽下汽上淡水陸上
伊勢湾沿岸河川他、各地で確認しました。 春に河口域で見られる稚魚は、夏には若魚(セイゴ)に成長し沿岸域でみられます。 しかし、時には河川の中流まで遡る事もあります。 いわゆるセイゴサイズの時は体側に小斑点を持つ場合が多く見うけられ(上画像参照)、 この時期には移入魚であるタイリクスズキと誤同定される場合もあります(自身経験アリ…)。 少なくとも25cm未満の個体において、黒斑だけでタイリクスズキと判断する事はできないと考えられます。 タイリクは西日本で多く確認されているようですが、 少なくとも伊勢湾周辺では、タイリクスズキがいるという明確な証拠はないようです。
河口域の幼魚(伊勢湾流入河川、4月)
上の個体は河口域の入り江で見られた。 同じ位の個体が数尾程いて、時折カタクチイワシの群れに突っ込んでは、 カタクチイワシを捕食していた。 下の個体は春に河川下流域で見られた稚魚。流速の遅い場所に固まっていた。
黒点が目立つ。(有明海流入河川産、10月)
スズキ(有明海産)
有明海沿岸では、特に奥部においてこのようなタイプのスズキが見られるようです。 鰭や体側に黒点が並び、タイリクスズキによく似た形態をしています。 通常のスズキも幼魚は体側に黒点を持つものがいますが、 成長とともになくなります。 一方有明海産のものは、タイリクスズキと同様に、成長しても黒点が消えないのだそうです。 というか、有明産のものは在来のタイリクスズキとの自然雑種個体群だという話もあります。
スズキに似る。(紀伊半島汽水域産、6月)
ヒラスズキ
紀伊半島の汽水域でみられるものです。 背鰭の軟条数などからみて、おそらくヒラスズキであると思われます。 紀伊半島などでは、ヒラスズキもスズキと同じように、 主に幼魚が河川へ侵入しているものと考えられます。
幼魚は模様がはっきりしている。(2004.7)
アカメ
ある意味汽水域を象徴するような魚で、大型魚マニアとか釣り人の間ではかなり有名な魚です。 僕も魚好きですから欲しい気持ちもよくわかりますが、幼稚魚の生育場所が開発やら浚渫やらで狭められている上に、 幼魚の乱獲などもあるようで、まぁ、現状では飼育や購入などは控えた方がいいんじゃないでしょうか。 ※この画像は採集された方のご厚意で、採集場所で撮らせていただいたものですが、 その方との約束により採集地域、お名前などは差し控えさせて頂きます。
汽水にもいた!(伊勢湾流入河川産、6月) 採集者:どんすけさん
オオクチバス
汽水域では伊勢湾流入河川にて確認。他、ほぼ全国の淡水域で見られます。 非常に悪名高き帰化淡水魚ですが、汽水域では遇来であると思われます。
汽水証拠写真?アベハゼと。(伊勢湾流入河川産、6月)
証拠写真その2。(伊勢湾流入河川産、6月)
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