牧野裕子さんの地球にやさしい暮らし方
 
 地球にやさしい暮らし方 「楽して徳して得して楽しく」 

 京都市で自然派美容室を経営し、地球環境に配慮した生活を実践している牧野裕子さんの講演会が2000年9月、宮崎市の宮崎市民プラザでありました。(エコネットメンバーの松本英揮さん主催)。

 牧野さんの「楽して徳して得して楽しく」暮らすさまざまな工夫や実践方法に、会場からはたくさんの質問や驚きの声がでていました。牧野さんが教えてくれたアイデアいっぱいの、人と地球にやさしい暮らし方を紹介します。
 
 炭と塩を使った洗濯のしかた 
水や電気の節約ができる上、界面活性剤が入っている合成洗剤を使わないため、環境に配慮した洗濯ができます。塩には殺菌漂白効果が、炭には水を活性化させる働きがあるため、きれいになります。洗濯機も汚れません。肌の弱い人や、赤ちゃんのいる家庭にもおすすめです。また、ゆすぎの時の排水は掃除や水撒きなどに再利用でき、環境にも人にもやさしい洗濯ができます。
 
※牧野さんは炭などが入ったものを「小川のせせらぎ洗濯」として販売しています。
 洗濯機に塩と一緒にいれるだけなので手軽に炭と塩の洗濯ができます。
 用意するもの 
 準 備 
 
  •  炭1本(水15リットルに1本。できれば持つとずっしり重い丈夫なもの)。
  •  塩小さじ1、2杯(ミネラルを含んだ天然塩がよい)。
  •  かまぼこ板
  •  使わなくなった靴下(できれば綿がよい)
  •  ゴムひも(パンツのゴムひもなど)。
  • 炭やかまぼこ板は、たわしなどできれいに洗っておく。
  • 水の中で浮かせるための「浮き」用にかまぼこ板を靴下の奥まで入れる。
  • ゴムひもで靴下の口をしっかりしばり、余った上部をひっくり返してさらにゴムで縛る。
 
余った部分はひっくり
返してさらにゴムで縛る
 洗濯のしかた 
  1. 洗濯水の中に、炭の入った靴下を入れる。水に浮くかどうかをきちんと確認する。
  2. 次に洗濯水の中に塩を入れる。炭と塩が入ったら、洗濯スタート。洗いから脱水まで炭はそのまま入れておいても大丈夫。衣類をふっくらさせたいときは最初に食酢を入れて洗う。
  3. 洗濯が終わったら、衣類と一緒に炭も天日で干す。炭は形がしっかりしている間、炭は何度でも使える。
   ※ 白さが足りないと感じたり、臭いが残る場合は、次回から炭と塩を増やしてもOK。
   ※ 汚れが残ってしまったときは洗濯後、石鹸で部分洗いをする。
 石鹸を使わない入浴タイム・肌の手入れ 
 
石鹸や合成シャンプーには界面活性剤が入っており、水を汚くし、体にも影響があります。また、必要以上に汚れを取ることによって、余分な皮脂が出て抜け毛の原因になったり、乾燥したりするため、あまりお薦めできません。
 
 牧野さんは酢で洗髪し、湯船につかるだけの入浴を続けているそうです。最初は背中にできていたにきびが治り、健康な髪になりました。牧野さんのだんなさんも薄毛も治り、しっかりした毛根の髪が生えてきたそうです。
 
 体にもやさしく、風呂場や水を汚す原因である石鹸垢もでない入浴ができます
 洗 髪 
 入 浴 
 洗面器にお湯を入れ、小さじ1杯の酢(米酢か穀物酢)を加え、髪と地肌を洗います。あとは良くすすぎます。2〜3回繰り返してもOK。ふけやかゆみが出ることもありますが、大丈夫です。酢洗髪は肌に負担を掛けません。また、麺のゆで汁でもきれいに髪が洗えます。
 牧野さんは入浴の時に石鹸を使わず、湯船につかるだけの日が一ヶ月続いたところ、背中ににきびがなおったそうです。そこで現在は石鹸を使わず、湯船につかるのみか、夏はシャワーだけですませるそうです。
 肌の手入れ 
 顔も石鹸を使わず、ノーメークで基礎化粧品も使わない牧野さん。
 
 石鹸や洗顔剤は皮脂を必要以上に取り除き、乾燥させます。それを補おうとして余分な脂がでて、脂性になっている、とのこと。また、石鹸洗顔やピーリングで肌を薄くし、香料や乳化剤などが入った化粧品を使うと、しみやトラブルの原因になるといいます。
 「皮膚につけるものは食べられるものを」が牧野さんの持論です。
 
 何も付けないと不安な人は、良質のオリーブオイルが最適。日焼け予防や唇の荒れ、ハンドクリームに、と色々使えます。唇の色がなく悩んでいる人も、塗り続けていると健康な唇の色を取り戻します。また、薄く塗ると紫外線の吸収効果もあるので外出時はかかせません。
 とはいえ帽子をかぶったり、日傘をしたりと日に焼けない努力ももちろん必要です。
 何度も使える生理用ナプキン 
 生理用ナプキンを燃やすとダイオキシンが発生するそうです。そこで使い捨てナプキンをやめ、何度もしよう可能な自家製ナプキンを使ってみてはどうでしょう。

 最初は抵抗あるかもしれません。仕事をしている人や量が多い人も抵抗があるかもしれません。。そういう場合は従来の使い捨てナプキンと併用し、家にいる間だけ使ってみる…などと少しづつ、できることからはじめてみませんか。

 【 作り方 】 使わなくなったハンドタオルを4つ折りにし、ガードルで固定するだけ。タオル地はほとんど表面で吸収し、裏にはいきにくく、薄くてきつくないガードルをはけばずれる心配はありません。ゴミも減り、お金もかからない方法。ハンドタオルの折り方で普通用、夜用が2種類できます。
【用意するもの】 
・使わなくなった
 ハンドタオル

・ショーツ、ガードル