いろいろなバラの香り

 バラの香りは、昔から人々を楽しませてきました。この香りは、優雅な花の形や色とならぶもう一つのバラの魅力とも言えるでしょう。人は品種改良を通してその様々な香りを追い求めてきました。次に示す表は、バラの花の香りを6つに分類して見たものです。


香りの分類 ダマスク・
クラッシック
ダマスク・
モダン
ティー フルーティー ブルー スパイシー
代表的品種 芳純 パパ・メイアン レディー・ヒリンドン ダブル・ディライト ブルー・ムーン ロサ・ムルチフローラ
代表的品種 セシル・ブルナー ラ・フランス ディオラマ ドゥフト・ボルケ ブルー・パフューム ロサ・ルゴサ
香りの特徴 ダマスク・ローズの甘い強さと、ロサ・ガリカの華やかさをあわせ持つ。バラの古典的な香り. ダマスク・クラッシックを受け継いでいるが、より情熱的で洗練されている。 現代バラの主流であるハイブリットティーの香り。上品で優雅な印象を与える。 桃やリンゴなどの果実の香り。ダマスク・クラッシックとティーの特徴的な香りが混在している。 青みがかった花色を持つバラに特有で、ダマスク・モダンとティーの香りが混在。他には無い独特の香り。 ダマスク・クラッシックに、スパイスの原料にもされるチョウジの香りが混在したもの。

(香りの本 No.175 より)

芳純 パパ・メイアン L・ヒリンドン ダブル・ディライト ブルー・ムーン ロサ・ムルチフローラ

セシル・ブルナー ラ・フランス ディオラマ ドゥフト・ボルケ ブルー・パフューム ロサ・ルゴサ

 小さい写真なので、かなり見ずらいですが、興味のある方は、お店やバラの本などで確かめて、実物の香りをテストしてみると楽しいですよ。ただ、切り花で売られているものの多くは、その品種であっても香りが解らないものが多いかもしれません。趣味で栽培しているお宅の花を見せて頂ければ良いですね。
 バラを栽培される、ほとんどの方が香りのバラを手にします。 バラにも香りの無い物が結構ありますが、もしあなたのバラが香らないときは上の表や販売店で確かめて是非香りのバラを楽しんでください。
 バラがあるのに隣で咲いた他の花の方が香りが引き立っているとしたら、何のためのバラの花でしょう。寂しいものです。バラは絶対香りのある物をおすすめします。
 良い香りのある生活には、ゆとりと言うか潤いというか、ふとそれに気が付くことがあります。仕事に追われてあたふたとしている時でも何気なく香りに出会うと、とたんに我に帰り心を癒してくれる。良い香りだと言う思いを持つほど、その効果は倍増するような気がします。
 バラの香りは優れた精神安定剤のようです。みなさんもお試しあれ!

滝 沢  慶 盟 2001/1/1

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