足立十六中事件 被害者のお母様からのお手紙を了解を取った上で、皆様に紹介させていただきます。


いつも御世話様で御座います。
7月1日は暑い中、本当に有り難う御座いました。
署名は支援者の方々、私の友人が各々、集めて下さっており、深く感謝申し上げます。
昨夜、新しい掲示板を拝見いたしました。
校長の指導にも耳を貸さず、校長を校長とも思わない教師の後ろ姿を見ている子供達に先生を尊敬する気持ちが育つ筈がないのです。
いかに嘘が多いか、身をもって体験した者としてその心の冷酷さには同じ子供を育てる親として理解に苦しみます。
Mさんは自分に反対する者に対しては悪口雑言でとことん貶め、不当性を訴え続けていきます。
そうしたことに生き甲斐すら感じているのです。
足立十六中の事件を起こしてから今まで共に活動してきた者に意見を言われ、そうするとおもしろくなく電話も突然かかってこなくなったり、暴言を吐いて、多くの方が離れていったと聞いております。
地裁の判決はきちんと事実関係を示して書かれていることの多くが事実でない事、侮辱的な言辞が多く使われている事、生徒に同様を与え娘に大きな心痛を与えたと、当方の主張を全部認めた判決で弁護士の先生も「よくあれだけの判決を出していただいたと思って良い」と申しておりました。
高裁ではプリントの中身には全然触れず、公務員の個人的な責任は問えないという、国家賠償法で門前払いで敗訴でしたが、この事件は校長が残るクラスには配布してはならないと指導したにもかかわらず、2日目も残る2クラス(内1クラスには私の娘もいた)に配布したという事で十分上告する価値があるというので上告しました。
今までの最高裁の判例では明確に公務員の個人的な責任は問えないと判断されておりません。
米、英、仏、独でも問えるというのが主流です。
一般の馴染みのない国家賠償法というものの問題提起になればと思っております。
裁判官も公務員なので、どうしても同じ公務員を守ろうとする姿勢があるのだそうです。
それでは国民に公平に救済の機会が与えられていないようで信頼される司法とはとても言えません。
私立学校の教員は問われても公立学校の教員は問われないというのも公平ではありません。
十六中のような教育裁判は過去に例がありませんので注目されるところだと思います。
少しずつ、少しずつ、教育の正常化に繋がっていくことを切に願います。
Mさんの様な教師が美濃部都政下では温存されてやりたい放題だったのかも知れませんが、いつまでも温存されている時代ではないのです。
学校に子供を預かって貰うということではなしに、子供達は教師も保護者も成長できるお手本だと考えれば対等に保護者でもまちがっている教師に対しては毅然として声を上げるべきだと思います。
日本を担っていく未来有る子供達のことも考えたら、とても泣き寝入りはできませんでした。
全国の多くの心ある支援者の方々に深く感謝致しております。
どうぞ暑さ厳しい折、御無事で日々過ごされますよう御自愛下さいませ。

平成12年7月15日 敬具