
健全な青少年を育てる社会教育活動
ボーイスカウトとは、野外における活動を中心として、社会に役立つ自立心のある健全な青少年の育成を目的とした、世界的な社会教育運動です。 子供たちの好奇心や探究心に応えるさまざまな活動を通して、心身ともに、バランスのとれた人格の形成を目指しています。
年令、性別、地域の垣根を取り払った活動
最近の子供たちのおかれた環境は、核家族の進展、兄弟数の減少、テレビゲームの普及に伴う一人遊びの増加、さらには習い事や塾などにより、さまざまな地域社会での人とのふれあいが薄れて来ています。
そして同級生などとの狭い範囲でしか友達づくりが出来ず、また遊びも室内でのものが多くなっており、伸び伸びとした人間関係をつくることが苦手な青少年が増加する傾向にあります。
ボーイスカウトでは「ボーイ」という言葉は使っているものの女子の入団も受け入れており、またほぼ3学年毎に隊を編成し、かつ合同の団活動もあることから異性、異年令との交流がはかられ、活動地域も静岡市内全般に渡ることから学区外の子供たちと友達になることが出来ます。
各年令に応じた、かつ一貫した教育プログラム
自発活動およびチームワークも育み、集団を利用した個人を育てる教育としての班制度と子供たちが技能や知識を修得し、進歩を確認できる、各種の進歩制度(進級課目、選択課目)ならびに野外活動を幼年期より青年期に渡る長期間に適応するように5部門に分け、成人指導者の協力によってそれぞれの年令に即した、しかも一貫したプログラムに基づいて教育する方針となっています。
小さな実験キャンプから始まったボーイスカウト運動
ボーイスカウト運動は、1907年、英国のベーデン・パウエル卿が、ブラウンシー島で、都会の少年たち20人と小さな実験キャンプをしたのが始まりです。 1908年(明治41年)彼は、この体験をもとに、少年たちに野外活動のすばらしさ、集団での遊びの楽しさを教えた「SCOUTING FOR BOYS」という本を著しました。これに魅せられた英国中の少年たちは、自発的に集団をつくり、野外をかけめぐりました。
以来、1910年にアメリカにてボーイスカウトが組織されたのを始めとして世界各国に広がり、1920年には、ロンドンで第1回世界ジャンボリーが開かれました。 日本では、1922年(大正11年)に少年団日本連盟が設立され、第二次世界大戦後の1949年(昭和24年)には(財)ボーイスカウト日本連盟と改称して再建され、現在約27万人が活動しています。 このようにして、ボーイスカウト運動は世界中に広がり、受け継がれています。
世界中で認められた社会教育の原点
現在、ボーイスカウト運動には、世界140カ国・1700万人ものスカウトが参加しています。社会教育運動としては他に例を見ないほどの国際性を有し、その意義が広く認められているのです。本運動の本部は、スイスのジュネーブにあります。
もっと詳しく知りたい方は、ボーイスカウト日本連盟ホームページへ