【みんなのファーム観てある記】

私が見に行ったファームの試合結果やその時見て感じたことを書き記していきたいと思っています。またこれは皆さんの観戦記やファームでの出来事の報告も載せたいと思っています。是非観戦した方は、掲示板やメールにて報告頂ければ幸いです。(勿論観戦した方の名前も明記致します^^) 全てを網羅しようなどとは思っていませんが、皆さんの情報を繋ぎ合わすとそれなりのデータになると思います。 「スコア」と「オーダー」と「大まかな試合内容・選手の動向等」を明記していただけたら幸いです。折角新聞にも載らないレアな情報な訳ですから残さないのはもったいないです。是非「点と点」を結んで「線」にしてみよう!
(報告して頂いている方々本当にありがとうございます!)


2003年10月11日 ファーム日本選手権 日本ハム−阪神(長野オリンピックスタジアム)報告者:ふんぼるとさん(HP:オギティファニー系)/レイトンハウスさん/健一@管理人

ふんぼるとさん編

2003年10月11日 ファーム日本選手権 日本ハム−阪神 

@長野オリンピクスタジアム(阪神1勝)

 
阪  神 000 000 210│
 
日本ハム 000 000 000│

 勝 谷 中 1勝0敗0S 登板1
 S 藤 川 0勝0敗1S 登板1
 負 隼 人 0勝1敗0S 登板1

 【阪 神】  打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  G 的 場 300 三ゴ    遊併    右飛
  H4上 坂 200                   二ゴ    右飛
  C8藤 原 400 三ゴ       捕ゴ    一飛    見振
  E 斉 藤 411 空振       空振    二飛    左本
  B 喜 田 410    中飛    右安    二ゴ    空振
  H 桜 井 420    見振    三ゴ       中安 中安
  F 早 川 412    遊ゴ       空振    左本 二ゴ
  D 梶原康 430       中安    左安    中安    右飛
  A 中 谷 110       投犠    投犠    投犠    左安
  D 萱 島 420       中安    投安    一ゴ    左飛
  犠盗失併残─────
  31007 34113

       回 打安振球責
   江 草 1 50120
  ○谷 中 6 201710
  S藤 川 2 60100

 【日本ハム】 打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  G 森 本 300 四球    見振       空振    遊ゴ
  B 小 田 400 二ゴ    空振       二ゴ       右飛
  D  林  410 遊ゴ       一ゴ       左2    右飛
  F 藤 島 200 四球       二直       死球    空振
  D 渡 邉 200 空振       二ゴ
  HD野 中 000                   投犠
  C 小谷野 300    三ゴ       遊ゴ    空振
  E 飯 山 300    空振       二ゴ    空振
  A 鶴 岡 200    遊ゴ       見振
  H2荒 井 100                      一ゴ
  H 紺 田 300       遊ゴ       一ゴ    投ゴ
  犠盗失併残─────
  10014 2710

       回 打安振球責
  ●隼 人 7 288402
   江 尻 2 93201

  本塁打  早 川(神)1号A (7回 隼人)
       斉 藤(神)1号@ (8回 江尻)
  二塁打   林 (日)    (7回 谷中)
  犠 打  中 谷(神)    (3回 無死1塁 1走の梶原康が二進)
       中 谷(神)    (5回 1死1塁 1走の梶原康が二進)
       中 谷(神)    (7回 無死1塁 1走の梶原康が二進)
       野 中(日)    (7回 無死1、2塁 2走の林が三進、1走の藤島が二
                    進)
  盗 塁  萱 島(神)    (5回 捕手は鶴岡 打者は的場 二盗成功)
  併 殺  日本ハム     (3回 的場 1死1、3塁 飯山−小谷野−渡邉)

  PL:丹波 1B:牧田 2B:橋本 3B:深谷 公式記録:関
  時間 2時間42分(13:00〜15:42)

  最優秀選手 早川(神)
  優秀選手  谷中(神)、斉藤(神)、梶原康(神)、隼人(日)

得点経過
 7回表(神) 無死1塁から早川が左越えツーランホームラン        阪 神2点目
 8回表(神) 1死無走者から斉藤が左越えソロホームラン         阪 神3点目

戦評
 日本ハムと阪神の激突となった今年のファーム日本選手権は長野オリンピックスタジアム。
 試合の方は日本ハムの先発の隼人と違和感を覚え1回で降板した江草をスクランブルで救援
 した阪神の谷中がスバラシイ出来で6回までゼロ行進。
 均衡を破ったのは7回の阪神。レフトスタンドからの六甲おろしとジェット風船に後押しさ
 れたのかヒットの桜井を1塁に置いて早川がそのレフトスタンドへぶち込み2点を先制する
 と8回には斉藤もレフトスタンドへぶち込み勝負あり。終わってみれば、江草−谷中−藤川
 のリレーで日本ハム打線を1安打完封。
 阪神はファーム日本選手権を連覇。日本ハムは来年に雪辱を期す!

選評
 
斉 藤(神) レフトスタンド上段まで持って行ったホームランも然ることながら目を引いた
       のはショートの守備。柔らかいグラブ捌きで何より捕ってから投げるまでが早
       い。久々に『うまい!』と思わせる遊撃手。

 
萱 島(神) 足が速っ!5回に高いバウンドのピッチャーゴロを内野安打にすると(隼人が
       捕ったときには既に1塁ベースを駆け抜けるかの速さ)すかさず盗塁を決める.
       今日はDHでの出場だったが、今度は守備も見てみたい。

 
梶原康(神) 決して良い当たりではないがことごとく野手の間を抜けていくヒットで3安打
       猛打賞。梶原康というとシュアなバッティングの印象だが、今日は泥臭さを発
       揮。


 
鶴 岡(日) シーズン終盤から正捕手に定着し今日も先発マスク。今日は打席の中でずっー
       と動いており、せわしない印象。

 隼 人(日)
 シーズン中に多く見られた高めの球は影を潜め、要所を締めるピッチングで7
       回を2失点に抑えるも、打線の援護なく負け投手に。今年はイースタンの勝ち
       頭だったが、来年は札幌ドームでの勇姿に期待。

雑感
 藤島のバットが空を斬った15時42分05秒に日本ハムの今シーズンの公式戦が終了しました。
 湘南の驚異的な追い上げを凌いで大混戦のイースタンリーグを制した者として1安打完封の
 試合内容は非常に悔しいものになってしまいましたが、決してその名を汚すものでは無かっ
 たと思います。
 他のイースタン5チームより余計に試合が出来たことはウレシイですが、来年へ向けては出
 遅れてしまいました(笑)。来年はディフェンディングチャンピオンです。ぜひ連覇をして、
 今日の雪辱を晴らしてもらいたいと思います。待ってろよ、阪神タイガース!






レイトンハウスさん編

10/11ファーム日本選手権

行ってきました、長野へ。鎌ヶ谷の小田智之を応援するため家族4人で長野入りしましたが、細君だけはスタジアム前で私と子ども2人をおろして善光寺観光へ行きました。残念だったのは鳴尾浜の田中聡に再会することがかなわなかったことです。(前日に戦力外通告!)観客の比率は9:1で圧倒的に鳴尾浜ファンが多数を占めていましたが、こちら鎌ヶ谷応援団も熱い団結で向こうに負けない応援ができました。試合は1安打しか打てず、3−0の完封負け。しかし隼人と谷中の投手戦は見ごたえがありました。試合の詳細は他の方にお願いするとして、印象に残った選手をあげたいと思います。

■江草 仁貴(鳴尾浜) 
お盆休みにナゴヤドームで観た時の印象そのままで、球数の多い投球でした。1回で21球を投げ、5回終了までに100球ペースでした。スピードも130Km台でそれほどスピード感もありませんが、何となく抑えてしまうという投球でしょうか。夏のナゴヤドームでもそのような投球でした。アクシデントで降板してしまいましたが、もう少し観たい投手でした。東都の入れ替え戦では鬼神のような投球であったと聞いています。もっと気迫を前面にだしてケンカ腰の投球ができれば、井川に次ぐ先発サウスポーの誕生です。がんばれ!

■萱島 大介(鳴尾浜)
赤星2世、発見!タイガースでもっとも印象にのこった野手です。センター返しのしぶとい打撃、高いバウンドでの投手前内野安打。こんな新人内野手がいたのですね。来年はどんな姿に成長しているか楽しみです。

■谷中 真二(鳴尾浜)
見事な左右の揺さぶりで、鎌ヶ谷打線を子ども扱いでした。お見事です。ただし、厳しい言い方をすればすべてにバランスよくまとまっていて「これが谷中のウィニングショットだ!」というようなボールがないのも事実です。「よりによってファーム選手権に出場しなくても・・・」というのが私の本音です。昨年のコスモスリーグでも近鉄の山村にあっさりひねられてましたので、似たタイプの谷中のスクランブル登板にはいやな予感がしました。「ホンモノの日本シリーズで登板してね、谷中くん!」

■小田 智之(鎌ヶ谷)
シーズン終盤からフォームが変わりましたでしょうか。オープンスタンスから大きく足を上げてタイミングをとるようになってます。昨年、室内練習場で特訓していたフォームを1年遅れで完成したのでしょうか。まだまだ実力が格上の投手との対決では課題があるようですが、ひとつひとつ課題を解決して一軍内野陣に食い込んで欲しいものです。がんばれ智之!

番外編
オリンピックスタジアムで場内誘導やファールボールに対する笛を吹いていたのは今年の夏に都市対抗にも出場したNTT信越クラブの選手たちでした。面識はなかったのですが、偶然にも大学の後輩である小嶋哲也投手ともお話しができました。大学時代にはリーグのベスト9にも選ばれるほどの投手で今後が期待されている選手です。社会人野球を取り巻く環境は厳しいですががんばってください。






健一@管理人編

2003年10月11日 ファーム日本選手権 日本ハム0−阪神
〜ファーム日本選手権 出場全選手編〜


【鳴尾浜タイガース】

■江草仁貴(神)
真上から投げ下ろす角度がかなりあり、正にオーバースローといった感じ。肩口から腕を振り出して、頭の後ろからボールが出てくるような腕の軌道で、全体的に強い上半身に頼ったようなフォーム。上から下に斜めに切れ込むストレートの球速は、大凡135〜138km/h(好調時は140km/h強なので本日は並みぐらい?)。他にフォーク、スライダーが変化球の主体で、緩いカーブも少々。中継中に中谷仁曰く「江草仁貴は、球速はないがボールに威力がある」と言い得て妙なコメントを実況が紹介していました。<同感(笑)

試合の方は、ボールが上下にバラツキ不安定な立ち上がり。なんとかピンチを切り抜けましたが、この後左肩から背中にかけて違和感を覚えたということで、1回裏の1イニングを投げただけで降板と相成りました。後日帰阪の際、病院で検査を受けるとのことです。大事を取ったとはいえ緊急降板の部類ですからちょっと心配です。来年は故障さえなければ1軍で連投も厭わず働いてもらわねば!<今後下半身も鍛え、身体全体を生かした剛腕を磨いて欲しいです!


■谷中真二(神)
先発江草仁貴のアクシデントで急遽2回裏から緊急登板。結局7回まで計6イニングを投げ被安打1、奪三振6の好投。特に良かったのは7回裏一死二三塁、小谷野栄一、飯山裕志をストレート主体で奪三振の場面。蹴った右足が打者方向に乗り出す勢いでした!昨年からピンチの場面に逃げて汲々とするような展開が少なくありませんでしたが、本日のような気持ちが伝わる投球(あの物静かな谷中真二が雄叫びを上げておりました)が、以前の「信頼」を勝ち取るピッチングに繋がることを願います。#内容的にも140km/hを越えるストレート(打者の手元で「ピュッ」と来る感じで走っていました)、持ち球のまっスラにシュートも良かったです。


■藤川球児(神)
ストレートは135km〜140km弱、カーブが118km近辺、フォークが125km前後、それと同じぐらいの球速のスライダー。「カーブ」の使い所、そしてストレートと同じ振りでドロンと来るカーブが特長。反面制球が甘く長打を喰らうケースが間々見られるのが玉に瑕…しかもここぞの場面で(怖ぇ)#全体的にポカが怖いので使う側も難しいかも(悪いなりの投球が出来れば常時一軍も近づく)。

本日は終盤8回9回の2イニングを6人でピシャリ(ポカが出る間もなく(笑))。最後の打者藤島誠剛を空振り三振に仕留め、ファーム日本一達成!起用所としては、以前より中継ぎだろう!と思っていましたが、ピンチ所での投入は予想以上に怖いので、、、やはり先発案で御願いします(兎に角期待してますよー)。


■的場寛壱(神)
中翼手としてスタメン。ボールを手元まで引き付けるバットスイングは高速回転でクルッと振り抜く点が彼の特長!!<前々よりこの打撃力は1軍でも十分働けると思っています。2回に亘る左ヒザ手術…外野手としてのセンスも悪くないので、頑張って欲しいです。<以前春季キャンプでは、いつの日にか「遊撃手出戻り」を本人は期していました。

2度の好機(3回表:一死一三塁、5回表:二死二三塁)には、それぞれ遊併と右飛と結果は出ませんでした(4打席目に上坂太一郎を代打に送られる)。本日は3タコでしたが、そんなことは置いといて一軍定着して欲しいなあ、内側の捌きは十二分に1軍でも通用するはず。


■藤原通(神)
内外野も一応守れるが、チャンスに強いと云われる打撃が売り(更に言えば「ガッツ」もあるぞ)。1軍昇格を睨むと上記の的場寛壱とタイプ的にダブらなくもない。勝ち残るのはどっちだ!?…本日は、4タコ


■斉藤秀光(神)
10年目にして2軍とはいえ好成績、、、本人は「1軍に出てナンボ」と言われるかも知れませんが、昨年後半から力強くなっていたように思われます。とは言え彼の売りは、「強肩を含めての守備力!!」
1軍で守備を含めて起用所(バックアップ要員)は予想されるのですが、沖原佳典、久慈照嘉、秀太とサポート要員が確立して定着している。前述の3人に優るとも劣らない斉藤秀光だけに、ただの刺激剤では終わらないはず!
他球団編成としては、あの守備力を生かさない手はないです。<声掛けてみては如何でしょうか?

5回の守備機会を無難に処理し、打っては8回表に追撃弾となるソロ本塁打。


■喜田剛(神)
ややオープン気味の打撃フォーム、今年はバットの位置が低めから肩の位置まで上がってきたかな。ドッシリとした「静」の構え。スイング軌道は後ろが小さく、前が大きい点が特徴。「軸足が前に移動する」打撃フォームで松中信彦(ダ)や吉永幸一郎の類の並進型!ぶれがない分「変化球の対応力」は非凡。強引に引っ張るというよりは懐まで呼び込んで、ボールのやや下に潜り込み巧くスピンを効かせ運ぶようなスイングが売り。

2打席目にライト前に球足の速い安打を放つ以外にもセンターへのライナー性の打球を含めて巧いことミートしていました。前年よりも大きくなった喜田剛、来季以降が楽しみな大砲です!


■桜井広大(神)
2年目の今季は、洗練されたました。昨年の印象を踏まえての感想を。

――――――――――――――――――――――――――――――
【2002年2軍戦某試合】
打撃フォームは左の腰を大きく開き、スイングしに行くときの右肩は少し下がり気味。上半身に力が入り、始動がやや遅れ気味。そんな不器用なパワーヒッターにありがちな差し込まれるようなところあり#ボールを乗せるという感じではなく「引っ張たく!」感じ。そして「スイングスピード」はグングン速くなってきているようです(^^)

6番左翼手として出場、前の5番、6番の2人と比較すると安定感のない桜井広大ですが、開花した時のモノはそれを上回ることでしょう。しかしながら一年間というシーズンにかなりへばり気味なのでしょうか。打率も2割ちょいの状態。しかしながらこの日までに計8本塁打は、濱中おさむ、関本健太郎を遙かに凌いでいます。来季さらには数年先を見据えて見守っていきたい逸材。

ブッ叩いたレフト前ヒットありましたが、粗かったです(笑)<3打数1安打
彼も打ってナンボの選手、緩慢な守備ではありますが、肩は弱肩ではなさそう。
――――――――――――――――――――――――――――――

・・・と荒々しさの中のパワーこそ!の桜井広大ですが、今季はまず見た目@構えが変わりました。左の腰が開くぐらいオープンされた構えから1/4足ほど開いたとはいえほぼスクエア構え、力んだ上半身はリラックス。選球眼(2002年19四球→2003年38四球)もアップし、来た球に逆らわないバッティングが目立ちました。その結果本塁打がややダウンしましたが、「85試合 272打数 77安打 7本塁打 31打点 4盗塁 打率0.283」。今の進化の過程は悪くないと思います!来年へのホップ、ステップ、ジャンプを期待したいし、いけると思います。上記喜田剛と並んで次世代の打線の軸を期待しましょう。

試合の方も2三振の後、センター方向に軽打を見せ頼もしいです。<顔付きも良いですねえ、泰然としております(^^)。打球も捉えればパンチ力あり!!


■早川健一郎(神)
煙突のようにバットを立たせドッシリとした構えに体格。昨年までは浦和で当たれば飛ぶが、ドアスイングで安定感なし…そして戦力外となりましたが、鳴尾浜で水谷実雄2軍打撃コーチの元打撃フォーム改造し対応力アップ!1軍ではまさかの3本塁打と活躍。背水の気持ちが結果に結びついたのですかね。この結果を来季に繋げたいです、繋げ続けなければ後がありません。

7回表走者を置いてエンドランのサインもファールでなかなか前に飛ばず、カウント「2−3」最後は隼人のスライダーが中にスッと入り、それを真芯で引っかけるようにスイングすると打球はそのまま左翼ポールを巻き込む先制本塁打。本人は嬉しさ半分、エンドランなのに打球がレフト方向にポーンと打ち上げてしまい木っ恥ずかしい気持ち半分なのか首を傾げベンチに帰ってきました(笑)。木戸克彦2軍監督からも笑顔で「罰金やな」とのコメントも。ガムシャラが似合う早川健一郎です。


■梶原康司(神)
コンパクトなスイング。ボールを身体に近いポイントまで呼び込み、内側からスパッと振り抜くスイングは「一閃」モノ!#「居合い抜き」系!反面外角に弱点がありましたが、球に逆らわずセンターからレフト方向に巧く合わせて対応できています。特化していたインコースの「スイートスポット」がやや外側にずれて全対応型に少し近づいたかも知れません(^^)。#「80試合 248打数 77安打 6本塁打 31打点 1盗塁 打率0.310」と昨年の「打率0.277」からUP!

3打席までに「中安−左安−中安」と猛打賞。タイプ別では、守備位置は異なりますが打撃スタイルで平下晃司とライバル。<追いつけ追い越せ!


■中谷仁(神)
軸足が動いてスイングも撫でる感じ。打撃フォーム自体はよくなってきていると思うので・・・頑張って(^^;)#本日は見られなかったが、強肩はチーム一!

前打者梶原康司が悉く出塁し、それを送る為の犠打を3回成功。犠打成功は置いといて、犠打をあっさり選択せざるを得ない打撃の弱さが「いとかなし…」。守ってナンボといわれる捕手ですが、打てずに正捕手とは成り得ないんです(せめて期待したい)。


■萱島大介(神)
プロに入りスイッチを修得中の身。打撃フォームは背中を丸め小さく構える。バットのグリップを一握り分余らせ、小さなテークバックで脇を締めてコンパクトなスイング、当てて(転がして)ナンボの俊足打者。なんでも走るだけなら赤星憲広に勝るとも劣らない超俊足!

1打席目コツンと投手の足元を抜けるセンター前ヒット。2打席目は萱島大介らしい安打、叩きつけた打球は高くバウンドして投手が捕球した時には既に一塁を駆け抜けるものでした(その後、二死のため投手が打者に専念していたとはいえ素速く「盗塁」あり)。

今後は、このタイプの打者によくあるパターンとして走り打ちなることなくしっかりスイングして欲しいです。前述の通りスイッチ挑戦中ですので「インコースの球(内に切れ込むボール球にさえ)に飛びついてしまい、外側の速い球には力負け」と脆さは現時点抱えていますが、これを越えれば萱島大介の居場所は自ずと掴めるはず。#守備は泥だらけになって上達あるのみ!!

野性味溢れる顔付き・・・技術的に粗さを残しますが、身体能力はかなりのもの。なんとかその足を生かして成功して欲しいです。来年停滞するようだと戦力外もありえます。<近年見切りが早いですから…


■上坂太一郎(神)
広いスタンスで重心の低いバッティング。内外野をこなせる器用さとスピード感を併せ持つ「小力」のある打者。今岡誠の低迷時に正二塁手に近い立場でしたが、今岡誠復活後は、控えどころか一気に影が薄くなってしまった…#気合いが空回り!?。

試合は的場寛壱の第四打席で代打登場、二死三塁と追加点のチャンスでしたが、隼人のシュートにバットを折られニゴ…と2タコ。
上坂太一郎をアピールするには、打って活路を開くしかない!(同ユーティリティータイプの選手は多いが勝ち残りたい)



【鎌ヶ谷ファイターズ】

■隼人(日)
左足を素速くそして大きく上げ、真上から投げ下ろすフォーム。140km/h弱のストレートを中心に、スライダー、フォークそして一番の武器シュートを駆使した打たせて取るタイプの投手。また独特な髭の風貌が印象的です。

連打を許さず粘りの投球(先発として結果7回2失点)を続けていたが、7回表早川健一郎へのスライダーは横滑りすることなくスーッと中へ…悔やまれる一球でした(ベンチでも悔しさを隠しきれない様子でした)。今年の2軍とはいえ11勝と安定した投球を来季は1軍で!!


■江尻慎太郎(日)
長身で均整の取れた先発型右腕、ただ力感はあまり伴わない。フォームは粘りがあり(ワンテンポの間がある)、しなやかな所が特徴か。腕の軌道は綺麗な上手投げというよりかは、気持ち下げ気味。中継ぎ登板ということなのかストレートは全力投球で145km/h前後、最速147km/hと走っていました。スライダーは130km/h強、他にもフォーク、カーブ等々の変化球を擁す。それぞれ変化球は切れると云った感じよりかは、ブレーキの効いた変化球(踏み出した足が突っ張るところがあるのですが、それが変化球に影響するのでしょう)。

打者を緩急でタイミングを外し打ち取る印象があります。元々ストレートがややシュート回転気味ですが、制球が甘くなったとき怖いです。春先に2軍でノーヒットノーラン達成!! 一軍定着にはあともう一枚なにかキッカケが必要なのか!?


■森本稀哲(日)
左足を一足半ほど三塁側に開いて構え、振りもシャープで大振りせずコンパクト!(スイングスピードあり)。ヒルマン野球の目玉の1つ(攻撃的1番抜擢)でしたが、期待一杯でやや計算不足の企画倒れ…。しかし私もパンチ力もある切り込み隊長として期待、応援していました!俊足、強肩そして強打のセンスもあるのですから期待しちゃいます。順調に成長してきましたが、5年目やや停滞…ここからさらに2段階ジャンプの活躍を!#1四球以外は2三振込みの凡退


■小田智之(日)
クラウチング気味@オープンスタンス、左肘の位置は高くバットを投手方向に倒し構える。ボールを迎え入れるときに右足を高く放り投げる打撃フォーム@「振り子」。動きの中でタイミングを計る!形は坪井智哉に似ていると言えるかも知れません。

元々打撃センスがあるだけになんとか右手で捌き当てだけの打球が玉に瑕(バットコントロールに頼りすぎるきらいあり)。「動きの中でタイミングを取る打者」なので良いときと悪いときの差が激しい課題をクリアしたい!#ルーキー時より、右に左に打ち分ける高い技術力に期待しております!

「77試合 285打数 99安打 9本塁打 42打点 1盗塁 打率0.347」で打率は堀田一郎@「打率0.362」に次いで第2位。1軍スタメン@正二塁手を睨む上では後述の小谷野栄一との争いは避けられない。


■林孝哉(日)
腹の前の高さにバットのグリップを置き、投球に合わせしゃくり上げるようなスイング。打撃に磨き代打の一番手へ!#器用なタイプじゃないが「ど根性安打」が売りか!?

チーム唯一の安打を放つ@谷中真二からレフト越えの二塁打。


■藤島誠剛(日)
年に何度かは1軍でドデカイ働きをするベテラン長距離砲、このような働きも大事ですよね。#安定した活躍も期待したい!そして右の代打要員


■渡辺孝男(日)
サンワード貿易を経てプロ野球に出戻りしてきた捕手。かなり精度の高い1.5軍レベル!?。2軍では安心して試合を任せられる。守備的にはガッチリした体格でホームを死守!

以前在籍した西武時代は、打撃が弱いというイメージがあったのですが、今年は全て2軍出場で「85試合 303打数 88安打 13本塁打 55打点 1盗塁 打率0.290」と本日の試合も指名打者で5番を任されるなど打撃でも貢献(一塁守備も可能)。来季は1軍でも起用してみては。


■小谷野栄一(日)
スマートさと対極の泥臭さを感じる「走者を本塁へ返すタイプ」。パンチ力もそうなんですが、持ち味なのはボールを押し込んで広角的に運ぶ安打。この勝負強さは、下位打線@「6〜7番」に必要。来季正二塁手として大抜擢あるかも。紺田敏正と並んで計算できる有望株。#ファイターズファンの期待度も高そうですね。

試合の方でも一死二三塁の一打同点のチャンスに、谷中真二の真っ直ぐに空振り三振!バットを叩きつけ悔しがっていました。


■飯山裕志(日)
右の肩の上にバットをちょんと乗っけて投手と正対、投球動作に合わせ脇を締め小さく構える。今季は打撃面で大きく伸びたんじゃないでしょうか。大振りせずコンパクトな打撃に結果も付いてきました。今季は大ブレイク!打率0.328とイースタン第三位で打点も51と攻撃面でアピール。#試合では谷中真二のストレートに力負け…

守備も以前よりそつなく上級の部類ですし、打撃が安定すれば自ずとチームに欠かせない選手となるでしょう(目指せ!川相昌弘)


■鶴岡慎也(日)
打撃フォームは、屈んで構え(変則型)、左足つま先を地面でツンツンとタイミングを計る。動きの中でタイミングを取るタイプ。<バットを一度腹の前に落とし振りかぶるヒッチ癖あり。

選手名鑑曰く「三菱重工横浜硬式野球クラブ→日本ハム@2003年ドラフト8巡目強肩で社会人でもレギュラーとして活躍。小柄ながらパンチ力を秘める。高校日本親善大会では全日本選抜として正田樹とバッテリーを組んだ」とのこと。


■紺田敏正(日)
「大柄な体格」ながら非常に「器用なタイプ」の選手の印象。グリップの位置は深く捕手よりでやや低めに構える。内側のボールに対しても脇を締めて巧く対応(右足を放り出すようにタイミングを計る)。大振りというよりもコンパクトなスイングで、バットコントロールの良さが特段良いです(当てにいくきらいもあるかも)。更には強肩、走塁を含めてスピード感もあり非常に楽しみな選手。

1軍に置いておいて使い減りしない選手として有用と思っていましたが、スタメンを張れるまでの位置にいるかも知れません(今年の森本稀哲のように大抜擢あるかも?)。


■野中信吾(日)
終盤無死一二塁の場面に渡辺孝男に代わり代打出場。狙いは送りバント、サラッと投手前に打球を殺し進塁成功。

かなり小柄な選手だが攻守ともバネが感じられる。打撃ではフルスイングも持ち味とはいえややプロのパワーに押され気味…。しかしまだまだこれから!守備にもスピード感がある(上手い部類)。


■荒井修光(日)
8回裏先頭打者として代打出場@一ゴ(その後捕手起用)。打撃センスに秀でた広角打法はなかなかのもの。捕手並びに内外野とも守れる便利屋と聞こえが良いが、決め手に欠ける…しかし前述のように打撃センスは1軍でも引けを取らないと思います。


2003年10月 4日 ウエスタンリーグ年度優勝決定試合 広島−阪神(由宇)報告者:いの一番さん

10月4日(土)に由宇で行われた、ウエスタンリーグ優勝決定戦、
広島−阪神の試合について報告します。

 020102000  
 001010100  

勝:藤川 負:広池 S:佐久本
本:早川1号A(広池)、天谷1号@(藤川)、喜田1号@(広池)、桜井1号A(河野)

投手:T 藤川(6回)−江草(2/3)−谷中(1回1/3)−佐久本(1回)
   C 広池(5回1/3)−河野(2/3)−林(2回)−小林(1回) 

審判:土山、岡田、吉本、福家  
観衆:3000人
天候:晴れ時々曇

(試合経過)
△1回表
的場2ゴロ、藤原右飛、梶原康三振
▼1回裏
天谷左邪飛、兵動三振、朝山2直

△2回表
斉藤投ゴロの後桜井が左前打。続く早川が右中間本塁打で阪神2点先制。
喜田三振、中谷2ゴロ。
▼2回裏
嶋1ゴロの後、松本奉、倉が連続中前打で1死1,2塁。
山本芳三振の後、甲斐の右前打で2死満塁としたが、広池は投ゴロ。

△3回表
藤川三振の後、的場が左前打、藤原のセンター前の飛球を天谷が目測を誤って捕れず、
2塁打となって1死2,3塁。しかし、梶原康は遊飛、斉藤は2ゴロ。
▼3回裏
先頭の天谷が右越え本塁打で広島1点返し1−2。兵動左飛、朝山右飛、嶋遊飛。

△4回表
桜井2ゴロ、早川右飛の後、喜田の右越え本塁打で阪神1点追加、3−1。中谷は右邪飛。
▼4回裏
松本奉三振の後、倉が左前打。山本芳は三振に倒れたが甲斐中前打で2死1,2塁。
しかし広池は1ゴロ。

△5回表
藤川三振、的場中飛、藤原1ゴロ。
▼5回裏
天谷三振の後、兵動四球、続く朝山の時、投球が暴投となり兵動は一気に3塁へ。
そこで朝山が左飛を打ち上げ兵動生還、2−3。嶋四球、松本奉右飛。

△6回表
梶原康2ゴロの後斉藤が中越2塁打。ここで広島の投手は河野に交代。
続く桜井は初球を左中間本塁打。2点追加で5−2。
早川三振、喜田遊ゴロエラーで出塁、中谷3ゴロ。
▼6回裏
倉2ゴロ、山本芳の代打鈴衛遊ゴロ、甲斐中飛。

△7回表
広島の投手が林に交代、セカンドの兵動がサードへ、セカンドに石橋が入る。
藤川の代打吉本は補邪飛。的場が右前打で出塁し藤原のバントで2塁へ進んだが、梶原康1ゴロ。
▼7回裏
阪神の投手が江草に交代。
石橋の代打井生投ゴロの後、天谷が四球。兵動のレフト線2塁打で天谷生還、3−5。
朝山四球の後、嶋は大きな左飛。捕った早川が体勢を崩したのを見て兵動は3塁へ。
ここで阪神の投手が谷中に交代。
松本の投ゴロを谷中がはじいたが、セカンド藤原が1塁送球し、間一髪でアウト。

△8回表
代打の井生がショート、甲斐がファースト、松本奉がサード、兵動がセカンド。
斉藤が3塁内野安打で出塁したが、桜井は3ゴロ併殺打。早川三振。
▼8回裏
曽我部がセンターに入り的場がレフトへ。
先頭の倉が右前打で出塁したが、林の代打鞘師、甲斐、井生が全員三振。

△9回表
広島の投手が小林に交代。
喜田中飛、中谷三振、谷中の代打カツノリ三振。
▼9回裏
阪神の投手が谷中に交代。
天谷投ゴロ、兵動1飛、朝山2ゴロで試合終了となり、阪神の優勝が決定。
終了と同時に阪神ナインがベンチから一斉に飛び出しマウンドへ、
歓喜の輪の中で木戸監督が胴上げされた。
この後、表彰式が行われ、阪神に優勝のペナントが授与された。


(選手評)
■藤川球児(阪神)
大きな当たりを結構打たれ、そんなにいい調子とは思えなかったが、
要所を締めて勝ち投手になった。
ウエスタンはそろそろ卒業し、来年は1軍に定着しないといけないだろう。

■桜井広大(阪神)
決勝本塁打を含む2安打でこの試合の打のヒーローとなった。
今年の成績からすると来年1軍にある程度出場できるのは間違いないだろう。

■広池浩司(広島)
満を持して先発したが、6回途中で無念の降板。
4回表、簡単に2死を取りながら左打者の喜田に本塁打を浴びたのが痛かった。

■倉 義和(広島)
3安打したものの残念ながら得点には結びつかず。
1軍には彼より年下の木村一、石原がいるが、彼らに負けないだけのものは持っているはず。
来季は1軍定着を目指したい。

■山本芳彦(広島)
最近好調ということで先発起用されたが、チャンスで藤川の前に2三振。
格の違いを見せつけられた。
絶対勝たないといけない試合だっただけに井生か石橋を起用するべきだったと思う。
山本芳には荷が重すぎた。

(その他、普段と全く違っていた由宇練習場)
1 この日の観衆は3000人、いつもは立入禁止の外野席も開放され、
  カープベンチ側の三塁側スタンドはほぼ満員となった。
  由宇にこんなに客が入ったのはもちろん初めてである。

2 車での来場者が多いため、いつもの駐車場に加え、2,3キロ離れた小学校の校庭も
  駐車場となり、そこからバスで球場まで輸送する措置が取られた。
  筆者は10:30頃現地に到着。ギリギリで球場近くの駐車場に停めることができた。
  ただ、駐車場代がいつもの500円から1000円になっていたのには唖然とした。

3 ネット裏は普段立入禁止だが、この日は机とイスが置かれ臨時記者席となった。
  報道陣は30人くらいいたと思う。

4 球場入口では弁当が販売され、バックスクリーン裏には応援グッズの売店も設置されていた。


2003年10月 3日 イースタンリーグ20回戦 ロッテ−湘南(ロッテ浦和)報告者:あわてんぼーさん

 試合開始13時終了15時15分試合時間2時間15分
 球審橋本1塁山崎2塁深見3塁新屋公式記録員新向井
 ロッテ浦和(ロッテ6勝11敗3分け)観衆350人

                 RHE
 
湘 南 000 001 000 70
 
ロッテ 000 230 00] 90

 勝田中充4勝4敗    本塁打 今江6号(5回中堅土居A)
 負土 居  4敗
 2塁打 垣内(4回)福澤(5回)北川(6回)
 暴投 田中充(6回)堤内(8回)
 併殺 湘南0 ロッテ2 (福澤−早坂)1回三振ゲッツー
             (福澤−丸山)2回三振ゲッツー
 失策 湘南0 ロッテ0
 
 戦評
 今日の試合は、日本ハムのイースタンリーグ優勝が決まり消化試合の様相を呈していたが、ロッテの先発投手が黒木知投手となると話は別。
 テレビカメラが5台と取材陣が沢山。といきたいところだがそうでもなかった。
 ロッテファンや熱心なファンは平日にもかかわらず350人(私の推定人数)と結構多い観衆。
 試合の方は、ロッテが5−1と完勝。

 その理由として挙げられるのは、沢山のロッテファンが黒木知投手観たさに多くロッテ浦和球場に足を運んでくれたことだろう。
 それと湘南ナインは、優勝という大きな目標を無くしたというものの、今日も全く覇気が無く私自身怒りを覚えた。果たしてこれで良いのであろうかと私自身湘南に対して怒りがこみ上げてきました。

 選手は一所懸命にやっているつもりであろうが、良い当たりが正面をつく打球が何度もあったが、けしてこれは不運という一言で片付けてはならない。やはり、湘南としてこれは大きな問題ではないか?

 それと同時に、今日の試合でロッテが勝った為ロッテの5位、西武の最下位が決定しイースタンリーグの全日程が終了した。
 順位は、
第1位日本ハム第2位湘南第3位ヤクルト第4位巨人第5位ロッテ最下位が西武。となった。


   打撃成績
   湘 南 打安点   ロッテ 打安点
  C北 川 440  D喜 多 411
  D小 池 100  E早 坂 300
 H6木 村 211  D今 江 322
 E5福 本 410  G諸 積 400
  B七 野 400  H伊与田 410
  D小田嶋 310  F垣 内 312
 HD武 山 100  7於 保 100
  F田中充 300  Bユウゴー300
  G河 野 300 H3富 永 110
  H 南  300  A福 澤 410
  A新 沼 300  C丸 山 220
  2西 ア 000  計    3295
  計    3171


 投手成績
 湘 南  投回   投数 被安 四死 三振 自責 失点
●土 居  5    64  6  1  4  5  5
 鈴 木  1    18  0  0  1  0  0
 飯 田  1    18  2  1  0  0  0
 堤 内  1    11  1  0  1  0  0
 ロッテ  投回   投数 被安 四死 三振 自責 失点
 黒木知  4    46  3  0  4  0  0
 鈴 木  1     6  0  0  0  0  0
 黒木詢   ・2  26  3  0  1  1  1
○田中充  1・1  16  0  0  1  0  0
 山ア健   ・2   7  0  0  1  0  0
 橋本武   ・1   7  1  0  1  0  0
 井 上  1    10  0  0  0  0  0


あわてんぼーが選ぶ今日最も活躍した選手と注目した選手

今日最も活躍した選手
■今江敏晃(ロ)
 今日最も活躍した選手は彼。今日、今江選手は2安打うち1本が本塁打の2打点。
 5回1点を取り3−0としなお2死1塁の場面でセンターバックスクリーンの左を行く本塁打、見事だった。この本塁打が今年イースタンリーグ公式戦での最後の本塁打だった。

注目した選手
■土居龍太郎(湘)
 今日の彼の立ち上がりのピッチングを観るともしかしたらノーヒットノーランもと、期待を抱かせたが、4回以降その勢いもどこへやらといった感じ。
 1〜3回までとピッチングと4回以降のピッチングは雲泥の差。
 1〜3回まではロッテ黒木知投手をはるかにしのぐピッチング。
 しかし、4回以降は全くだめ。特に、今江選手に死球を与えてからというもの人が変わったように制球を乱し、あっという間に失点を重ねてしまった。球が速く良いものを持っているだけに残念な気がする。

■北川利之(湘)
 今日湘南の選手の中で唯一結果を残した選手。
 今日はなんと4打数4安打の大活躍。打撃に関して何も言うことはない。
 後は、安定した打撃を身につけ守備面でも鍛錬し、早く1軍で活躍することだけだ。

■黒木知宏(ロ)
 今日の試合の注目選手はなんと言っても彼であろう。
 私は10時過ぎに球場へ着いたのだがその直後に日本テレビのカメラクルーが。
 結局三塁側にテレビカメラ3台とセンターに2台とテレビ各局が取材に訪れていた。
 彼の投球内容はというと、ストレートが立ち上がりあまり走っていなく心配されたが、彼の経験というか、相手打線の拙い攻めに助けられ4回無失点に抑えた。全盛期を知っている人たちにはちょっとがっかりさせられたであろう。

番外編
■江藤省三(湘南2軍監督)
 試合前、私が座る1塁側の観客席で江藤監督がインタビューを受けていました。
 なんと、私が座っていた隣で。
 内容は、好きな食べ物は?とか。趣味は何?とかありふれた質問でしたがなんだか以上に距離が近くて親近感が沸いてしまいました。
 ところで江藤監督のストレス発散法は、「野球」と答えていました。
 野球に没頭することでストレスが発散できるそうです。
 

先攻湘南
後攻ロッテ

1回表(ロッテ投手黒木知、捕手福澤)北川中前安打、小池三振の時北川2塁盗塁失敗、福本右飛(湘南0)
1回裏(湘南投手土居、捕手新沼)喜多遊直、早坂左飛、今江遊ゴロ(ロッテ0)
2回表 七野三振、小田嶋左前安打、田中充三振の時小田嶋2塁盗塁失敗(湘南0)
2回裏 諸積三振、伊与田遊ゴロ、垣内三振(ロッテ0)
3回表 河野三振、南中飛、新沼二塁ゴロ(湘南0)
3回裏 ユウゴー二塁ゴロ、福澤一塁ゴロ、丸山二塁ゴロ内野安打、喜多右直(ロッテ0)
4回表 北川二塁ゴロ内野安打、小池三前送りバント成功で北川2塁進塁、福本遊直、七野捕邪飛(湘南0)
4回裏 早坂一塁ゴロ、今江死球、諸積中飛、伊与田中前安打で1,3塁、垣内右翼線2塁打で今江、伊与田生還、ユウゴー三振(ロッテ2)
5回表(ロッテ投手鈴木)小田嶋中飛、田中充中直、河野一塁ゴロ(湘南0)
5回裏 福澤右翼線2塁打、丸山投前送りバント成功で福澤3塁進塁、喜多中前安打で福澤生還、早坂一塁ゴロで喜多2塁進塁、今江中堅越え本塁打、諸積三振(ロッテ3)
6回表(ロッテ投手黒木詢)南三直、新沼三振、北川左中間2塁打、小池に代打木村中前安打で北川生還、福本中前安打で1,3塁(ロッテ投手田中充)七野の時投手田中充の暴投で2,3塁、結局七野は三振(湘南1) 
6回裏(湘南投手鈴木、遊撃木村、遊撃から三塁福本)伊与田遊ゴロ、垣内三塁ゴロ、ユウゴー三振(ロッテ0)
7回表(ロッテ垣内に代わり左翼於保)小田嶋遊直、田中充右飛、河野二塁ゴロ(湘南0)
7回裏(湘南投手飯田)福澤三直、丸山左前安打、喜多二飛、早坂四球で1,2塁、今江左前安打で満塁、諸積中飛(ロッテ0)
8回表(ロッテ投手山ア健)南三振、新沼一塁ゴロ(ロッテ投手橋本武)北川左前安打、木村三振(湘南0)
8回裏(湘南投手堤内、捕手新沼に代わり西ア)伊与田二塁ゴロ、於保三振、ユウゴーに代打富永中前安打、福澤の時投手堤内の暴投で富永2塁進塁、結局福澤は二直(ロッテ0)
9回表(ロッテ投手井上、一塁富永)福本一直、七野二直、小田嶋に代打武山中飛(湘南0)


2003年 9月30日 イースタンリーグ19回戦 湘南−西武(横須賀)報告者:@白にゃんこさん

イースタン・リーグ 鎌ヶ谷ファイターズ優勝!


 横須賀 第19回戦 湘南14勝5敗
                      RHE
 
ライオンズ  101 000 011 4 130
 
シーレックス 102 100 000 0 111
 
(延長10回)

<湘 南>後藤伸也、岡本直也、谷口邦幸、●森中聖雄(20試合1勝1敗)、堤内健、杉本友−小田嶋、鶴岡
<所 沢>トモキ、青木勇人、福井強、細見和史、竹下潤、内薗直樹、○大沼幸二(23試合12勝8敗)−田原、上本、小牧

<所沢ライオンズ>  <湘南シーレックス>
      打安点        打安点
(中右)柴 田510  (二)北 川610
(遊)水 田433  (右左)小 池520
(左中)貝 塚520  (三)吉 村410
(一)高木大520  (一)七 野300
(二)古 屋410   打 中 根100
(右)栗 山300   遊 木 村100
 投 細 見000  (捕)小田嶋421
 投 竹 下000   投 堤 内000
打左 玉 野211   投 杉 本000
(三右)カ ズ400  (左)古 木312
 投 内 薗000   右  南 100
 投 大 沼111  (遊一)福 本210
(捕)田 原200   打 田中充110
 投 福 井000  (投)後 藤310
打三 石井義111   投 岡 本100
(投)トモキ100   投 谷 口000
 投 青 木000   投 森 中000
打捕 上 本200   捕 鶴 岡100
 打 春 日100  (中)田中一511
 捕 小 牧111

 所沢投手成績      湘南投手成績
     回  安点       回  安点
 トモキ 22/343   後藤伸也6  62
 青木勇人11/320   岡本直也11/301
 福井 強1  20   谷口邦幸 2/310
 細見和史 2/310  ●森中聖雄10/343
 竹下 潤11/300   堤内 健 2/322
 内薗直樹1  10   杉本 友 1/310
○大沼幸二2  10

<本塁打> 
 水 田 4号(後藤)
 田 中 2号(青木)

<失 策>
 小 池

<暴 投>
 後 藤

<おおまかな展開:参照=日刊ファームページ>
湘南が3回裏、2死一塁で小田嶋の左中間二塁打で同点に追いつくと、今日から1軍枠で出場していた古木がライト前ヒットを放ち、勝ち越しに成功。

4回裏には、湘南田中一が2号本塁打を右翼席に叩き込みリードを広げた。

一方、所沢は8回表、2死2塁で代打玉野がレフト前タイムリーを放ち、1点差とした。

9回表、所沢は2死二塁から、この日3安打の西武水田がライト前に運び、同点に追いついた

延長戦に突入した10回表には、1死満塁から投手の大沼がタイムリーを放ち、所沢が勝ち越しに成功した。さらにこの回4安打、2四球と湘南投手陣の乱調もあって4点を奪った。

湘南はマジックを3とし、残り試合全勝で逆転優勝がかかっていたが、この敗戦により、すでに日程を終えていた鎌ヶ谷ファイターズのイースタンリーグ優勝が決まった。

湘南・江藤2軍監督のコメント
「育成と勝負を目標にして頑張ってきた。コーチ、選手達も本当によく頑張った。残り2試合も全力で頑張ります」

鎌ヶ谷・岡本哲史監督のコメント(日刊スポーツ記事から)
「2年前から掲げてきたプランが、ここにきてチームに浸透し、そこにヒルマン・イズムが加わり、いい形となって現れたと思います。選手が本当に良く頑張って、やっとつぼみになってくれました。つぼみから花へ。今後は、選手たちには1軍で、大きな花を咲かせて欲しいです」

これにより、10月13日のファーム日本選手権は、これも10月の4日に組まれているウエスタン優勝決定戦(由宇)にて対戦する由宇カープ・鳴尾浜タイガースの勝者と鎌ヶ谷ファイターズが、長野で顔合わせすることになりました。


2003年 9月29日 ウエスタンリーグ後期最終戦 阪神−広島(鳴尾浜)報告者:ナツカさん

9/29 鳴尾浜球場 鳴尾浜タイガース対由宇カープ ウエスタン最終戦

[試合結果]

 カープ  | 010 280 131 || 16
タイガース | 000 000 000 || 0

[バッテリー] カープ :倉、鈴衛-林、佐竹、河野、筒井
       タイガース:狩野、吉本-杉山、中林、谷中、柴田、田村

[本塁打] カープ :松本(奉)、兵動、山本(芳)、鈴衛、天谷

[盗 塁] カープ :天谷


[おおまかな流れ]
秋晴れの鳴尾浜。強い日射しとセンター方向へ吹き抜ける冷たく強い風。秋の高く澄んだ空に白球が映えた。
後期ウエスタンリーグ最終戦となったこの試合は、本塁打量産、完封リレーでカープの圧勝。

先発、タイガース杉山、カープ林の投手戦になると思われた序盤。
突破口を開いたのは2回、カープ4番松本(奉)のソロアーチだった。
この後杉山は兵動にも1号ツーランを浴び4回3失点で降板。
5回からマウンドに上がった中林はなかなかストライクが取れず犠打を挟んで4連続4球。
1アウト満塁からエラー、兵動の2点タイムリー、4球を挟んで満塁とし山本(芳)に満塁弾を浴びる。
後続は抑えるも中林はこの回計8失点。5回を終えた時点でスコアは11-0となっていた。
タイガースの投手で唯一無失点に抑えたのは6回の谷中だけ。
その後はそれぞれ山本(芳)にタイムリー、鈴衛にスリーラン、天谷にソロを許し計16失点。
カープ先発林は危なげ無いピッチングで要所要所を締め好投も、斉藤の頭に死球を当てマウンドを降りる。
しかし続く佐竹、河野、筒井もタイガースに得点を許さず零封。
投手陣のピッチング内容の差が明暗を分ける試合となった。

[観戦後記]
終わってスコアを見返してみて全種類のアーチ(ソロ、ツーラン、スリーラン、グランドスラム)を見た事に気付きました。
センター方向にずっと強い風が吹いていた事もあって?気持ち良い程アーチが続出。
見に来ているお子さんやカープファンにはたまらない試合でした。
中林君の4球の多さだけが少し勿体無かったかな、と思います。

それにしてもプレーオフがこの顔ぶれだけにどうなるかまったく予想もつきません。

[おまけ](写真撮ったので…主にカープですが)

先発林 4番 この日誕生日本塁打鈴衛 試合終了 乱調の中林

  


5点の画像を寄贈いただきましたが、当HPの容量の都合上「先発林」「乱調の中林」の2画像をアップさせていただきます。ナツカさん有り難うございました(^^)by健一@管理人


2003年 9月28日 イースタンリーグ20回戦 湘南−巨人(横須賀)報告者:ふんぼるとさん(HP:オギティファニー系

2003年9月28日 湘南−巨人 最終戦(20回戦)

S横須賀(湘南11勝9敗)

 巨 人 000 000 010│
 
湘 南 000 003 00x│

 勝 横 山 4勝2敗0S 登板18
 S 森 中 1勝0敗3S 登板19
 負 岡 島 1勝2敗0S 登板6

 【巨 人】  打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  G 堀 田 510 一邪    三ゴ    左飛       右安 空振
  C 長 田 300 二ゴ    三ゴ    一ゴ
  4 宮 崎 100                      一ゴ
  D 十川孝 320 一邪       左安    遊安
  5 山 下 111                      左安
  B 吉 川 410    遊ゴ    右安    二併    空振
  1 ランデル  000
  F 中 濱 310    中2    三ゴ    見振
  1 岡 島 000
  H3 李  110                      投襲
  H7山 田 410    一ゴ    二直       左安 一飛
  E 大須賀 200    遊飛    空振
  1 河 原 000
  9 高 野 200                   三飛    空振
  A 加 藤 220       中安    左安
  H 山 本 100                   空振
  2 入 野 100                         空振
  @ 高橋尚 000       捕犠
  6 黒 田 200             遊ゴ    見振    四球
  犠盗失併残─────
  11209 35101

       回 打安振球責
   高橋尚 3 100310
   河 原 2 71100
  ●岡 島 2 102200
   ランデル  1 41100

 【湘 南】  打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  C 北 川 300 投ゴ    一ゴ       三犠    空振
  F 小 池 300 四球       三邪    三失    遊飛
  D 吉 村 421 空振       中飛    左2    三2
  B 七 野 400 空振       空振    一邪    投ゴ
  H 中 根 321    左飛       左安 中3
  1 斎 藤 000
  1 谷 口 000
  1 森 中 000
  A 小田嶋 300    三ゴ       中飛 空振
  E 福 本 300    中飛       三ゴ    右飛
  G 河 野 300       二ゴ    一ゴ    中飛
  @ 横 山 100       空振
  H9 南  200                三失 空振
  犠盗失併残─────
  10114 2942

       回 打安振球責
  〇横 山 6 236200
   斎 藤 1 41200
   谷 口 1 63100
   森 中 1 40310


  三塁打  中 根(湘) (6回 岡島 タイムリー)
  二塁打  中 濱(巨) (2回 横山)
       吉 村(湘) (6回 岡島 タイムリー)
       吉 村(湘) (8回 ランデル)
  犠 打  高橋尚(巨) (3回 無死1塁 1走の加藤が二進)
       北 川(湘) (6回 無死1塁 1走の南が二進)
  盗 塁  堀 田(巨) (8回 捕手は小田嶋 打者は宮崎 二盗成功 更に小田嶋の二
                 塁悪送球により三進)
  失 策  十川孝(巨) (6回 南の三ゴロをファンブル)
       十川孝(巨) (6回 小池の三ゴロをファンブル)
       小田嶋(湘) (8回 堀田の二盗を刺そうとして二塁悪送球 堀田が三進)
  暴 投  岡 島(巨) (6回 1死1、3塁 3走の南がホームイン、1走の小池が三
                 進 打者は吉村)
  併 殺  湘 南   (6回 吉川 無死1塁 北川−福本−七野)

  PL:有隅 1B:濱野 2B:萩原 3B:牧田 公式記録:野中
  時間 3時間2分(13:00〜16:03)

得点経過
 6回裏(湘) 1死1、3塁から岡島が暴投                湘 南1点目
       1死3塁から吉村がレフト線へツーベース          湘 南2点目
       2死2塁から中根が右中間を破るスリーベース        湘 南3点目
 8回表(巨) 1死3塁から山下が三遊間を破る左前打           巨 人1点目

戦評
 日本ハムが実質M1になったため横須賀へ。
 試合の方は中盤までスコアレスだったが、均衡を破ったのは6回の湘南。十川孝の2つのエ
 ラーと岡島の暴投で労せず先取点を挙げると、吉村、中根のタイムリーも飛び出し、効率良
 く3点を先制。
 7回から斎藤を投入し、巨人を意気消沈させると、その後は谷口が1点を失うが、森中が9
 回を3三振で締めくくり快勝。
 巨人は3回から8回まで毎回先頭打者がヒットで出塁するが9残塁の拙攻。

選評
 十川孝(巨) 1個目のエラーは遊ゴロを横取りしてのもの、2個目のエラーは速い三遊間の
       ゴロを弾いたちょっと可哀想なもの。日本ハムファンを敵に回した感あり(笑)

 
横 山(湘) 初回以外は毎回ランナーを背負うピッチング。巨人ベンチも簡単に捕まえられ
       ると思っていただろうが、要所を締めるピッチングで巨人打線を零封。

 
勝利の女神 4回に吉村(湘)のホームラン性の当たりを風で戻させセンターフライにするも
       結果的には4安打の湘南に微笑むという心憎い演出を見せる。
       最終的に勝利の女神にみそめられるのは日本ハムか、それとも、湘南か。
       泣いても笑っても残り3戦です!


2003年 9月28日 イースタンリーグ20回戦 ロッテ−ヤクルト(ロッテ浦和)報告者:いかさん

両チームの先発の出来がかなり悪く乱打戦となってしまったこの試合。
7回から登板した黒木投手に自然と注目が集まりました。

浦和マリーンズ対戸田スワローズ第20回戦(ロッテ浦和、13時、観衆約200人)
               R H E
戸 田 002230000 | 15 0
浦 和 02113201x |10 15 0
審判 球審:橋本、1塁:新屋、2塁:栄村、3塁:深見、公式記録:荒木
バッテリー 浦 和:小野、田中、神田、黒木知、長崎−辻
      戸 田:鎌田、吉川、坂元、松田―米野、鮫島

勝利投手:神田
セーブ :長崎
敗戦投手:吉川
本塁打:辻(浦和、2回裏)2号2ラン、稲葉(戸田、3回表)3号ソロ
    久保田(戸田、3回表)5号ソロ、橿渕(戸田、5回表)2号ソロ
    伊与田(浦和、5回裏)7号ソロ、伊与田(浦和、8回裏)8号ソロ
三塁打:早坂(浦和、5回裏)、畠山(戸田、9回表)
二塁打:米野(戸田、2回表)、丸山(浦和、2回裏)
盗 塁:早坂(浦和、6回裏)
併殺打:内田(戸田、5回表)
暴 投:小野(浦和、4回表)
悪送球:田中(浦和、5回表)、鮫島(戸田、6回裏)

《試合展開》
まさしく秋という天候の中で行われた浦和対戸田の今季最終戦。風がセンターから本塁
方向へ吹く中、6本の本塁打が飛び出す乱打戦となった。

浦和は二回裏、先頭の波留が四球を選ぶと5番辻が逆風を切り裂くバックスクリーン直撃
の2点本塁打を放ち、2点を先制する。すると、戸田は3回表に稲葉が右越えの特大本塁
打と久保田の右中間本塁打ですぐさま同点とする。ここから取ったり取られたりの展開。

浦和は三回裏に今江の適時打で3点目を奪うが、先発小野は立ち直りの様子を見せず、
米野、梶本の連打、暴投で傷口を広げると、佐藤に適時打を浴び同点。続く浜名には犠飛
を打たれあっさり逆転を許す。一方の戸田の先発鎌田も同様に調子が上がらない。直後の
4回裏に二死二塁から西岡に適時打を打たれて、またもや同点とされる。
5回表戸田は橿渕に本塁打で1点勝ち越し。続く畠山、久保田の連続安打で浦和はようや
く小野を諦めて田中にスイッチ。しかし、田中はけん制悪送球でピンチを広げると代打牧
谷、細見に連続適時打を浴びて、さらに2点を失い3点差となる。ところが、浦和はその
裏、伊与田の本塁打で1点を奪うと、早坂の右中間を破る三塁打でチャンスを作り今江の
犠飛で2点目。さらに波留、辻の連続安打から代打塀内の内野ゴロの間に3点目を奪い、
7−7の同点となる。こうなると浦和の勢いが増し、6回裏に伊与田、早坂の連打でチャ
ンスを作り、早坂の盗塁の際の悪送球で勝ち越し。今江の内野安打でもう一点を奪う。8
回裏に今日二本目となる伊与田の本塁打でもう一点奪い、乱打戦にケリをつけた。

《注目選手》
■小野晋吾(浦和)
敢えてこの表現ですが、ひどかったです。「低め」っぽいところへは行きますがストライ
クにはならず、2ストライクにはなるが討ち取れない。球数をやたら投げ、打たれる。
これだけの援護があってこの内容ではどうしようもないです。

■黒木知宏(浦和)
前回鎌ヶ谷で見たときはぼろぼろでしたが、今回は2回1安打無失点。変化球の曲がりが
分かりにくかったですが、タイミングを外しているようでした。

■稲葉篤紀(戸田)
本来は一軍で3番を打ってないといけない打者です。三回表の本塁打は彼がよく打つライ
トが一歩も動けない特大本塁打。あの当たりだけみるとファームにいる必要はなさそうで
すが。
■橋本信治(主審)
前回は判定のぶれが気になりました。きょうは前回ほどではないのですが、まだ若干判定
にぶれがあったようです。

試合が終わる頃には日がかなり長くなり、やはり秋だなと感じます。
この間の安達投手の番組ですが、今年のオフも不本意ながらプロの世界を去る選手が
続出することになるのですね。選手個々もそれを感じているからか、優勝争いに無関係
の試合と言えど、チャンスに凡退した選手がバットを叩きつけて悔しがる様子を見て
彼らは一試合一球一打席が勝負なんだな、と思いました。


2003年 9月27日 イースタンリーグ20回戦 西武−ロッテ(西武第二)報告者:ふんぼるとさん(HP:オギティファニー系

2003年9月27日 西武−ロッテ 最終戦(20回戦)

S西武第二(10勝10敗)

 
ロッテ 090 000 010│10
 
西 武 000 020 003│

 勝 加 藤 3勝6敗0S 登板9
 負 大 沼 11勝8敗0S 登板22

 
【ロッテ】  打安点 1回   2回   3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  F 波 留 400 右飛    遊ゴ 中飛       遊飛
  H ユウゴー  100                         見振
  7 於 保 000
  G 早 坂 510 二ゴ    投安 見振       遊ゴ       二ゴ
  D 諸 積 212 四球    中安    左飛
  HD垣 内 210                      一邪    遊安
  RD青 野 000
  H 立 川 311 遊飛    中2    右飛
  9 伊与田 200                      投ゴ    見振
  A  辻  400    遊失 遊失    一邪       三失
  2 金 澤 100                            空振
  E 丸 山 420    左安 左安       遊ゴ    左飛
  B5今 江 431    右安 左安       三ゴ       中安
  D 塀 内 300    左飛 二併       空振
  H3富 永 000                         四球
  C 西 岡 314    中3    空振       二ゴ    右犠
  犠盗失併残─────
  12124 38108

       回   打安振球責
  〇加 藤 6   253842
   田中充  1/3 32000
   神 田 1   20000
   鈴 木  2/3 30210
   長 崎  1/3 64013
   橋本武  1/3 10000
   山崎貴  1/3 10000

 
【西 武】  打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  D8柴 田 311 四球    二ゴ    四球    捕安    一ゴ
  E 玉 野 000 四球
  6 古 屋 424       右飛    左安    遊併    中安
  D3中 村 400 二併       遊ゴ 空振       右飛 死球
  B 木大 300 空振       中飛    遊飛
  H 春 日 000                      四球
  1 眞 山 000
  H 貝 塚 100                         左飛
  F 犬 伏 410    中安    空振    三失    空振
  H 宮 地 100                         一邪
  C 平 尾 400    投ゴ       空振 見振    空振
  H5カ ズ 310    遊ゴ       四球 空振       中安
  A 上 本 310    空振       左安    中飛
  2 田 原 110                         左安
  G9栗 山 420       空振    投ゴ    右安    左安
  犠盗失併残─────
  01519 3595

       回 打安振球責
  ●大 沼 2 178012
   竹 下 2 60200
   福 井 2 60100
   青 木 1 40000
   細 見 1 41110
   眞 山 1 41200


  三塁打  西 岡(ロ) (2回 大沼 タイムリー)
  二塁打  立 川(ロ) (2回 大沼 タイムリー)
  犠 飛  西 岡(ロ) (8回 無死1、3塁 3走の今江がホームイン)
  盗 塁  早 坂(ロ) (2回 捕手は上本 打者は諸積 二盗成功)
       諸 積(ロ) (2回 捕手は上本 打者は立川 二盗成功)
       春 日(西) (8回 捕手は金澤 打者は犬伏 二盗成功)
  失 策  玉 野(西) (2回 辻の遊ゴロを一塁悪送球)
       玉 野(西) (2回 1死3塁 波留の遊ゴロで本塁を狙った3走の西岡を刺
                 そうとして本塁送球も悪送球 3走の西岡がホームイン
                 打者走者の波留が二進 タイムリーエラー)
       玉 野(西) (2回 1死2塁 辻の遊ゴロを一塁悪送球 三進していた2走
                 の立川がホームイン 打者走者の辻が二進 タイムリー
                 エラー)
       塀 内(ロ) (6回 犬伏の三ゴロを一塁悪送球)
       中 村(西) (7回 辻の三ゴロをファンブル)
       栗 山(西) (8回 今江の中前打をトンネル 打者走者の今江が三進)
  牽制死  富 永(ロ) (8回 1走として 打者はユウゴー 田原−木大)
  暴 投  眞 山(西) (9回 1死1塁 1走の青野が二進 打者は伊与田)
  併 殺  ロッテ   (1回 中村 無死1、2塁 西岡−丸山−今江)
       西 武   (2回 塀内 1死1、2塁 平尾−古屋−木大)
       ロッテ   (7回 古屋 1死1、2塁 丸山−西岡−今江)

  ※玉野宏昌(西)の1イニング3失策は
   ・遊撃手としては'92年7月8日の佐伯秀喜(西)以来、2人目(2回目)のイースタンワー
    ストタイ記録
   ・全ポジションでは'02年4月7日の玉野宏昌(西)以来、9人目(10回目)のイースタンワ
    ーストタイ記録(三塁手)

  PL:深見 1B:橋本 2B:栄村 3B:山崎 公式記録:新向井
  時間 3時間16分(12:59〜16:16)

得点経過
 2回表(ロ) 1死満塁から西岡が左中間を破る走者一掃のスリーベース   ロッテ3点目
       1死3塁から辻の遊ゴロで本塁を狙った西岡を刺そうとした玉
       野が本塁悪送球                      ロッテ4点目
       1死2、3塁から諸積が二遊間を破る中前打         ロッテ6点目
       1死2塁から立川が左中間を破るツーベース         ロッテ7点目
       1死2塁から辻の遊ゴロを玉野が一塁悪送球の間に      ロッテ8点目
       1死1、3塁から今江が左前打               ロッテ9点目
 5回裏(西) 2死満塁から古屋が三遊間を破る左前打           西 武2点目
 8回表(ロ) 無死1、3塁から西岡がライトへ犠牲フライ         ロッテ10点目
 9回裏(西) 無死満塁から柴田の一ゴロの間に              西 武3点目
       1死2、3塁から古屋が中前打               西 武5点目

戦評
 横須賀では湘南の首位戦線が、お隣りの西武ドームでは西武の黄金時代を扇の要として支え
 た伊東の引退試合が行なわれているのに、何故か西武第二(^^;
 試合の方は2回に玉野の3失策に足を引っ張られた西武先発の大沼が8安打を浴びて9点を
 失い(自責点2)勝負あり。西武も5回に2点、9回に長崎を攻めて3点を返すも、とき既に
 遅し。
 2回終了で1時間経過とロングゲームが危惧されたが、2回に8安打も打って打ち疲れたロ
 ッテ打線が3回以降は2安打と淡白な攻めだったため、思いのほか、長くならず。

選評
 
西 岡(ロ) 2回の無死満塁の先制のチャンスには左中間を破る走者一掃のスリーベース、
       8回にはキッチリ犠牲フライを打ち上げるなど4打点の大活躍。感覚的な表現
       で非常に申し訳ないが、春先に比べて芯が入った感じ。相変わらず線は細いが
       どっしり感が出てきた。

 
加 藤(ロ) 立ち上がりに連続四球を与え制球力に不安を覗かせるが、このピンチを併殺で
       切り抜けると後は大量点に守られてという感じ。変化球(カーブ?)はその後も
       制球に苦しんだようだが、直球は時折、コース・球威・キレ共に素晴らしいも
       のあり(1イニングに2球ぐらい)

 
長 崎(ロ) 9回の頭から登板も3連打で無死満塁のピンチを築くなど3失点。春先と何が
       違うんだろう?


 
玉 野(西) 水田がいないことによる急造の遊撃手だと思うが2回に1イニング3失策の不
       名誉なイースタンタイ記録。特に3個目のエラーは投げるのが怖くて怖くてど
       うしようもないというような感じで緩い球を投げながらの大暴投。見るに見か
       ねた首脳陣がベンチに戻し、行沢コーチに一言二言、言われていたようだが、
       変な後遺症が出ないか心配。

 
福 井(西) 上半身だけの球に体重が乗らないフォームに改造していた福井。構えたときに
       まだ軽く左ひざが曲がってはいるが、以前のような全身を使ったフォームに戻
       りつつある。今日は2回をパーフェクトと結果も伴っており、個人的には良い
       方向だと思う。

 
眞 山(西) 昨年に急成長を見せたが今年は不調の眞山。しかし、今日は金澤を伝家の宝刀
       縦のスライダーで空振り三振に斬って取るなど復調の兆し。眞山のような逸材
       をこのまま埋もらせてはいけない。


 
深 見(審) 5回に塀内(ロ)がハーフスイングをしたときに上本(西)に3塁塁審へのスイン
       グの確認を要求されても、西武ベンチから『ハーフスイングだろ(確認しろ)』
       と言われても、首と手を左右に振って『振ってない』との主張するが、上本が
       しつこいので渋々、山崎塁審に確認すると、山崎塁審は間髪入れずに『アウト
       (スイング)』のジェスチャー。
       深見主審、うつむきながら小さくスイングのジェスチャー。
       しかし、春先と比べるとかなり成長してると思います。これからも頑張ってね

おまけ
 
田 原(西) バッティンググローブの色がきみどり。派手です。


2003年 9月27日 イースタンリーグ20回戦 湘南−ヤクルト(横須賀)報告者:虎昇鷹舞さん/右派さん(HP:Private Heaven

虎昇鷹舞さん編

いよいよ剣が峰…

戸田スワローズ 0 0 0 6 0 0 2 0 0 8
湘南シーレックス 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1

湘南・ヤクルト戦を見てきました。
今日の湘南はヤクルトに完敗でした。

1回裏(湘):小池四球・吉村二塁打で一死二・三塁。
       七野が犠飛を打って湘南が1点先制

4回表(ヤ):秦が乱れる。稲葉死球の後、畠山・ユウイチ・本郷・野口・三木に
       打たれ5失点。ここで秦から岡本に交代。しかし、続く稲葉に打た
       れてこの回の失点は6点に。

7回表(ヤ):前の回から登板していた後藤が四球で自滅。
       無死満塁とすると衣川・細見が犠飛を続けて打ち2点追加。

湘南はたびたびランナーを出してチャンスを作るも要所を花田に抑えられた。


湘南・ヤクルト戦で気になった選手

■秦裕二(湘)
 球が軽いような印象を受けた。やたら遠くまで飛ばされてましたし。
3回にいい当たりの外野へのライナーを打たれていて気にはなってましたが。
決め球が無いのがツライです。

■花田真人(ヤ)
 打っては秦に痛烈なピッチャー返しを打ったり投げてはランナーを
 背負うことも多かったがピンチを落ち着いて抑えていた。

いよいよ湘南は負けられなくなりましたね(残り4試合を全勝しないと優勝できません!!)。
果たしてどうなるか…。明日も見に行ってきます。





右派さん編

 またも湘南戦を観戦してきましたので、拙文を掲載させて頂きます。どうも今日はスタンドがいつもより殺気立っていて、なんか雰囲気が違いましたねえ。

先日リポートした23日の勝利に続き24日のロッテ戦も6−4で制してマジック4とした湘南だが、残り試合を4勝1敗で乗り切らないと優勝には届かない。絶対不利な状況と言えど9月の勢いからすれば、決して不可能な成績ではない。ましてや今日からの4試合は地元・横須賀での試合なのである。熱烈なファンの応援がある地の利や、黒木や小野といった一軍主戦級を土壇場で打ち崩した活発な打撃陣の状況から鑑みれば、今日も優位に試合を進められるはず・・・唯一の懸念はここにきて先発投手が早期にKOされる傾向があることだけ。しかし、この懸念が現実化してしまった。

 試合は湘南・秦、ヤクルト・花田の先発でスタート。1回裏、制球にバラツキのある花田から2番小池が四球を選ぶと、続く吉村はレフトオーバーの2ベースで一死2.3塁。このチャンスで4番七野はセンターへ犠飛を放ち湘南が幸先良く先制、1−0とする。一方のヤクルト打線は秦のストレートとスライダーを低めに集める投球を打ちあぐみ、3回まで無得点。序盤は明らかに湘南のペースである。3回裏も一死から北川がヒット、続く小池もセンターへ鋭い当たりを放つ。ところがセンターがこの打球をダイレクトキャッチ、その際にエンドランがかかっていたのか北川は既に三塁まで達しており帰塁できずダブルプレー・・・思えば、このプレーから試合の雲行きがおかしくなってきたような気がする。4回表、秦は先頭の稲葉に死球を与える。動揺したのか、ここで秦はスパイクを履き替えると称してベンチに下がり5分近く経過。ようやくマウンドに上がった秦は3回までの彼とは別人となっていた・・・4番畠山に中前安打、5番ユウイチにセンターオーバー2ベースを打たれ逆転される、1−2。続く本郷も右前適時安打、1−3。続く衣川・細見を何とか打ち取り、次が投手とあってこれで3点で済むと思われた。2点差ならばどうとでもなる・・・しかし、秦は投手の花田にセンター前に抜けるヒットを打たれると、あとは釣瓶打ち状態。1番野口に左前適時打、1−4。2番三木に中前適時打、1−5。湘南ベンチは堪らず秦から岡本に交代させるが、3番稲葉も詰まらせながらも左前適時打を打たれ1−6。打者一巡の猛攻で試合の大勢が決してしまった。7回表、ヤクルトの勢いは止まらない。湘南3番手・後藤の乱調につけこみ、畠山・ユウイチの連打と四球で無死満塁とする。ここで衣川・細見が2つの犠飛を打ち上げ2点追加、1−8。劇的勝利を何度も掴み取ってきた湘南もこうなってしまってはどうしようもない。ヤ軍・花田の多彩な球種の前にヒットこそでるものの翻弄され、2回以降は無失点。結局、1−8で試合終了。典型的なスミ1の試合展開で大敗した。優勝に向けてあまりに痛い一敗である。最早1敗も許されない・・・。

 優勝の可能性はまだ0ではない。が、その帰趨が決し次第、湘南の若手選手を一軍で試用することになるだろう。野手についてはスタメン出場している面子全てに試されるべき実力はあるものの、投手のそれは中野渡くらいしか私的には思い当たらない。それくらい投手に逸材が少ない。プロスペクトであるはずの秦や後藤にしてもここにきて不調で、打たれ出したら止まらないのである。彼らがシャンとしていれば、今頃湘南は優勝していたであろう。若手投手の台頭しやすい環境にあるというのに、この体たらくでは来季も苦しい。

 余談だが、私の今年における湘南戦観戦はこれが最後の予定である。総じて今年は湘南の快進撃もあったが、球団側の試合演出も精力的であってスタンドも盛り上がり大いに楽しめた。他球団に誇れるほど観客のマナーも良かったといえるだろう。しかし、今日の試合は湘南の劣勢が明らかであったためか、スタンドに心無い罵声が飛び交って小さい子供が脅えるほどであった。最後の最後で残念である


  湘南編
  オーダー  4北川9小池5吉村3七野6福本7田中充2鶴岡8河野1秦
  投手継投  ●秦-岡本-後藤-矢野
  途中出場  中根・小田嶋(代打)、新沼(捕手)

■秦裕二(湘)
先発して3回2/3を投げて自責点6。被安打8・奪三振3・与死球1。4回途中でKOされて負け投手になった。立ち上がりは決して悪くなく、ストレートも走っていたし(最速145出ていた模様)スライダーもアウトローにキュッと決まっていた。ところが、4回に稲葉に死球を与えると後は打たれ出したら止まらない釣瓶打ち状態に。投げ急ぐあまり手投げになり、勝負球が悉く甘く入っていた。死球を出したことでインコースを攻めるのに遠慮したのかもしれない。ランナーを出したときのメンタル面が課題。体ももう少し肉付きが欲しいところ。

■岡本直也(湘)
2番手として1回1/3を投げ無失点。被安打1・奪三振1・与四球。良くも悪くもカーブ次第の左腕。去年当初にあったストレートのキレはイマイチ感じられず、大きなカーブに依存しているのが最近の投球内容。

■後藤伸也(湘)
3番手として2回を投げて自責点2。被安打2・奪三振3・与四死球2。ここのところの結果に苛立っているのか、全体的に力みすぎて制球が定まらない。スライダーを3球続けるなど投球も単調、タイミングを外すチェンジアップも持っているのに何故か使わない。先発の秦と同じような状態で、打たれだすとどうにも止まらない。もっと余裕を持たないと・・・。

■矢野英司(湘)
4番手として2回を投げて無失点。被安打0・奪三振1・与死球1。投球練習を見て「あれっ」と思った。先々週に見たときと異なり、フォームから滑らかさが消え力任せにブン投げるような投げ方に変わってたからだ。これまでの苛立ちをそのままフォームにしたようなワイルドというより乱暴な投げ方である。投ぜられる球も乱暴で、球威は増したが制球はかなりアバウト。素人目に見て腕の振りで球種が分かってしまうのも難点で、スライダーを投げるときは肘が下がりサイドスローに近い状態になる。とりあえず今日は球威で押し込めたが、狙い球を絞られたら苦しいのではなかろうか。

■北川利之(湘)
1番二塁として二ゴ・中安・一ゴ・左2で4打数2安打。ボールを上手くバットに乗せてヒットゾーンに運ぶ打撃技術は大したもの。但し、今日は走塁面で打球の行方を見ていないボーンヘッドを仕出かし逆転負けの端緒を作った。

■吉村裕基(湘)
3番三塁として左2・遊ゴ・左安・右飛で4打数2安打。インコースから真ん中にかけては詰まっても打球は伸びる。くどいようだがアウトロー対策が課題。サード守備ではどうも正面捕球が不得手。

■七野智秀(湘)
4番一塁として中犠飛・右安・三振・三振で3打数1安打1打点。彼の場合どうも狙い球を絞って打つというより、打てるところに入ってきたら無心にスイングするといったスタイルではなかろうか。だからこそ先日のような「まさか」があるのだろうが、打席での確固たる意思がどうも希薄な感じである。

■新沼慎二(湘)
途中から捕手として出場、三振・遊ゴで音無し。スイッチ打法は止めてしまったようで、相手が右の花田と相対しても右打席に入っていた。ランナーを溜めなければならぬ状況で0−3から打って出るなど空気が読めない打撃には閉口。


  ヤクルト編
  オーダー  6野口4三木8稲葉5畠山7ユウイチ9本郷3衣川2細見1花田
  投手継投  ○花田-本間
  途中出場  佐藤・久保田(代打)、牧谷・内田(代走)

■花田真人(ヤ)
先発して8回を投げ自責点1。被安打7・奪三振7・与四球2。序盤こそ制球にバラツキはあったが、多彩な変化球を駆使して湘南打線を翻弄。ストレートを見せ球にして、スライダー・シュートで横の変化球でゴロを打たせ、ピンチではフォークを投じ三振を奪った。どの球もこれは凄いというほどのキレではないが、あれだけ球種があると的を絞りづらい。特に今日のような点差のある試合では尚更攻略困難な投手だろう。

■本間忠(ヤ)
2番手として1回を投げ無失点。被安打1・奪三振1。長身から投げ下ろすストレートとスライダーが武器。ウエイトが乗ったような球威ある球で、湘南打線を詰まらせていた。

■野口祥順(ヤ)
1番遊撃として右飛・中飛・左安・三ゴ・三振で5打数1安打1打点。プロ選手でこれだけバットを短く持つ打者はいないのではないだろうか。コンパクトなスイングで打球も鋭い。


2003年 9月23日 イースタンリーグ18回戦 湘南−ロッテ(横須賀)報告者:右派さん(HP:Private Heaven

 こんばんは、健一さん。遅ればせながら阪神優勝、おめでとうございました。長年の労苦を思えば、お喜びも一潮でしょうなあ
(有り難うございます、18年前そしてその間の低迷期が鮮明に想い出されます…タイガースが過度に落胆させてくれなければ構いませんので(笑)…といっては斜に構えすぎでしょうねby健一@管理人。で、また湘南戦を観戦してきましたので報告させて頂きます。今日は黒木の復活登板のせいかいつもは空席の目立つ三塁側スタンドがロッテファンで埋められていたことが印象的でありました。

                     R H
浦和マリーンズ |101 100 000| 13
湘南シーレックス|000 002 002x| 5

浦:●黒木知宏(8回2/3)
湘:村西哲幸(4回)−稲嶺茂夫(3回)−森中聖雄(1回)−○中野渡進(1回)

本塁打:福本誠4号(黒木知宏)、七野智秀14号(黒木知宏)

 時が経つのは早い。14日に横須賀に行った折にはシートに敷物を敷かなければ座れないほどの酷暑であったのに、僅か10日弱で長袖を羽織るほどの涼しさである。時によって変わったのは季節ばかりではない。破竹の快進撃を続けてきた湘南も思うように星を伸ばすことができず、残り試合を6勝1敗で乗り切らなければならぬほど切羽詰った状況に追い込まれてしまった。それを慮ってか先日まで盛り上がっていた一塁側スタンドも応援にやや陰りが・・・球団DJのケチャップさんの前説も「優勝」という言葉を敢えて避けているようで、いつもの張りがないような印象である。このいつにない重苦しい雰囲気はロッテの先発投手が発表されてから鮮明となる。私が「二軍相手に大人気ない」と思わず舌打ちしてしまったその投手は
黒木知宏・・・完投勝ちを手土産に一軍復帰を目指すジョニ−との対戦は、湘南にとってハードラックとなることは明らかだった。

 湘南の先発は
村西哲幸。アーム式投法のナックルボーラーであった彼は、何時の間にか両サイドの揺さぶりで勝負するサイドスローにモデルチェンジ。投球練習を見る限り球になかなかキレがあるように見えたのだが、試合ではそうもいかない。球の力・制球がまるでなかったのである。1回表、2番早坂がセンター前ヒット・続く今江敏晃のサードゴロで進塁、二死二塁。ここで4番立川隆史は二遊間に高く弾むゴロ、ショート福本がこれをジャンプしながら捕球に向かうが後ろに逸らす(記録はヒット)。好スタートを切っていた早坂圭介は本塁突入しロッテが先制する、0−1。3回表、簡単に二死をとった村西哲幸は4番立川隆史もサードへのポップフライを打たせる・・・が、打球は強風に流され目測を誤った吉村裕基はバンザイ。その間に打ったランナーは二塁に達し二死二塁となった(記録はヒット)。投手・捕手間のフライが2ベースになるなんて滅多に御目にかかれず、まるでドカベンの通天閣打法・・・というより吉村裕基のあまりのお粗末ぶりである。思わぬピンチを迎えた村西哲幸は踏ん張りきれず、続く辻俊哉にあっさり三遊間を破られる。セカンドランナーはまたも本塁突入、レフト・田中充のバックホームでタイミングは微妙だったが、捕手・小田嶋正邦は捕球できない。ロッテが1点追加、0−2。4回表も二死からピンチを迎え、今江敏晃のレフト前適時打で0−3。結局、村西は4回で9安打を浴び良いところなく降板した。一方の湘南打線はロッテ先発・黒木知宏の前に4回まで北川利之のヒット一本に抑えられ、付け込む隙を見出せない。円熟味すら感じさせる投球内容で、こりゃ湘南は体のいい噛ませだなと思ったほどだ。しかし、5回裏一死から田中充がレフト前ヒットで出塁すると、続く福本誠が左中間スタンドにライナーで4号アーチを打ち込み2−3。まさかの一発で、あっという間に一点差となる。試合中盤からはロッテが攻め、湘南が何とか凌ぐという展開。ロッテは9回まで湘南継投陣から13安打を放ち押し捲るが、湘南の敬遠策が功を奏し得点できない。一方の湘南も黒木知宏の前に全く沈黙、為す術なし。9回裏も先頭の北川が四球を選ぶものの、続く小池のバスターエンドランを外されランナー憤死。小池も打ち取られ万事休すかと思われた。ところが、3番吉村裕基は珍しく外角球をセンターへ弾き返した打球は思いのほか伸びセンター頭上を越える2ベース、二死二塁。それでもまだ黒木知宏に余裕があるように思えたのだが・・・続く七野智秀はカウント1−0からインコースのストレートを引っ張り、打球は高々と右中間へ・・・風にも乗ったその当たりはスタンドに飛び込んだ、4−3。両スタンド唖然。まさかの一発。まさかのサヨナラ勝ち・・・
 
 はっきり言って勝てたのが不思議なほどの試合であった。
村西哲幸を筆頭に湘南投手陣はボコボコとヒットを打たれ、記録にならないが拙守の連続。打線も黒木知宏の前に僅か5安打と沈黙、数少ないチャンスもベンチワークが悉く裏目に出て点差以上に絶望的な雰囲気がスタジアムに漂っていたのだから。そんな敗勢を精算できたのは一発の力。失投を見逃さずに打った七野智秀福本誠は賞賛されるべきなのは間違いないが、ライト方向への強風など天佑もあった。となればまだ湘南はツキに見放されてはいない。絶対不利な状況に変わりは無いが、優勝に向けて最後まで頑張って欲しい。一方のロッテにしてみれば黒木知宏の出来からみても信じられない結末に違いない。全盛期ほどではないにせよ黒木知宏は全ての球種の使い方が絶妙で格の違いは見せつけていたが、数少ない失投が悔やまれるところだろう。私の隣に座っていたロッテファンが「嘘だろ、おい・・」と呟いていたが、それは湘南ファンにとっても同じ事。サプライズな試合だったといえよう。


  湘南編
  オーダー  4北川9小池5吉村3七野2小田嶋7田中充6福本8河野1村西
  投手継投  村西-稲嶺-森中-中野渡
  途中出場  南(代打)

■村西哲幸(湘)
先発して4回を投げ自責点3。被安打9・奪三振1・与四球1。前出のように、アーム式からサイドスローにフォームを変えている。投球スタイルとしては土居に近く、スライダーやシュートを駆使したコーナーワークが身上のようである。ところが、制球が悪くウイニングショットになるほどの有力な球種もないため、なかなか打者を振り切れず投球数が多くなってしまう。打者を空振りさせることも僅かに2度のみ。インコースを攻める球も弱く、打者に踏み込まれることもまた多い。この日の出来では、一軍云々というレベルには達していないと思われる。

■稲嶺茂夫(湘)
2番手として3回を投げ無失点。被安打2・奪三振2・与四球3(うち敬遠2)。依然として防御率0.00を続けているが、実際は冷や冷やモノの内容。敬遠策で何とか乗り切ったようなものである。スライダーやシンカーは独特の球筋で面白い存在ではあるのだが、球速・球威が物足りない。一番問題なのはこの球威不足を補えるだけの制球力がない点だろう。ノーコンでは決して無いが、追い込んでから不用意に2−3とすることが多すぎる。技巧派なのだからそのあたりが改善されないと一軍では苦しい。

■森中聖雄(湘)
3番手として1回を投げ無失点。被安打2・奪三振1・与四球1。前の登板と同じようにストレート自体は悪くなく、威力が感じられる。カーブやスライダーの制球が一定しないのが低迷の原因か。
 中野渡・・・4番手として1回を無失点。奪三振3。本日投げた投手の中では一番良い内容。フォークの落差・キレとも素晴らしく、一軍復帰も間近であろう。右打者にとって覆い被さってくるような投げ方も嫌らしい。

■吉村裕基(湘)
3番三塁として遊ゴ・一ゴ・右飛・中2で4打数1安打。前3打席はアウトローを攻められまともなスイングができず。相変わらずこの対策が課題だが、最後の打席では外角球を引っ張らずにヘッドを上手く返してセンターに弾き返したのは評価できる。サード守備はまだまだ勉強が必要だな・・・。但し、強肩は一見の価値あり。ノーモーションであれだけのスローイングができる選手はそうはいない。南とは違った魅力である。

■七野智秀(湘)
4番一塁として三振・二飛・四球・右中本で3打数1安打2打点。本日のヒーロー。これまでどうも覇気に欠ける打席が多かったが、インコースのベルト付近に入ってきたストレートを叩くと打球は綺麗な放物線を描いた。失投を見逃さなかった積極性を今後に生かして欲しい。

■福本誠(湘)
7番遊撃として三飛・左本・中飛で3打数1安打2打点。カウント2−3から打ったホームランは粘りの賜物。ライナーで打ち込めるとはパワーもついてきたか。初回の先制点となるヒットは打球に追いついていただけに何とか止めて欲しかった。その後は打球に臆せず突っ込み美技を連発したが、どうも重大局面での球際に弱い傾向があるのは気になる。


2003年 9月23日 イースタンリーグ20回戦 巨人−ヤクルト(埼玉県熊谷市)報告者:@白にゃんこさん/ふんぼるとさん(HP:オギティファニー系

@白にゃんこさん編

皆様お疲れ様です(^o^)
本日は恒例「G+」中継の最終戦であり、ジャイアンツ主催試合の最終戦でもある一戦の模様です。

23日 埼玉県熊谷市・熊谷運動公園野球場 13時試合開始
最終戦 戸田11勝9敗
                 R
 
戸 田 201 021 010  
 川 崎 003 740 01X 15

 <川 崎>鴨志田貴司、○木村龍治(8勝2敗22試合)、佐藤宏志、河原純一、西山一宇−入野、加藤
 <戸 田>●坂元弥太郎(1勝3敗4試合)、小森孝憲、平本学、吉川昌宏、本間忠−米野、細見
 ※7回裏無死、堀田がショートゴロに倒れたところで放送終了

 テーブルスコア・暫定版
<戸田スワローズ>
       1表2表3表4表5表6表7表8表9表
(左)牧 谷 四球左2    中3  三振
(右)本 郷 三振左飛    三振
打右 橿 渕             三ゴ
(中)稲 葉 左安  死球  右本
 投 平 本
 投 吉 川
 打 大 塚             三振
 投 本 間
(三)畠 山 右安  二ゴ  遊ゴ
(二)ツギオ 投選  右犠  中飛
(一)衣 川 右飛  三ゴ    右本
(捕)米 野 一ゴ    三振
 捕 細 見           左飛
(遊)大 原   三振  左飛
打遊 梶 本           一ゴ
(投)坂 元   三振  三振
 投 小 森
 左 内 田           二ゴ

 戸田投手成績
         回  安 三 四 失
 ●坂元弥太郎 31/3 5 1 3 6
  小森 孝憲  2/3 5 1 0 4
  平本 学   1/3 2 0 2 3
  吉川 昌宏 12/3 2 0 1 1
  本間 忠  2   1 0 0 1

<川崎ジャイアンツ>
       1裏2裏3裏 4裏 5裏6裏7裏8裏
(中左)堀 田 二ゴ  四球右安  中安  遊ゴ
(二中)鈴 木 左失  四球右安  左2
(三)十川孝 右飛  中安右安  死球
(一)吉 川   三振中犠中安  三ゴ
(左)中 濱   三ゴ左飛右安  左安
 遊 大須賀             
(右)山 田   左安  左本右犠  四球
(遊二)長 田   中直  右本三振  左安
(捕)入 野     右安一ゴ  三ゴ
打捕 加 藤             遊併
(投)鴨志田     遊ゴ
 打 山 本       四球
 投 木 村           四球
 打 高 野             二ゴ
 投 佐 藤

 川崎投手成績
        回 安 三 四 失
  鴨志田貴司 4 3 5 1 3
 ○木村 龍治 2 3 1 0 3
  佐藤 宏志 1 − − − 1
  河原 純一 1 − − − 0
  西山 一宇 1 − − − 0

 <本塁打>
  山 田 1号(坂元=4回)
      2号(本間=8回)
  長 田 1号(坂元=4回)
  稲 葉 2号(2ラン、木村=5回)
  衣 川 6号(木村=6回)

 <三塁打>
  牧 谷(5回)

 <二塁打>
  牧 谷(2回)
  鈴 木(5回)

 <盗 塁>
  牧 谷(1回)
  稲 葉(3回)
  十川孝(3回)
  吉川・中濱(4回)
  堀 田(5回)
  鈴木・十川孝(5回)
  

 <盗塁死>
  鈴 木(1回)

 <失 策>
  鴨志田(1回)
  牧 谷(1回)
 
 <暴 投>
  平 本(5回)


上記試合の展開・寸評です。
<おおまかな試合展開>
川崎ジャイアンツ99試合目にして、最後の主催試合。
本日は熊谷市の市制70周年記念試合ということで、入場無料!

先発は川崎鴨志田、戸田坂元と1軍経験のある投手
(※尚、目下リハビリ中の高橋尚成が、自らの志願もあり、28日の最終・湘南戦(横須賀)に登板予定とのこと。試合前インタビューにて淡口監督が明言しました)

試合は初回、戸田が先頭牧谷が四球で出塁し盗塁を決め、稲葉が繋いで1死一、三塁から畠山がライト線に落ちるタイムリーを放って1点先制。さらにツギオの投手正面の打球を鴨志田が二塁に悪送球(オールセーフ)する間に走者が返って2点目を挙げた。
その裏、川崎は鈴木へのレフトへの飛球が、大原と牧谷がお見合いする間に落ちて出塁するが後続が続かず無得点。

3回表、戸田は先頭の稲葉が上腕に当てられて出塁。すかさず二塁を陥れ、畠山のゴロの間に三進し、ツギオがライトへ高々と犠飛を打ち上げて3点目を追加。

3回裏、川崎は先頭の入野がライト前ヒット(プロ入り初安打!)で出塁。鴨志田はバスターで倒れたが、堀田は粘った末に四球を選び、鈴木も四球で、1死満塁から十川孝富がセンター前へ弾き返す2点タイムリー、続く吉川がセンターへ打ち上げる犠飛で3点を奪い、一気に同点に追いついた。 

4回裏には、先頭の山田がレフトスタンドへ豪快な一発を放って、川崎が勝ち越しに成功。さらに長田も初球をライトへ弾き返して2者連続(長田はプロ初本塁打!)の一発となった。続く代打山本も四球を選び、ここで戸田先発坂元は降板、2番手小森にスイッチした。しかし川崎は小森の立ち上がりを捉え、堀田、鈴木の連打で満塁とし、十川孝も初球を見逃さずライト前へ打ち返し、まず山本が返り、本郷の好バックホームもあったが堀田がこれをかいくぐって生還と2者が返ってさらに追加点。なお吉川もセンター前へ落ちるヒットでこの回なんと5点目。さらに中濱もヒットで繋いで打者一巡となり、2打席目の堀田が今度は、ライトへ打ち上げて犠牲フライとなり、6点目。続く長田の打席では、一、三塁ということで重盗を敢行、中濱が二塁を陥れる間に吉川が三塁から生還し、合計7点の大量点となった。

5回表、戸田は先頭の牧谷が懸命に走っての三塁打で出塁。本郷は見逃し三振だったが、続く稲葉が1軍選手の貫禄!ライトスタンドへライナーで飛び込む2ランを放った。

5回裏。川崎は木村が四球で出塁。続く堀田のときに、平本が堀田の背中を通過するとんでもない暴投でこの間に木村二進、堀田もヒットで出塁後二盗し、鈴木のレフト戦へ運ぶタイムリーで2者生還。さらにこの打者走者の鈴木と十川が再び重盗を敢行し、吉川はゴロ(ランダウンプレーで三走鈴木憤死)に倒れたが、さらに吉川が二盗、中濱のレフト前タイムリーで2点で、この回合計4点を追加した。

6回表 戸田先頭の衣川が、木村の初球を弾き返し、ライトが追いかけるのを諦める完璧な当たりでライトスタンドへ放り込んだ。

6回からは戸田吉川・本間が、川崎は木村・佐藤が試合を落ち着かせる好投を見せた。

中継は7回裏で終了しましたが、8回に戸田が1点を返したものの、その裏に5番手の戸田本間が川崎山田にこの日2本目の一発を打たれて突き放された。また、8回には復帰を目指す河原純一、西山一宇も登板した。


 <注目選手 ジャイアンツ>
■鴨志田貴司(巨)4回 被安打3 奪三振4 失点3
 う〜ん、球速以前に球、フォークボールが高く浮き過ぎでした。(尤もガン表示無しでしたが…)
 ルーキー入野(スタメンマスク2試合目)とあまり組んだことがないためもあるのか、或いは抜けたか。その高めを打たれての初回の失点は残念でした。
 一応、4回までは投げきったものの、4回裏の大量点時に代打を送られて交代となってしまいました。内容次第では続投、勝利投手権利を得る5回も可能だったと思います(もっとも抑え起用の多い投手ですので今後可能性が有るかは微妙ですが)

■入野久彦(巨)3打数1安打
 「8番・キャッチャー」
 故障開けということでスタメンマスク2試合目。また、既に打点は挙げているものの、「打撃妨害の際」という少々目立たない場面だった(21日・ふんぼるとさんの観戦記を参照)ので、ヒットが欲しいとのこと
 当然、2試合目ということで初めてリードを見ましたが、序盤は鴨志田のよさを引き出すことが出来ず、あっという間に1点を奪われた印象。しかしバットでは、第1打席にてライト前へ鮮やかなクリーンヒットを放ちました。何度か書いていますが、加藤・原ら、ライバルは多くその中で生き残るには強肩などアピールポイントは絶対ですので、来期以降にそういったアピールポイントを出していけるようにしていきたい。

■長田昌浩(巨) 4打数2安打(1本塁打) 打点2
 「7番・セカンド」こちらでも何度か話題になった注目のルーキー
 2回裏にヒットで出塁すると、4回裏には大量点の引き金となるプロ初ホームラン!
どちらかと言うとアベレージ・タイプですので長打は珍しいかもしれませんが、しかし、芯に当たった打球は綺麗な放物線でライトスタンドへ吸い込まれていきました。さらに巡ってきた打席では惜しくも三振に倒れる。


 <注目選手 スワローズ>
■坂元弥太郎(ヤ) 3回1/3 被安打5 奪三振1 失点6
 1軍ローテーションに入るも、思うような結果が残せず中継ぎ調整や、本日のように2軍での調整に…
 球速は140台は出ていたと思いますが、3回裏の失点の場面では四球で走者を貯め、ヒットで返されるという悪い流れを止められず。その乱調を取り戻すどころか、4回裏には2者連続被弾でさらに傷口を広げ、最後には四球を与えて降板。この結果では、シーズン最後での1軍昇格は残念ながら厳しいか。

■牧谷宇佐美(ヤ)3打数2安打
 「1番・レフト」北海道出身選手!
 先頭打者できっちり四球、さらに盗塁とチャンスを広げ先制点につなげれば、2回にはレフト前への二塁打、さらに5回には点差を広げられた後とはいえ果敢に走って三塁を陥れ、稲葉の2ランにつなげました。また、守備でも中濱のヒット性の打球をない巣キャッチするなど、敗戦にあって光っていました。

■稲葉篤紀(ヤ) 2打数2安打
 「3番・センター」
 1軍選手ですが、8月に疲労性腰痛に見舞われリハビリ明け、復帰を目指す
 さすがは貫禄勝ちでしょう。2ランホームランは反撃の狼煙と共に神宮球場での一発を彷彿。さらに盗塁も決めるなど順調な回復振りをアピールしていました。


最後と言うことで、川崎ジャイアンツ・淡口憲治監督の試合前インタビューをお届けします!

 おまけ・淡口憲治監督インタビュー
(インタビュアー:日本テレビ蝦原徹アナウンサー)
−今期を振り返って
 苦しかった。正直言って…。
 春先は十分、優勝を狙える状態でスタートしたが、計算外の怪我人が多く、ファーム落ちの選手は試合で使えない状態。昨年は(怪我人が出たのが)終盤だったので、優勝争いに食い込めたが、今期は春先から怪我人が続出したために、野球が出来ない状態だった

−現状の怪我人(高橋尚・河原投手)について
 河原に関しては、精神的な面も含め、春先からリハビリに取り組んできたものの、回復の兆しは残念ながら見えないが、身体の状態は良いので本日の試合で登板させる。回復ぶりを自分で見極めなければいけないので…
 高橋尚に関しては、28日の横須賀で登板させる。本人の希望もあり、最終戦で消化試合ではあるが、来年のために投げさせる。気持ちは前向きになっているが、残り試合が少ないのと、1軍で優勝が決まり、彼らにとって希望の火が消えているかもしれないので…。来年どこまで肩を回復できるか、というのを試合で掴んでもらいたい。

−若手左腕の林・十川雄二が1軍昇格を果たした
 林は今年じっくり育て、来年から1軍に送り出すつもりでやってきた。昨年は1軍登板が無く、十川雄と競わせて先発として一本立ちさせるということで、3勝4敗くらいで、雨で登板が流れるなどしたが、高橋尚の故障でチャンスが巡ってそのまま送り込んだ。最初はなかなか勝てなかったが、ファームで頑張った成果を出して勝利し、今は苦しんでいるが我々としては1年早かったとも思うが、野球はファームでするものではないので、こちらで勉強したものを上で出してくれれば。
十川は、林と(先発として)競争させようと思ったが、怪我などもあり先発ではなく中継ぎで起用してきたが、1軍に上がるチャンスがあったので頑張ってくれている。タイミング的には良かったと感じている。

−野手陣では、若手に次々とプロ初本塁打が飛び出したすばらしいシーズンになった
 原俊介は、若手か微妙(8年目)だが、1軍の経験が少なかったのでそういう(結果を出そうという)気持ちでいたのでしょう。
 昨年は1軍に上がれない選手が4人しかいなく、ほとんどが昇格して注目されていたが、送り込める選手はほとんど送り込んでおり、今年は、年数は重ねているが1軍経験のない選手を上げて、初本塁打や初安打を出せたのは我々も喜んでいる。昨年、今年と見て、もっと上げられるだろう、との考えも有るかもしれないが、ファームから1軍に上げられる選手は、年に多くても2〜3人であって、去年8人10人上がったからといってそんなにいるわけではないし、他の選手は2〜3年かかってしまう。そのあたりがファームの今後の課題だと思う。

−今期最後の主催試合。その意気込みは
 優勝はなくなったがやはり、最後まで「巨人軍の野球」を見ていただきたい。巨人軍というのは1軍、2軍で変わらないので、どういう野球をするのか、ということを、熊谷のみなさんに見ていただきたい。


※「G+」中継も本日で最後と言うことで、ジャイアンツ主催試合中心の自分の観戦も恐らくは最後になると思います(ファーム日本選手権などはありますが)
稚拙で、中継の都合で中途半端な記録になってしまった面もありますが、2軍選手たちの活躍を知る手がかりになれば幸いです。

いつも有り難うございます(^^)
多くの方達の手がかり足掛かりになっていることでしょう!
by健一@管理人



ふんぼるとさん編

2003年9月23日 巨人−ヤクルト 最終戦(20回戦)

熊谷市制施行70周年記念

S熊谷運動公園野球場(ヤクルト11勝9敗)

 
ヤクルト 201 021 010│
 巨  人 003 740 01x│15

 勝 木 村 8勝2敗1S 登板27
 負 坂 元 1勝3敗0S 登板4

 【ヤクルト】 打安点 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
  F8牧 谷 320 四球 中2       中3    空振
  H 久保田 100                         二ゴ
  H 本 郷 300 空振 左飛       見振
  H9橿 渕 100                   三ゴ    死球
  G 稲 葉 222 左安    死球    右本
  1 平 本 000
  1 吉 川 000
  H 大 塚 100                   見振
  1 本 間 000
  H 高 橋 100                         二ゴ
  D 畠 山 411 右安    二ゴ    遊ゴ       四球 一失
  C ツギオ 202 投ゴ    右犠    中飛
  H4浜 名 210                      左安 二ゴ
  B 衣 川 411 右飛    三ゴ       右本    二ゴ
  A 米 野 200 一ゴ       空振
  2 細 見 100                左飛    四球
  E 大 原 200    空振    左飛
  H6梶 本 201                一ゴ    一ゴ
  @ 坂 元 200    空振    空振
  1 小 森 000
  7 内 田 200                二ゴ    空振
  犠盗失併残─────
  12217 3577

       回   打安振球責
  ●坂 元 31/3 185135
   小 森  2/3 75104
   平 本  1/3 52024
   吉 川 12/3 62010
   本 間 2   71301

 【巨 人】  打安点 1回 2回 3回   4回   5回 6回 7回 8回
  G7堀 田 420 二ゴ    四球    右安 中安    遊ゴ
  C8鈴 木 422 左失    四球    右安 左2    三ゴ
  D 十川孝 424 右飛    中安    右安 死球    空振
  1 河 原 000
  5 山 下 000
  B 吉 川 412    空振 中犠    中安 三ゴ       空振
  F 中 濱 422    三ゴ 左飛    右安 左安
  65大須賀 100                         二飛
  1 西 山 000
  H 山 田 333    左安    左本 右犠    四球    左本
  E4長 田 521    中飛    右本 空振    左安    空振
  A 入 野 310       右安 一ゴ    三ゴ
  2 加 藤 100                   遊併
  @ 鴨志田 100       遊ゴ
  H 山 本 000          四球
  1 木 村 000                四球
  H 高 野 100                   二ゴ
  1 佐 藤 000
  6 黒 田 000  
  犠盗失併残─────
  27204 351514

       回 打安振球責
   鴨志田 4 183523
  〇木 村 2 93103
   佐 藤 1 30200
   河 原 1 61121
   西 山 1 50010

  本塁打  山 田(巨)1号@ (4回 坂元)
       長 田(巨)1号@ (4回 坂元)
       稲 葉(ヤ)2号A (5回 木村)
       衣 川(ヤ)6号@ (6回 木村)
       山 田(巨)2号@ (8回 本間)
  三塁打  牧 谷(ヤ)    (5回 木村)
  二塁打  牧 谷(ヤ)    (2回 鴨志田)
       鈴 木(巨)    (5回 平本 タイムリー)
  犠 飛  ツギオ(ヤ)    (3回 1死3塁 3走の稲葉がホームイン)
       吉 川(巨)    (3回 1死1、3塁 3走の鈴木がホームイン)
       山 田(巨)    (4回 1死満塁 3走の十川孝がホームイン、2走の吉
                    川が三進)
  盗 塁  牧 谷(ヤ)    (1回 捕手は入野 打者は本郷 二盗成功)
       稲 葉(ヤ)    (3回 捕手は入野 打者は畠山 二盗成功)
       十川孝(巨)    (3回 捕手は米野 打者は中濱 二盗成功)
       中 濱(巨)    (4回 捕手は米野 打者は長田 二盗成功)┬重盗
       吉 川(巨)    (4回 捕手は米野 打者は長田 本盗成功)┘
       堀 田(巨)    (5回 捕手は細見 打者は鈴木 二盗成功)
       鈴 木(巨)    (5回 捕手は細見 打者は吉川 三盗成功)┬重盗
       十川孝(巨)    (5回 捕手は細見 打者は吉川 二盗成功)┘
       吉 川(巨)    (5回 捕手は細見 打者は中濱 二盗成功)
  失 策  鴨志田(巨)    (1回 1死1、3塁からツギオの投ゴロを二塁悪送球)
       牧 谷(ヤ)    (1回 鈴木の左飛を大原と交錯しそうになり落球)
       稲 葉(ヤ)    (3回 1死満塁から十川孝の中前打をファンブル 二進
                    していた1走の鈴木が三進)
       吉 川(巨)    (9回 畠山の三ゴロによる山下の一塁送球を捕球ミス)
  盗塁死  鈴 木(巨)    (1回 捕手は米野 打者は吉川 二盗失敗)
  走塁死  鈴 木(巨)    (5回 1死2、3塁 3走として吉川の三ゴロで本塁突
                    入も三本間で挟殺 畠山−細見)
       中 濱(巨)    (5回 2死2、3塁から左前打を放つが一塁をオーバー
                    ランし一、二塁間で挟殺 内田−畠山−衣川−ツ
                    ギオ−衣川−畠山)
  暴 投  平 本(ヤ)    (5回 1死1塁 1走の木村が二進 打者は堀田)
  併 殺  ヤクルト     (6回 加藤 無死1、2塁 梶本−ツギオ−衣川)

  PL:敷田 1B:濱野 2B:牧田 3B:深谷 公式記録:荒木
  時間 3時間34分(13:03〜16:38、16:23から点灯試合)

得点経過
 1回表(ヤ) 1死1、3塁から畠山が右前打              ヤクルト1点目
       1死1、3塁からツギオの投ゴロ併殺崩れの間に      ヤクルト2点目
 3回表(ヤ) 1死3塁からツギオがライトへ犠牲フライ         ヤクルト3点目
 3回裏(巨) 1死満塁から十川孝が二遊間を破る中前打         巨  人2点目
       1死1、3塁から吉川がセンターへ犠牲フライ       巨  人3点目
 4回裏(巨) 無死無走者から山田が左越えソロホームラン        巨  人4点目
       無死無走者から長田が右越えソロホームラン        巨  人5点目
       1死満塁から十川孝が一、二塁間を破る右前打       巨  人7点目
       1死1、3塁から吉川が中前打              巨  人8点目
       1死満塁から山田がライトへ犠牲フライ          巨  人9点目
       1死1、3塁から1走の中濱の二盗で米野が二塁送球の間に
       3走の吉川が本塁を陥れる                巨  人10点目
 5回表(ヤ) 1死3塁から稲葉が右越えツーランホームラン       ヤクルト5点目
 5回裏(巨) 1死2、3塁から鈴木がレフト線を破るツーベース     巨  人12点目
       2死2、3塁から中濱が三遊間を破るツーベース      巨  人14点目
 6回表(ヤ) 無死無走者から衣川が右越えソロホームラン        ヤクルト6点目
 8回表(ヤ) 1死満塁から梶本の一ゴロの間に             ヤクルト7点目
 8回裏(巨) 2死無走者から山田が左越えソロホームラン        巨  人15点目

戦評
 熊谷市制施行70周年記念事業の一環として行われたこの試合。ラグビーの街、熊谷での開催
 ということで、すごいスコアになってしまった。
 試合の方はヤクルトが3点を先制するも、中盤以降は巨人のやりたい放題。15安打に7つの
 盗塁を絡ませ15点を奪う爆勝。試合が進むにつれて曇ってきた空模様も手伝って16:23には
 照明に灯が入った。
 また、長田(巨)がプロ1号ホームランを放つ。

選評
 
平 本(ヤ) コールされると場内から溜め息が漏れてしまう00年のドラフト1位だが、今日
       も制球難は相変わらず。打者の背中を通る大暴投もあり、打者5人に対し、2
       安打2四死球の大乱調。原石をいじくりすぎてどうにもならなくなってしまっ
       た印象。

 
小 森(ヤ) G+中継で緊張したか代わり端、早いカウントを狙われて5連打を食らう。

 
大 原(ヤ) 1回に鈴木の左飛を深追いしすぎて牧谷の落球を誘ってしまい、イニング後に
       角コーチに手帳で引っ叩かれる(畠山も声が出ていないと怒られる)と、打つ方
       では明らかな高めのボール球を空振りするなど精彩を欠く。また、4回の1死
       1、3塁の場面では中濱の二盗に対する米野の送球を捕手寄りではなく普通に
       二塁ベース上で受けてしまったために3走の吉川のホームインを許してしまい
       今度は猿渡コーチに怒られる。今日の大原はダメ。

 
本 間(ヤ) 2イニングスを投げ山田に一発は食らうが3つの空振り三振を奪う好投。崩壊
       ヤクルト投手陣の中で一服の清涼剤。


 山 田(巨) 2本とも低い弾道でレフトスタンドに突き刺さるホームラン。山田がこの時期
       に今期1号というのは意外。

 長 田(巨) 4回に坂元から嬉しいプロ1号。場内放送で長田のホームランボールを拾った
       人はプロ1号の記念すべきボールなので返して欲しいと言っていたが、返って
       来たのかな?

 河 原(巨) 8回の1イニングに登板し、ヒット1本と四球2つで満塁のピンチを招くと内
       野ゴロの間に1点を献上。ストライクが来ていたかと思うと急にボールを連発
       するなど不安定な内容。とくに低めの変化球のコントロールが良くなかった。

おまけ
 加 藤(巨) 9回2死から畠山が三ゴロを放つとマウンドに向かい掛けるが、吉川の捕球が
       ミスになるのを見ると『コケ芸』を披露。お茶目な一面を見せる。

熊谷公園野球場データ
 両翼90m、中堅120m、内野−土、外野−天然芝


  ■掲示板@2軍愛■