LAKE TROLLERS FISHING REPORTS
2003年 7月12日  丸沼 塩谷敦、奥覚、打越秀一

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「丸沼に現われたねずみおとこ??」

初釣行だった丸沼は惨敗でした。夜半大雨の中、環湖荘のPに到着。塩谷師匠は深い眠りの中。程なく打越が到着し、暫しの歓談。
やがて雨も上がり、真新しいエレキをボートにセットし仮眠。4時半の受付終了後、スタートフィッシィング。
先週の菅沼のごとく、爆釣かと思いきやピクリ当りが無い。色々試すが結局ノーフィッシュで終了してしまった。今回はがヒットルアーがアワビ系みたいでしたが、持っておりませんでしたので、今度ゲットします。改めて奥深さを感じると共に、ますますのめり込んで行きそうです。
話は変わって、昨日注文していたSonixのSF−800L魚探が到着しました。またこれも手段の一つとして、ビッグフィッシュを狙っていきたいと思っております。


丸沼初釣行の奥選手

購入したばかりのエレキでトロール

丸沼 Trout Fishing on July 12th
By Shioya大物釣師

関東北部の山岳地帯に「大雨洪水警報」が出た釣行前夜、「丸沼」に向かう我々を金精峠で出迎えたのは、路上を川のように流れる沢水と、バケツをひっくり返したようドシャ降りだった。「流石、北関東の豪雨!」と感心する一方、自然の猛威に行く手を阻まれつつ、ワイパー全速・スピード最徐行でどうにかこうにか無事「丸沼・環湖荘」に到着した。一瞬にして湖畔亭裏の小川を激流に変えた大出水には閉口したが、私は「雨男」ながら「嵐を呼ぶ男」ではないので、狂ったような大雨は間もなくあがり(当然)、タックルの下準備をしてから、環湖荘の風呂で疲れを癒し仮眠をとった。翌朝は半沈没状態と化した岸辺の手漕ぎボートに溜まった水の汲出し作業から、今回の「丸沼TroutFishing」は始まった。

丸沼・環湖荘URLは次のとおり。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~marunuma/onsen.htm


梅雨晴れの丸沼、新緑が目映い

 天候くもりのち晴れ、気温15-25℃、水温17-20℃、無風ベタ凪のコンディション。前夜の嵐がウソの様だ。標高1400mの山上湖「丸沼」を取り囲むタケカンバ、白樺、ブナの原生林は新緑が鮮やかに輝き、雨上がりでチリひとつないシャキッとした空気は、その美しさを一層素晴らしい風景に仕上げている。


丸沼

丸沼−朝
今回の参加者は、丸沼初挑戦・初マイエレキ・トローリング2回目の「ねずみ男・奥」と、昨年丸沼で62cmのブラウントラウトをマグレで釣り、波(調子?)に乗る「ウッチー打越」、それに私の3名=3隻だ。気合が入っているウッチーは、一番受付で4時30分に出船し、いきなり46cmのニジマスを流れ込み表層でゲット! その後も立て続けにアタリがあるらしく「朝一から忙しくてしょうがないです!」と大喜びしている。ルアーは毎度のアワビスプーンだ。5時すぎにゆっくりと出船した私は、ウッチーの状況を確認後、エラ沢沖で不慣れなエレキ操船で右往左往している奥選手のところへ近づき情報収集すると、奥選手には「まだアタリがない」とのことだった。

塩谷トロール中

トロール中


狙いは表層!?

予め仕入れた最新情報から、当日は「沖目の表層狙いがベスト!」と判断し、発電所沖を走り回ったが、流し始め早々に40p虹鱒が釣れた以降はヒットが全然ない。ウッチーもその後沈滞したらしく、6時過ぎにはポイントを沖に移動してきた。「ベタ凪の丸沼」は、午前7時までトロールしたが無反応だったため、バッテリー電力の節約を兼ね、湖ど真中に奥選手と船をとめ、「太陽が上がって魚のやる気がでる」と見た8時までは、静かな湖上で朝食をとりながらキャスティングを試みることにした。

湖上Breakfirst

静寂のon the Boatで摂る朝飯の味は格別で、先ごろ「釧路湿原の谷地坊主が迷いこんだ」と言われる東京・広尾「HanezawaGarden」の優雅でハイソなDinnerを凌駕している。どこか荒々しい中禅寺湖や、船数が多い箱根芦ノ湖とは一味違い「プライベート・レイクのような丸沼」は、リッチでゴージャスな雰囲気を存分に堪能させてくれ、とりわけこの日のように静かな湖上コンディションにおいては、魚が釣れても釣れなくても、ほとんど関係なく気分は最高!となる。

ここまでノーフィッシュの奥選手も、ボート上でコンビニ弁当を食べキャスティングする顔から、思わず白い歯がこぼれる。しかし奥選手の顔は、「ゲゲゲの鬼太郎のねずみ男」に本当によく似ている。彼のこのニックネームは、幼少の頃からの付き合いらしく、小学校・中学校・高校・大学時代そしてPressentCompanyと、常に廻りのナイスガイから「ねずみ男」と、そう命名されているらしい、事をこの場で合せて紹介しておくこととしよう。


ねずみ男?トロール中


虹鱒51cm、ウッチー&大物師

丸沼初挑戦のねずみ男に、「湖攻略のウンチク」を傾けながら二人でキャスティングを繰り返していると、発電所沖から「イヤイヤその後ダメです・・・」と言いながら近寄ってきたウッチー艇が、我々の目の前で突然ヒット!!。ウッチー艇は我々と合流すべく船のスピードを落とし左に旋回したタイミングでの左舷ロッドのヒットで、トローリングでは良くあるパターンである。 ロッドの撓りもまずまずでなかなかの大物のようだ。いい機会なのでウッチーのランディングテクを真近でトクと見物することにした。「打越―、バラスなよー!」と私、「なっ、なーにを言うんですか?ぼっ僕、もっと大きいの釣ったトキありますから、大丈夫デス!」といつもの薄笑みで答えるウチーは嬉しそうだ。ヒットした虹鱒のパワーで、ウッチー艇がわずかながら魚の方に流される、いい光景である。グッドファイト数分後、無事ランディングしたのは,虹鱒51cmで、この日の最大魚(この時点)だった。タナは浅め、ルアーは角(中禅寺で拾った)との事だ。


打越選手

打越ヒット!リーリング中!



   このヒットが8時前、「よーし読みどおり活性があがったぞ」と、我々もトローリングを再開し、しばらく3隻で湖を数周流したがアタリがない。その後私は牛舎跡流れ込み沖の「ササ濁りと綺麗な水の際」に狙いを定め重点的に攻めていたところ、9時に46cmの虹鱒をゲット、続いて9時30分に51cmの虹鱒を白蝶貝スプーンで釣る事ができた。

「丸沼の虹鱒」は、この日使用していた“Fenwick-FS106C-M”の柔らかめトローリングロッドを大きく絞り込み、「バシャ、ゴボッ・・・」に次ぐ「大潜行」を惜しみなく演じ、グラスロッドでの魚とのヤリトリを存分に楽しまさせてくれる。FenwickのMでランディングする「50オーバーの丸沼虹鱒」は、従来のカーボンロッドなら「60アップに匹敵する釣味」を堪能させてくれ楽しさ倍増である。カーボン派の貴兄には、喰い込みが良く・バレ難く・エンジョイアブルなFenwickグラスロッドへの転向を是非オススメします。Fenwick(ティムコ)URLは次のとおり

http://www.tiemco.co.jp/products/trout/rod/fenwick/fg_trollingrod.htm


虹鱒51cm

虹鱒51cm

塩谷ボート内

塩谷GPS魚探


昼食反省会と戦略Meeting

1個目のバッテリーが限界に達したので、10時過ぎに船着場に戻り、湖畔亭横の特設会場でビールで乾杯! フロントの星野さんの表敬訪問をいつものとおり受けての昼食タイムをとった。午前の反省と午後の攻略談義に花が咲き、コレまでノーヒットのねずみ男は、食い入るような眼差しで「丸沼の主」星野さんの話に聞き入っていた。「ふむふむ、なるほど・・・、なんやそうやったんか、ホンマの話、ワレ・・・」。

丸沼では現在「年間大物賞」を開催しており、虹鱒の部(現在最大66.0p)、ブラウントラウトの部(最長51.0p)、岩魚の部(最長52.5p)、サクラマスの部(最長52.5p)の記録となっている。期間は11/10まで、HPLinkの我がレイクトローラーズとしては、是非チーム内から入賞者がでるよう頑張りたいものである。「丸沼環湖荘・大物賞」の案内URLは次のとおり。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~marunuma/oomono.htm

食後、初丸沼のねずみ男のために、環湖荘を案内した。緑美しい芝生、天然石の巨大テーブル、広いエントランス、応接間の虹鱒剥製・・・。萩原支配人に挨拶し、館内ツアーを終えた関西アングラーのねずみ男は、大自然にそびえ立つ「環湖荘」の優美堂々たるタタズマイに感服の息を呑まされ、「あっちゃ〜!ごっつぅ凄いとこやんけ。関西にゃーこんな所ないねん、コッチゃーいいにゃー、ワレ」と、思わず一言もらしていた。


ランチタイム(打越、奥)

ランチタイム(奥、塩谷)

環湖荘

塩谷、奥、打越


久々のブラウントラウト

午後の部は13時30分に再出船し、17時30分までトローリングを楽しんだ。昼の太陽が出て気温が上昇すると、表層水温は一時20℃まで達し、さらに厳しいコンディションとなった。(注:流入河川から流れ込む水は10℃前後と低いうえ、いたる個所から湧き出す伏流水はキンキンに冷たく、表層水温が高くてもトラウトの遊泳層は浅め、と他湖の概念と異なる)

日がやや西に傾きかけた15時30分、流れ込み沖合い20ydを夜行貝で攻めていた私の右舷ロッドに、手漕ぎボートの向きを変えられるナイスヒット!があった。「ウォーシ!」と、即効でランディング体制に入ったものの、深く出していたもう一方のロッドが根かかり気味に・・・。「やばい!」片手でヒットロッドを持ち、足でエレキを操船、根かかりロッドを少しづづ回収したがヒットした魚が残り0.5色のリーダー手前まで来たところで、綱引き状態になり簡単に巻けない。「これはでかいぞ!」それではと、全身全霊をヒットロッドに向けたところで「フッ・・・」と針が外れ痛恨のバラシ!!、「・・・うーん!!!・・・チクショー・・・」。午前中の51cm虹鱒に比べ遥かに重かった魚は、虹鱒ならば60cmオーバーか?、が、バラシた魚の話をする時は両手を縛っておけ!なのでやめておこう。

残念であったが魚の喰いが立ったのですぐに気分を切り替え、引続き同ポイントを同じタナでトロール再開。すると17時、同じ夜行貝スプーンに今度はブラウントラウトがヒットだ。今期他湖も含め「全般的に不調のブラウントラウト」なので慎重にやりとりし無事ネットイン。全長40pながら朱点がきれいなブラウンだった。


ブラウン40cm


最終結果

ウッチー打越:ウッチ−は、午後虹鱒を3匹釣り上げたがサイズは40p台どまりで、結局、虹鱒51cmほか40cm台中心の虹鱒・計6尾。

ねずみ男奥: 初挑戦の丸沼の洗礼を浴びる結果となったが、綺麗な丸沼の景色にはいたく感動し、「くっそー、また来たろやんけ、ワレ!」と、次回リベンジを硬く硬く誓っていた。

塩谷大物師: 虹鱒51cmほか40cm台中心の虹鱒+ブラウントラウト40cm・計5尾


真木ハンドメイドルアーズ

丸沼からの帰り道、宇都宮の「真木ハンドメイドルアーズ・真木工房」にウッチーを連れ立ち寄った。「姫マスシリーズ」の最終仕上げ段階で多忙なビルダー真木氏だが、製作の手を休め、しばし中禅寺湖・丸沼他の最新情勢を交換した。真木氏はトラウトルアーのみならず、スモールマウスやソルト用ルアーも手がけており、目下山のようなオーダー対応に忙殺されている(目下、桧原湖スモールマウスバスでは、真木ルアー/スモールマウススペシャルが大ブレイク中!その製造過程は写真のとおり。SMSPは現在入手困難な超レア物である。注:写真フックはバーブレスに交換中)一方で、既に新作・来期製作への旺盛な創作意欲をみせていた。

ちなみに先ごろ完成した新製品「SLV90ヒメマス(SL=スライド)」は、マッチョなボディから独特の泳ぎを醸し出し、近々大ブレイク間違いなし!と予測されている。今回その水中でのスイム画像を撮影したので添付する。なお「SLV90ヒメマス」は、1週間前の「菅沼」で虹鱒56cmが釣れ、今回の丸沼釣行の前日に立ち寄った激タフコンの「中禅寺湖」でも、レイクトラウト51cmをゲットする等、早速その実力を如何なく発揮している。これから量産体制にはいるので、同シリーズの「SLVワカサギ」ともども、MarketDebutが待ち遠しい一品である。真木ハンドメイドルアーズのURLは次のとおり。(http://www.ucatv.ne.jp/~makilure.sea/index.html


塩谷(左) 真木さん(右)

SL III ヒメ

乾燥中

真木SMSP製作過程

真木ミノー 新作 SL III ヒメ 泳ぎ@

真木ミノー 新作 SL III ヒメ 泳ぎA

おまけ・前日の中禅寺湖

 丸沼の前日に立ち寄った「中禅寺湖」のトローリング結果をコメントします。

釣果は、釣れた順に、@ヒメマス38p(チップミノー・60yd・八丁)、Aホンマス27cm(角・60yd・八丁)、B虹鱒35cm(デビル・30yd・本つが)、Cブラウントラウト25cm(真木SL70ワカサギ・70yd・フランス)、Dレイクトラウト51cm(真木SLV90ヒメマス・100yd・大尻沖)の5尾で、各種1尾づつの五目釣りとなった。

この日は、小寺ケ崎、ホンマス・ムーチングの60ydで、今期中禅寺湖最大となるレイクトラウト90cmが釣れた様だ。中禅寺漁協URL参照。

http://tyuzenjiko.tripod.co.jp/03oomono.htm

80-90cm級レイクトラウトが少なめの今年ではあるが、やはりいるところにはいます。梅雨寒が長引く今年、50cmアップのホンマスともども、中禅寺湖の大物トラウトシーズンは、まだ暫く続きそうである。


レイク51cm

レイク51cmと真木ミノー新作SL III ヒメ

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