天和山

【山行日】2003年2月9日
【天候】曇り
【メンバー】10名
【コース】天川村和田より登る
【コースタイム】和田発電所9:28 川瀬峠11:45 12:30天和山ピーク13:30 川瀬峠13:54 15:35和田発電所

昨年に2度登り今回で3回目になるこの山は、前夜の仲間からのお誘いメールで急遽決定!おもいがけなくも10名ものネット仲間が集合しました。山はガスで展望も無く、あるのはお寒いギャグばかり。こんな1日でしたが、はたして少しでも感動があったのか、あるいは「2度と来たくないわ〜い」というつまらない山だったのか。天和山の報告の始まり始ま〜〜〜り。

集合場所である黒滝村道の駅への集合時間は8時半。和歌山から来るので、登山口へは直接集合するといAちゃんを除いて全員が集合すると、早速車3台で天川村は和田という集落にある郵便局の駐車場に車を置きました。Aちゃんはすでに到着していてこれで全員集合です。おなじみのHさんは遠く尼崎からの集合。そうそう、MさんもTさんも遠くでしたね。

朝が早かったので登山前の体力補給にと、超地元のNさんから戴いた串コンニャクと草餅をお腹に納める人も。私は比較的朝食が遅かったので、戴いた2つの草餅は左右の胸ポケットに入れます。それを見ていたHさん、良からぬことを想像してか、さっそく私の胸の膨らみを触りにきます。オイオイあんた女性じゃろうが〜(ーー;)

草木に付いた雨でズボンがビショビショになったという、前回の経験をしっかり覚えていた私(エライ)は、今朝方まで降り続いたであろうこの山では今日は雨具は絶対必要と、最初から雨具のズボンを履いての出発です。発電所の横から山道に入ると朽ち果てた木が登山道に埋まっていて注意が必要です。尾根に沿って鉄塔があり、この下を忠実に辿ってゆくという言わば、鉄塔ルートともいう道で1つ目2つ目とその下を通って順調に高度を稼いで行く我々。今日は比較的気温も高いので、休憩のたびに1枚づつ上着を脱いでゆき、挙句の果てはシャツ1枚になった人も多い。何度目かの休憩時にはザックをおろしたそのシャツの背中からは皆湯気が上がっていました。自宅を出る時から履いていたタイツを、出発直前に暑いだろうと脱いできた私(またもやエライ)。

天気予報が外れたのか、スカッと晴れにはならず行く手にはガスがあります。快復傾向なのでそのガスも徐々に上にのぼっていってるようにも思えますが今日の山頂からの大峰の山々の展望は諦めたほうがいいかもしれません。そんなことを考えながら進んで行くと前方に白く凍った沢がありました。「うん、沢なんてあったかな?」と一瞬思いましたが何しろ冬場のこと。地下から染み出した水が凍るということもあります。でも確実にルートが間違ったと思ったのは、前を行くメンバーからこの先、倒木があって進み難いとの声が聞こえた時でした。

そういえばもまだまだ鉄塔の横を進まなければならないのに一向に鉄塔が現れません。ルートを間違ったと判断して引き返しましたが、恐らく30分以上はロスタイムをしたようです。間違ったと思われるところまで戻った分岐には矢印で天和山と記されていたのですが、その向きが悪かったので先頭を行くメンバーが確認できなかったのが原因のようでした。ともあれ正規の道に戻ると今度は急登になりました。

フウフウ言いながら登り終えると天和山と滝山への分岐です。左に取ると直ぐに川瀬峠の表示がありました。尾根歩きになると急に寒くなって、雪の量も増えてきたようです。しかし昨年12月にはあった樹氷も今日はまったく見られません。いくつか小さなピークを越えて最後の急坂を登り終えると、やっと天和山のピークに到着です。記念撮影の後、すこし先の比較的平坦なところでの昼食。遅い出発だったのと、ここまで時間がかかったので今日はこれから滝山へは行かずに、登ってきた道ではない川瀬峠から直接下りる道(郭公さんが昨年12月に通ったらしい)で下山することを決めました。

さてその下山です、川瀬峠を右に取って下りはじめると、登りのルートとは違って急坂ではありません。しかしあまり登山者が通らないのか道は不明瞭です。アイゼンを外したりしていると、私を含めた4人と前を行く6人との距離が開いてしまい、しかも道が分からなくなりました。「お〜〜〜い、どっちの方向に下りたらええの〜〜????」と声をかけると下から「こっちや〜」の声はしますが、やはり道は不明瞭。それでは!と声のする方向へと直接下りると、これが何とヤブ。しかも雪はないものの、滑りやすいのなんの。恥かしながら私2メートルほどお尻でズルーと滑落してしまいました。

ともあれ合流して尚も進むと、またもや行く手には倒木がありました。やっとの思いで進むと、なんと凍った沢が・・・・・・・・・・・・・・・・・・
賢明は読者はもうお分かりでしょう。そうなんです。ここがあの登山時に間違ったと判断して引き返した場所そのものでありました。 ということは朝そのまま進んでいても我々は山頂に立つことは出来たんです。

それにしても昨年12月にこのコースを歩いたという郭公さん。あんたここを通ったのなら、なんで登山時に「このままで行けるよ」と教えてくれなかったの? まあ私もシッカリと登山ルートを覚えていないので、あまり人にエラそうに言えたものではありませんが・・・・・・・

ともあれ見覚えのある朝の鉄塔ルートの道に戻りあとは下るだけと思っていたら、登りはそうでもなかったものの下りでは滑ることこの上ありません。あっちでズルッ、こっちでズルッ。挙句の果てはスッテンコロリンでストックがポキッと折れた方も。散々な目にあいやっとの思いで下山できましたが、メンバーのズボンのお尻や裾はドロドロだったのは言うまでもありません。

帰りは黒滝村にある御吉野の湯へ。ここにははジャグジーがあります。某メンバーから「ジャグジーって何?」との声に「ひねったら水道水の出るヤツ」と答える私。すかさずよこから「それは蛇口」と郭公さん。あんたええツッコミしてますやん。

展望には恵まれなかったが、いつものように楽しい仲間とつかの間の友情を感じた1日でした。幸いな事にこんなつまらない山・・・というような言葉は聞けませんでした。温かい湯に腰まで浸かった後、「フー」と一つ溜息をついてから、ゆっくりと肩まで入る。冷えた体を完全に解凍するには10分を必要としました。そして浴槽で肩を並べながら、好天の日の天和山再チェレンジを誓ったのでありました。

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