鯛の巣山
島根県仁多郡仁多町福原上(1020m)

2000.09.17 快晴
今回 初登山 となる記念すべき山は斐伊川水系阿井川 および 深野川 の源流となる 鯛の巣山 となった。
阿井川の水源を二分する
猿政山(さるまさやま)の西に位置し、以前から" いつかは鯛の巣山 " が頭から離れなかったが、その願いが叶う日がとうとうやってきた。
しかも山の名前が 鯛の巣山 となれば、真鯛 大好きな私にとって、この山を制して初めて真鯛も制することができるのでは?という アホ な考えが頭の何処かに潜んでいるのである。

鯛の巣山
鯛の巣山
島根県仁多郡仁多町福原上より望む

台風一過で天候は 快晴、風も吹き涼しめの門出となった。
出発予定時間の8時になっても同行者の
出迎えが無い!
こりゃ絶対寝てるぜ! の予感的中!
「迎えに来いコール」の連絡が入る。
仕方なしに同行者宅へわざわざ出向き、ついでに以前に録画を頼んでおいた 甲ケ山
沢登りビデオ鑑賞会 が始まってしまった。

それはともかく、鯛の巣山へ向かわねばならぬ! いざ出陣!
出雲市内を出発したのが時既に9時30分近く、この先一体どうなることやら。。。
出雲市内から
県道26号線(通称: 斐伊川土手 )を斐伊川本流沿いに遡り、一路、三刀屋町(みとやちょう)のコンビニまで向かう。
ここ数日の雨で、先日まではカラカラだった斐伊川も、今は幾分水量が戻ってきているようである。
しかし、時既に 禁漁期間 誠に残念無念。。。

ほどなく三刀屋町内のコンビニで食料を買い求め、国道341号線 へ入り、仁多町方面へ向けて移動を再開
ここ341号線は短い区間で 三刀屋町〜木次町〜吉田村 と、ころころと町名が変わるので誠に紛らわしくて仕方が無い。

深野トンネル を抜け、ケアポート吉田 交差点から吉田村方面へ向け右折する。
この道は慣れたもので、
深野川へ釣行する折の定番ルートである。
道と並行して流れる深野川は比較的渓相は良いのだが、水量が非常に少なく、不思議と渓魚がいない川である。
それはともかく、暫しで吉田村別れの交差点で進路を仁多方面へとる。
ちなみにこの交差点を右折すると吉田村の中心地へ、また直進(右前方)すると
芦谷渓流釣り堀 へ行くことができる。

斐伊川 おろちループ方面へ 深野川合流点
斐伊川本流 国道314号線より仁多方面へ 深野川沿いに吉田村方面へ

暫しで 鯛の巣山登山道入口 の比較的新しい看板が目に入り、これより新道へと入る。
残念ながら我が愛車のオンボロ ナビゲーションシステム には本道は載っていないのである。

新道を快適走行すると間もなくで本来の朽ち果てそうな 登山道入口 の看板に出会う。
ここより仁多町の 福原上地区 まではあと僅か
目の前には本日の目的地である 鯛の巣山 山頂が大きく立ちはだかってみえている。

登山道入口看板 朽ち果てそうな登山道入口看板
登山道入口 案内板 登山道入口 案内板

出発からおよそ1時間で登山道入口まで到着
駐車場が無い(後で解ったが、ここより林道を登った先に広い駐車場がある)ので、林道入口の路肩へ駐車
案内板を眺めながら、
鯛の巣大滝 を探してウロウロしていたら、登山道整備工事現場にぶち当る。
山頂に向けて
簡易モノレールが張り巡らされていた。 森林伐採!森林伐採!

時刻も既に11時、いよいよ登山開始
広めの林道を散策しながらボチボチ歩き始めると、足元には
ブナの実?やら山桃が転がっている。
深野川の源流と思われる小さな沢の沢音が心地よく心を和ましてくれる。
案内板2
林道入口
案内板 広めの林道入口 深野川の源流?

しばらく林道を登ると、ありゃま〜、あるじゃないの、広い駐車場が。。。
案内板には
ツキノワグマゴギの文字も。。。
当然のこと
熊よけの鈴は準備万端!というより渓流釣り師の必携品なのだから。。。
入山者の心得を熟読?し、備え付けの杖を手にいよいよ
獣道へ突入!
鯛の巣大滝 は下山後に拝見することにしよう。
登山道入口 登山者の心得 ゴギの看板も
登山道入口 おっと ゴギ 入山者の心得

先を歩く足取りも軽快な同行者、そりゃそうだろッ!遅刻したんだから!
釣りで地磯歩きの多い私にとっては結構楽?かも。
それもその筈、手ぶらに杖付きなのだから。。。
ほどなく大岩が眼前に。。。デカイ!
登山道入口
途中の大岩
まだ足取りも軽い先を行く同行者 デッカイ大岩が出現

ようやくのこと3号目まで到着
これこそ源流の小沢
途中で同行者が
おNEWの登山靴 のため靴擦れを訴える。
物は
舶来物の高級品らしいが。。。
なんと、ここで
同行者と登山靴を履き替え、高級品に足を通したが、 重〜い!
これじゃ足も痛くなる訳である。
やっぱり
日本人は日本製の靴が合っている。ちなみに私は超ド偏平側である。
3号目 3号目の小沢
やっとのこと3号目 深野川の源流

靴を履き替えたまま、休憩地点まで他人の靴で登ってきてしまった。
休憩地点の
こうもり岩 にようやく到着
休憩用のベンチに越しかけ、長めの
コーヒータイム
辺りは
ブナ・ナラ林が群生し、誠に奇麗!この上無く大・大・大感動!
秋の紅葉の時期には再度、来てみたいものである。
こうもり岩1 こうもり岩2
巨大なこうもり岩 こうもり岩周辺

休憩し過ぎてチトだるい
これより勾配も次第にきつくなってくる。
しかし、ここまで工事用の簡易モノレールが。。。
湧き水で足元が滑るのか、
が設置してある。
登りでは役立たずでも、下りにはかなり重宝するのであろう。
この時期になると山野草も少なく、目に付くのは小さな花
だけ
山頂まで延びる簡易レール 鎖 山野草
こんなところにまでレールが。。。 比較的新しめの 名前が解らない?山野草


山頂まであともう僅か
頂上付近にもブナ林が目立ち、またしても大岩に出くわす。
山頂への看板 山頂周辺 山頂間近の大岩
頂上への看板 しかもレールはまだまだ続く。。。 頂上付近にまで大岩が

いよいよ先が見えてきた。
山頂の尾根道まで登ってきました。
想像していたより結構 楽 かも?
しかし。。。頂上にまで工事現場があろうとは。。。
ここまで、なんと2時間強、1時間40分の行程を30分以上もオーバーするとは。。。
山頂の尾根 山頂
頂上の尾根 頂上へ到着

頂上からの大パノラマ PareT
頂上は樹木を切り開いた狭い広場
360°のパノラマは望めないが、遠くに
日本海宍道湖、そして大山までがはっきりと見渡せる。

残念なことに、大万木山に三瓶山は見られない。
眼下の福原上地区 彼方に出雲ドーム 山郡山系 遥か彼方に大山
真下の登山道入口方向 か彼方の出雲ドーム 大東方面の山郡山系 遥か遠くにそびえる 大山

大パノラマ PartU
よく釣行する阿井周辺がはっきりと眼下に入る。
ビールで乾杯!&遅めの昼食

思わず飲み過ぎて出来上がってしまった同行者はその場でお昼ね。。。予は満足じゃ!で、いかにも幸せそ〜な寝顔
阿井地区 上阿井地区 猿政山 酔っ払い!
阿井集落 上阿井の阿井川から内谷川 東尾根には猿政山 出来上がってしまった同後者

十分過ぎるほどに休息し、下山に入る。
下りは楽チンだが、予想以上に
膝が笑っている。。。
山岳渓流釣りで鍛えた足腰?も全く役に立っていない。

本日初めて別の登山者に出遭う。広島から5−6人の登山者であった。
途中でこうもり岩の上から三瓶山を眺める。
登山者 三瓶山
広島からの登山者 こうもり岩の上から眺める三瓶山

僅か1時間で下山完了
膝がかなり笑っているが、大滝を見なければならない。
登山道入口から林道を再び歩き、鯛の巣大滝 まで僅か5分ほどで到着
阿井川支流
半谷川の源流の沢が流れる音がする。
高低さのある見事な2段滝ではあるが、いかんせん水量が少ない。
鯛の巣大滝 鯛の巣大滝 帰路で撮影
鯛の巣大滝 鯛の巣大滝
また来よう 鯛の巣山

帰りは木次町の新しくできた温泉 おろち湯ったり館で汗を流す。
湯上りの一杯といきたいところだが、車の運転があるので、ここはグッと
我慢!我慢!
仕方無いので、お決まりの腰に手を当てての木次瓶牛乳を一気飲み!
本日はお疲れ様でした。
おろち湯ったり館 おろち湯ったり館
露天風呂もあり、まさしく湯ったりくつろげる 日曜日なのか人が多い